[[Vintage Technics 愛好会/インテグレーテッドアンプ(プリメインアンプ)]] **Technics SU-V10 仕様 [#d729fb7e] |型番|SU-V10| |発売年 (発表年)|1979年(S54)(※要確認)| |価格|198,000円(標準価格)| |定格出力|120W+120W (20Hz〜20kHz 8Ω 0.003%), 160W+160W (20Hz〜20kHz 4Ω 0.007%), 120W+120W (1kHz 8Ω 0.0003%)| |全高調波歪率|0.003% (20Hz〜20kHz 定格出力,-3db)| |TIM歪|測定不能| |出力帯域幅|5Hz〜100kHz (T.H.D 0.01%)| |周波数特性|ストレートDC時:DC〜20kHz (+0dB -0.1dB), DC〜150kHz (+0dB -3dB), viatone:2〜150kHz (+0dB -3dB)| |S/N比 (IHF-A)|110dB (ストレートDC時)| |残留雑音|300μV| |ダンピングファクタ|100 (8Ω)| |負荷インピーダンス|main or remote:4〜16Ω, main & remote:8Ω〜16Ω| |入力感度/入力インピーダンス|MM:2.5mV/47kΩ, MC:100μV/47Ω, tuner aux tape:200mV/47kΩ, main in:1V/18kΩ| |phono最大許容入力(1kHz RMS)|phonoMM:250mV, phonoMC:10mV| |プリ部T.H.D(20〜20kHz)|MM→rec out:0.0015%(5V out), MC→rec out:0.005%(5V out), tuner aux→pre out:0.005%(1V out)| |phono S/N比(IHF-A)|MM:2.5mV入力時:90dB, MC:250μV入力時:80dB 100μV入力時:72dB| |phono 周波数特性|20-20kHz (RIAA±0.15dB)| |トーンコントロール|treble:20kHz(ターンオーバー2kHz時)+7.5〜-7.5dB, bass:50Hz(ターンオーバー500Hz時)+7.5〜-7.5dB)| |ターンオーバー周波数|treble:2kHz 4kHz 8kHz, bass:125Hz 250Hz 500Hz| |フィルター|high:7kHz (-6dB/oct), subsonic:20Hz (-12dB/oct)| |ラウドネスコントロール|VR, -30dB:+7dB (100Hz)| |ミューティング|-20dB| |プリ部出力電圧|pre out(定格)1V, pre out(最大)7V, rec out 200mV| |電源電圧|AC100V (50/60Hz)| |消費電力|300W| |寸法|W:471, H:172, D:420 (mm)| |重量|23.0Kg| ※カタログデータです。 **オーナー、元オーナーコメント [#jd39d7b4] #ref(SU-V10_C01.jpg,nolink,center) ''記者コメント(by 平面蛙 2007.04.22)'' 初代newclassAアンプの先頭バッターでプリメインアンプのフラッグシップ。 数ヶ月置いてV8とV6が発売された、ちょっと外観的には一台だけ違和感のあるアンプ。 何を隠そう、SU-8075という一世代前のDCアンプとほとんど同じフロントパネルで 木枠付けて置物度をアップした感じの外観です。木枠はずしてnewclassAロゴ消したら 遠目に見たらわかりません。(w)ボリュームコントロールやトーンボリューム 各種スイッチ形状が微妙に後のV6-8っぽくなっています。微妙に操作は硬い感じ。 内容的にはSU-8099(99A)のNewclassAバージョンと言って差し支えありません。 内部回路はジャンパけっこう飛んでるんで苦労の後が偲ばれる。 この機械自体の修理経験は無いのでおそらくメーカー出荷からの物だろうね〜。 ロットによっては基盤のリビジョンが違うかも。(未確認) パワー、プリ段の回路を完全独立で扱っているので、パワーアンプ、プリアンプとして の使用も可能。phonoアンプは後のV9ほど多機能では無いものの単品売りしてたMCアンプ SU-300MCに近い作りで内蔵としては一級品。アナログプレーヤーで聞く人ならV9含めて 今でもお勧めですよ。ちょっと他の機器との相対的な設置位置に苦労すると思いますが。 あとは書き続けると長くなるぐらいの低歪立化と高能率大出力をうたっていました。 SU-V8購入から5年ぐらい経って中古購入したもんで、SU-V8が壊れたときにバトンタッチ させました。非常に音の切れがよく、小音量でもゆったり聞けるチェロ音、耳障りのよい ブラスなどスピーカにもよると思いますが優等生的音です。 現在、SU-V8の修理が終って今度はV10のほうが修理待ち・・・ #comment