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【初心者】液晶 モニタ購入 のバックアップソース(No.2)

//液晶モニターについて

*スレ [#icf269dc]
現行スレ
【初心者】液晶 モニタ購入相談質問スレ23【歓迎】http://c.2ch.net/test/-/hard/1338329245/1

*情報 [#o8624e0f]

■モニタタイプは、2012年現在、16:9比率のワイドが主流。 
16:10比率のワイドやスクエアは数が少なく、価格対性能比が悪い傾向。 
ドットピッチが小さいほど文字が小さくなります。 
モニタサイズに捉われず、ドットピッチとのバランスをよく考慮してモニタを選んでください。 
16:10などのモニタで地デジなどを見るときは、16:9モードがあることを確認してください。 

モニタサイズ、解像度と名称、ドットピッチ(=文字の大きさ)及びアスペクト比率一覧。 
モニタサイズ   解像度      ドットピッチ   比率 
----------------16:9ワイド------------------ 
15.6インチ 1366x768(WXGA) 0.252mm   16:9 
18.5インチ 1366x768(WXGA) 0.300mm   16:9 
20インチ  1600x900(WXGA++) 0.276~7mm  16:9 
21.5インチ 1920x1080(FULLHD) 0.248mm   16:9 
23インチ  1920x1080(FULLHD) 0.265mm   16:9 
23.6インチ 1920x1080(FULLHD) 0.271mm   16:9 
24インチ  1920x1080(FULLHD) 0.276mm   16:9 
27インチ  1920x1080(FULLHD) 0.311mm   16:9 
27インチ  2560x1440(WQHD) 0.233mm   16:9 
---------------16:10比率ワイド-------------- 
19インチ  1440x900(WXGA+) 0.284mm   16:10 
20インチ  1680x1050(WSXGA+) 0.258mm   16:10 
22インチ  1680x1050(WSXGA+) 0.282mm   16:10 
22インチ  1920x1200(WUXGA) 0.247mm   16:10 
24.1インチ 1920x1200(WUXGA) 0.270mm   16:10 
25.5インチ 1920x1200(WUXGA) 0.287mm   16:10 
29.8インチ 2560x1600(WQXGA) 0.250~1mm  16:10 
30インチ  2560x1600(WQXGA) 0.250mm   16:10


■液晶の状態に関する擬態語解説 

(1) ギラギラ、ギラツキ 
液晶素子と表面のアンチグレア処理が干渉して、不均一さが発生して表示がギラつく状態。 
S-PVAパネルの灰色表示で顕著に目立つが、PVAパネルの白表示でも発生する。 
気のせいや思いこみではなく、偏光フィルムメーカーも認識している問題。 
ttp://www.dnp.co.jp/news/1189454_2482.html 
>高精細液晶ディスプレイは、表面フィルムとの組合せによって、画像(画素)にギラつきを生じるケースがあります。 
ttp://www.dnp.co.jp/news/1188869_2482.html 
>既存の防眩フィルムは、高精細な液晶ディスプレイの場合、表面の凹凸形状が充分に微細では無いため、 
画素がゆがんでいるように見え、さらに目に不快感を与えるようなギラツキ感が生じやすく、快適な画質を実現させることが困難でした。 

(2) さらざら、ザラツキ 
AUO P-MVAパネルを使った液晶モニターに見られる。IOデータのLCD-AD202Gなどが該当。 
白画面にしたとき、色の不均一を感じ、ざらついて感じる状態。 
ノングレアパネルを表現しているのではない。 

(3) ツブツブ 
開口率の低いIPS系の液晶モニターに見られる。 
L997がもっとも顕著だが、LCD2190UXiなどでも感じる人がいる。 
画素子間の間隔が広く感じられ、画素子の粒状感が気になる状態。 
目に物凄いストレスを与えることもあるが、気にならない人もいる。 

(4) ツブギラ、ギラブツ、ギラツブ 
ギラギラとツブツブが同時に現れた状態で、LG S-IPSを使用した新Cinema、DELL2005FPW/2001FP等で顕著。 

(5) テカテカ、ツルテカ 
グレアパネル(光沢パネル)を使った、液晶モニターの表面。 
低精度ノングレア(低反射)のようなギラツキは軽減されているが、反射率が高く、写り込みが激しい。 
中には低反射コートを施した製品もあるが、効果は薄い。

■[その他画質関連] 
○輝度安定化 : CCFL(冷陰極蛍光ランプ)バックライトの場合、輝度が電源を投入してからゆっくりと上昇していき、安定するまで結構な時間がかかる。 
輝度安定化は、短時間で輝度を安定させる機能。 
LEDバックライトの場合は不要。 
○ムラ補正 : ムラとは画面の中で輝度や色が均一に表示されていない状態で、液晶パネルの製造工程により発生する。 
ムラは1枚ごとに発生する場所や状態が異なる。 
ムラ補正は、工場で製品1台毎に個別のムラを測定した結果に基づき、ムラを補正する機能。 
○ハードウェア・キャリブレーション対応 : 測色器(別売又はモニタとセット販売)とモニタメーカー製の専用キャリブレーションソフト(ナナオ及び三菱は無料、 
NECは有料)を用いて、自分が設定した目標どおりの発色特性になるようモニタ内蔵のLUTを調整する機能。 
発色の精度に相当こだわる人向け。 
○ICCプロファイル : パソコンからモニタへ同じ色(RGB値)を送っても、モニタに表示される色はモニタごとに異なる。 
ICCプロファイルには、モニタの色空間の特性が入っている。これを活用すると、モニタが違っても、同じ色データがなるべく同じような色に表示される。 
メーカー製ICCプロファイルの精度は今一であり、こだわるならカラーマネージメントツールを購入し、個別に作成する必要がある。 
○白色LEDバックライト : 色域がsRGBの色域と結構ずれている機種が多い。 
発色の正確さを重視するなら、ICCプロファイルを使い、カラーマネージメントを効かすべき。 

(動画関連) 
○倍速 : 通常の60コマの映像から動きを予測した新たな映像を作り出し、2倍の120コマに補間。 
残像感が低減され、動きの速い映像をなめらかに再現。 
○HDCP : HDMI端子にはHDCPという機能が装備されていて、認証できない相手への伝送を防止する。 
PC用に広く普及しているDVI端子にもHDCP対応のものがある。 
これはオマケと考えた方がよい。 
売れ筋モニタでも、HDCP対応DVI-D端子の相性がきつく、ほとんど使えないことがある。 
後で相性が出る恐れもある。 
HDCP対応で使うなら、HDMI端子も装備されている方がお勧め。 
HDMI端子も最終規格は決まっておらず、相性が出ることもあるので注意


■(静止画関連) 
[色域] 
○sRGB : sRGBは、IECが決めた色空間の規格。 
現在のパソコン界の色は大抵sRGBを前提にしていると思ってよい。 
sRGBモードは、モニタの発色がこの規格に沿った発色になるようにしたモードだが、3次元LUT搭載機を除き、精度は今一。 
その上、経時変化によりどんどんずれていく。 
○AdobeRGB対応 : AdobeRGBは、Adobeが決めた色空間の定義。 
AdobeRGB対応は、いわゆる広色域モニタ。sRGBより幅広い色を扱うことができ、主に写真マニアや出版に関わる仕事をしている人などが活用している。 
適切に設定しないと、sRGBを想定した色がド派手に表示される。 

[階調の精度(LUT)] 
LUTとは、ルックアップテーブルの略。 
パソコンからモニタへ送られてきた色(RGB値)情報は、LUTにより変換されて表示される。 
○8bit以下、10bit、12bit以上 : 8bit以下の多くの機種は、工場でキャリブレーション(校正)が行われておらず、発色精度が悪い。 
一部のキャリブレーション済の機種では、ガンマ特性はまあまあ正確になるが、その代りRGB各色256階調から若干間引かれている。 
10bitになると、基本的には、工場でキャリブレーションが行われており、ガンマ特性がほぼ正確で、RGB各色256階調が確保されている。 
12bit以上は、ガンマ特性の精度に相当こだわる人向け。 
○3次元 : 色域を正確に真似るのに必要。かなりマニアックな機能。



■【入力端子】 
(デジタル) 
デジタル接続端子なのでPCからの映像信号を直接利用し、ぼけもなく綺麗に映る。 
○DVI-D : 2012年現在では主流だが、VESAは2014年を目途にDVIを廃止し、DisplayPortへ置き換えていく予定であるとしている。 
○HDMI : 2012年現在、AV機器向けとして主流。機種によっては、HDMI接続はAV機器の扱いとなり、ぼけることがある。 
○DisplayPort : 2012年現在では、今一普及していない。 
○Thunderbolt : 2012年現在では、Apple製品向け。 
(アナログ) 
PCからの信号を一度アナログ変換するため、映像信号がぼやける。17インチぐらいまではデジタル接続とあまり違いが分からない。 
○D-Sub : VESAは2014年を目途にアナログVGAを廃止し、DisplayPortへ置き換えていく予定であるとしている。 

○デジタル+アナログ二系統入力(DVI+D-Sub) : 両方の端子が付いていて接続方法を選べる。 
                       また両方の端子を使って2台のPCを繋ぎ画面を切り替えることができる。 
                       (稀に切り替えできない液晶もあるので注意) 
○デジタル&アナログ二系統入力(DVI-I×2) : デジタル接続もアナログ接続もできるDVI-I端子が2つ付いている。


■TN液晶の固有問題点について 
・TNは視野角が狭くムラも大きいため、細かい色を扱う作業には不向き× 

・視野角が狭い。 大画面機種では端が変色して見えることもある。 
左右の視野角は改善されてきたが、特に下から見上げるような場合の見え方は悪い。 

・輝度が高すぎて下げられない製品、輝度を下げると文字が潰れて読みにくい製品もある。画質調整できる幅は広い方が良い。 
ブライトネス(輝度)を最低に落とした場合 
①まぶしい。(必要な分まで下がらない。) 
②輝度を落とすと、激しくブーン音がする。(インバータ?) 
③発色が著しく劣化。文字を追いつつ、急に絵や動画を表示するときに困る。 
④場面に応じて設定を切り替えたいが、記憶が出来ない、又は数が少ない。 
などの問題があるかどうかをチェックしたい。 
ただし、「①まぶしい」は、異常に明るい店だとうまくチェックできないかもしれない。 
あと、下から見上げる場合の視野角が狭いから、姿勢を崩したり寝転がって見られるかどうか、 
スタンドの調節機能(角度を下に向けられるかどうか)もチェック。 

・ゲーム・動画をメインならGTG中間階調応答速度を重視。OD搭載TN(GtG2ms)を選ぶ。 
動画を見てもゲームをしても、ただのTN5msとは全然残像が違い、見やすい。 
OD機能は、ON・OFFできる方が良い。残像やオーバーシュートが出る製品も存在するので自分の目で確認したい。 

■低コストが売りのメーカーは実際に見ないで選ぶのは危険 
※低コスト以外にも全てのモニタで共通することと言えます。 

おすすめとしてはノングレア。 
IOやLG・ACERの一部グレアは反射防止ARコートしてある。 
ARコートといっても現物は普通に反射するが、いくぶんか疲労低減できるらしい。 
現物を見て判断しよう。 
見られない場合はノングレアにする方が映り込みがないので後悔しないはず。 

ノングレアでもすりガラスのように荒っぽい製品から、ややしっとりした細かい製品までいろいろある。 
(海外パネルのノングレアは荒い製品が多く、ギラツキが発生しやすい。)

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