[[Vintage Technics 愛好会/インテグレーテッドアンプ(プリメインアンプ)]] **Technics SU-V8 仕様 [#ladfae4b] |型番|SU-V8| |発売年 (発表年)|1979年(S54)| |価格|99,800円(標準価格)| |回路方式|newclassA方式,シンクロバイアス回路,ストレートDC&BR;コンセントレーテッドパワーブロック採用| |定格出力|110W+110W (20Hz〜20kHz 8Ω 0.007%)| |全高調波歪率|0.003% (20Hz〜20kHz 定格出力,-3db)| |TIM歪|測定不能| |出力帯域幅|5Hz〜100kHz (T.H.D 0.02%)| |周波数特性 (ストレートDC時)|DC〜20kHz (+0dB -0.1dB), DC〜150kHz (+0dB -3dB)| |S/N比 (IHF-A)|106dB (ストレートDC時)| |残留雑音|550μV (ストレートDC時)| |ダンピングファクター|60 (8Ω)| |負荷インピーダンス|main or remote:4〜16Ω, main & remote:8〜16Ω| |入力感度/入力インピーダンス|MM:2.5mV/47kΩ, MC:170μV/47Ω, tuner aux tape:150mV/47kΩ| |phono S/N比|MM:2.5mV入力時:88dB, MC:250μV入力時:71dB| |phono 周波数特性|20-20kHz (RIAA±0.2dB)| |トーンコントロール|treble:20kHz (+10〜-10dB), bass:500Hz (+7〜-7dB), super bass:30Hz (0〜+12dB)| |ターンオーバー周波数|treble:2kHz, bass:500Hz, super bass:150Hz, 75Hz| |フィルター|high:7kHz (-6dB/oct), subsonic:20Hz (-12dB/oct)| |ラウドネスコントロール|VR, -30dB:+7dB (50Hz)| |ミューティング|-20dB| |電源電圧|AC100V (50/60Hz)| |消費電力|260W| |寸法|W:430, H:153, D:395 (mm)| |重量|15.7Kg| ※カタログデータです。 **オーナー、元オーナーコメント [#fd8a9bc8] #ref(SU-V8_C01.jpg,nolink,center) ''記者コメント(by 平面蛙 2007.04.22)'' 初代newclassAプリメインアンプの中堅機。毛色の違ったV10を除くと一応上位機種。 V6とほぼ同じ見た目なのだがセレクター部にランプを取り付け微妙に派手な外観。 ※国内仕様の場合。海外仕様はランプが無かったらしい。 トーンコントロール部にターンオーバー周波数150Hz,75Hz切り替えのsuperbass搭載。 12分割のグライコレベルの狭い周波数帯域を増幅するので小型スピーカーや中口径 ウーハーを持ち、低音が不足気味なスピーカーの補正に便利。全体にV6に比べ大出力、 低歪率化されている。当たり前だがストレートDCとトーンの切り替えで確実に音が変わる ので、アンプの特性を本当に生かしたいならストレートDCで聞くべし。 ほかのシリーズのアンプは知りませんがスイッチ類にカーボンが溜まりやすく、接触不良 気味ならバラして磨くしか手が無くなる。内蔵MCアンプも内部干渉を考えて作ってる みたいなのでけっこう使えた。但し原則はあくまでMMだね。重量はV6感覚で持ち上げると 腰にきます。8Ωで能率90dB以上のスピーカーと組み合わせればボリュームは時計の9時 ぐらいでたっぷり聞こえます。最近の6Ω、4ΩのHi-CPクラスのスピーカーだったらパワー 不足は無いでしょう。 ※周囲の雑音等にも影響受けますので保証はしません。うちの周囲音は静かな方かと思います。 '79年当時の中堅、入門クラスの国産アンプの聞き比べでターゲットスピーカーのSB-7に 繋いで貰い、リボンツイーター搭載スピーカーにて一番中高音域に芯が有ってきらびやかな 音色だったのと、パネルデザイン、ライムグリーンに光るnewclassAロゴに惹かれて購入 しました。リアル中高生のオーディオ入門者にとって価格的には高い買い物でしたが未だに 私の聞き比べ用マスターアンプになってます。まぁ、これから購入するとしたらこいつより 音質良いのはたくさん有るでしょうから悩むだろうな(w) #comment