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GigaLANDISK並びに、LANDISK Teraの家庭向きの低価格モデルである。
2007年11月現在、シングルドライブのHDL-GSシリーズと、4ドライブで構成されるHDL-4シリーズが存在する。
HDL-GSシリーズの登場を持って、旧LANDISKシリーズのラインナップを引き継ぐ、シリーズとなった。
*HDL4-Gシリーズ [#n77c7168]
株式会社I-O DATA機器の家庭向けRAID対応ネットワークハードディスクドライブ。
位置づけはHDL-GT/GTRの機能を制限した廉価版。
HDDのホットスワップ、USBポートの数、利用可能なRAIDモードの現象、eSATAの削除等を行い、サポートコストを含めたコストの削減を行っている。
HDDのホットスワップ、利用可能なRAIDモードの減少、eSATAの削除等を行い、サポートコストを含めたコストの削減を行っている。
本体はHDDの大きさに余裕を持たせた程度とかなりコンパクトに設計されているが、主基板、HDDを4台内蔵するため、見た目のイメージよりはずっしりと重い。
電源は外に出されACアダプタになっているが、写真掲載されることが少ないが、こちらはかなりの大きさがあるので、設置の際には考慮が必要。
HDDをスピンダウンする機能はあるが、省電力のためで、空冷ファンは従来機と違い停止しない。またスピンアップ時にドライブ間でタイムラグがあるため、スピンダウンからの復帰には単体のドライブを搭載したものよりも時間が掛かる等はHDL-GTと同様。
ファンは回転数が変えられるとはいえ、シロッコファン2基が回り続けるため、そこそこの音がつねにすることになる。
ファンは回転数が変えられるとはいえ、シロッコファン2基が回り続けるため、そこそこの音が常にすることになる。
放熱については、縦向きに設置されたHDDの空間を下のスリットから上へと煙突効果+ファン、側面のアルミ筐体に対する熱伝導と放射により行われるが、密度が高いこともあり、熱設計としての妥協点の温度は高めに設定されていると考えられる。
ブラウザ経由のメニュー自体は凝ってはいるが、ハードウェアに対し、処理の重い設計になっているようで、反応速度に関しての評判は余り良くない。
後に、通販専用の、初期投資を抑えられる、HDDを2台のみ搭載したモデルも製造、出荷されている。
後に、通販専用の初期投資を抑えられる、HDDを2台のみ搭載したモデルも製造、出荷されている。
HDL-GSシリーズに搭載された新機能については、後日アップデートによってHDL-4シリーズにも追加された。
*HDL2-Gシリーズ [#n6e40302]
HDL4-Gを元に、HDD二台で構成されたファンレスモデル。
基本的な機能はHDL-4シリーズと同等である。
放熱はフィン状になった内側のヒートシンクに頼っており、ファンの騒音は無い物の、注意書きに持ち運びや、HDD交換作業時に動作している同製品に触れることでやけどの可能性に言及しており、かなりの温度になると思われる。
*HDL-GSシリーズ [#j69d437a]
HDL-Fシリーズの終息を受け、低価格帯のラインナップとして追加されたモデル。
筐体は外付けHDCシリーズと類似した横長筐体を採用。内部HDDインターフェイスはSATA接続の3.5インチであり、HDL-4で不評であったACアダプタではなく、電源は筐体内に内蔵されている。
静穏性にも配慮をし、個体差による唸りや構造的に騒音を発していたシロッコファン2台から、日本電産製冷却ファン一台となり、ファンそのものはWiiで採用されているものと同様であるという。
#include(I-O Hack/LANDISK Home/ハードウェア,notitle)
#include(I-O Hack/LANDISK Home/ソフトウェア,notitle)
インターフェイスは更に削減され、Gigabit Ethernet、ストレージ対応のUSB2.0ポートが一つのみ。フロントにはステータスLEDのみしかない。本体にはBタイプのUSBコネクタと思われる物が見えるが、現時点では端子としての表記はある物の、製品では利用できないため、OEM元の基板のデザインによる盲腸であるか、事後対応での機能拡張となると思われる。今後については不透明であり、ハックの結果によっては何らかの用途が見いだせる可能性も存在する。
Windows/Mac用のバックアップソフトがパッケージには添付される。
機能としては、ボタンの削減、ポートの削減に伴い、USBポートはデジカメ等からの連携に特化され、ファームウェアにも新たに「フォトアルバム機能」を搭載し、PCからのWebブラウザのほかPS3、DLNA対応TV、Wii(Webブラウザ経由)からHDL-GS内の写真の閲覧/整理/アルバム作成が可能になっている。
「デジカメコピー機能」、iTunesサーバーとしての利用などは、継承された。
HDL-4シリーズ同様、リモートバックアップ機能やHDD増設機能、プリントサーバー機能は削減される形となった。
設定画面のインターフェイスも変更され、不評だったレスポンスの悪さも軽減されているようである。
ドライブがシングルであるため、きちんとバックアップさえとられていれば、HDL-4よりもRAID処理もなく、安定した運用が望めると考えられる。
全体として、ほぼ同じ構成のハードウェアになったため、その機能の割り切りと多機能さ等による価格設定、差別化を図る方針に変化したようである。