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かぼちゃスレ@園芸板/病害虫 のバックアップ差分(No.5)


#contents
 
 *主な病気 [#Sick]
 
 ***[[ウィルス病:http://www.sc-engei.co.jp/navi/byoki03.html]]  [#MosaicVirus]
 アブラムシ等によって媒介され、治療方法は無く全てが絶望的になるという恐ろしい病気です。気温が高い時ほど発生しやすく症状が酷いようです。原因となる害虫の防除が重要になります。
 
 ***[[うどんこ病:http://www.sc-engei.co.jp/navi/byoki04.html]] [#PowderyMildew]
 掛からない方が珍しいかも知れませんが対策をすれば深刻な被害にはならずに済む病気です。日頃から予防をしっかり行って出来るだけ発生させないようにしましょう。多湿または高温乾燥の環境で発生する事が多いようです。特に降雨後は注意が必要です。
 
 -泥はねを防止する
 -風通しを良くする
 -予防に適した殺菌剤を使用する
 -草勢を低下させない
 
 
 *主な害虫 [#Pest]
 
 ***[[アザミウマ:http://www.sc-engei.co.jp/navi/gaichu02.html]] [#Thrips]
 開花後の花弁に多く見られます。カボチャの場合は大きな被害になる事は少ないようですが大量発生した場合は対策をした方が良いでしょう。
 
 ***[[アブラムシ:http://www.sc-engei.co.jp/navi/gaichu03.html]] [#Aphid]
 直接的被害よりもウィルスを媒介する事が問題です。まずは寄せ付けない事が肝心で虫が嫌う反射マルチやシルバーテープを使って避ける方法などがあります。可能なら防虫ネットで覆うと良いでしょう。特に生育初期は重要です。
 
 ***[[ウリハムシ:http://www.boujo.net/handbook/newhandbook1/%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%82%B7-6.html]] [#CucurbitLeafBeetle]
 幼虫が根や蔓を食害し深刻な被害を与える事があるため株元に産卵されないようにします。幼苗の頃はキャップや防虫ネットで覆うと良いでしょう。成虫は発見次第捕殺します。
 
 ***[[ウリキンウワバ:http://www.boujo.net/handbook/newhandbook1/%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%83%AF%E3%83%90-2.html]] [#PlusiaPeponis]
 大きく育つ程に被害が拡大します。一度の産卵で何匹も発生する事があるので早期発見・早期対策が必要です。小さいうちに発見して葉裏に[[BT剤:http://www.greenjapan.co.jp/qa_bt.htm]]を散布すると殆ど被害を受けずに済みます。
 
 ***[[カボチャミバエ:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%90%E3%82%A8]] [#FruitFly]
 幼虫が花を食害し開花期には雄しべを食べて受粉の妨げになります。果実に入られると大抵は腐りますが、腐らなかった場合は収穫した実の中からウジが出てくる事があります。人工受粉の手間を掛けられる場合は産卵されないように蕾の時点で水切りネットなどを使用して覆うと良いでしょう。雌花は果実の肥大始めまで保護すると安心です。地域によっては棲息していない場合もあるようです。
 幼虫が花の内部を食べて受粉の妨げになったり果実に入り込んで腐らせたりします。場合によっては腐らずに収穫した実の中からウジが出てくる事もあります。人工受粉の手間を掛けられる場合は産卵されないように蕾の時点で水切りネットなどを使用して覆うと良いでしょう。雌花は果実の肥大始めまで保護すると安心です。地域によっては棲息していない場合もあるようです。
 
 ***[[コナジラミ:http://www.sc-engei.co.jp/navi/gaichu15.html]] [#Whitefly]
 一度増えると防除が難しく、アブラムシと同様にウィルスを媒介する事があるので寄せ付けないようにします。
 
 ***[[ハダニ:http://www.sc-engei.co.jp/navi/gaichu22.html]] [#SpiderMite]
 高温期になると発生しやすくなります。極小なので葉裏を凝視しないと発見できませんが、吸汁被害を受けると葉に黄色い斑点が現れます。ハダニは繁殖サイクルが短く、卵が残っていると再発生してしまうので繰り返し発生する場合は卵にも効果があるダニ用の薬剤を使うと良いでしょう。
 
 
 *農薬について [#Pesticide]
 
 一口に農薬と言っても科学薬品だけではありません。食品添加物として使われている物や納豆菌の一種など[[有機農業:http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/index.html]]で使用可能な[[特定農薬:http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_tokutei/about_tokutei.html]]という物もあります。無闇に恐れず正しい知識を持って正しく使いましょう。
 
 薬剤は「かぼちゃ」または「野菜類」の適用がある物を選びます。家庭用として販売されている製品は単価が非常に割高である事が多く、使用量によっては非家庭用を購入した方が得な場合があります。展着剤を加える指示がある物は必ず使用(他の薬剤と混用する事で不要になる場合もあります)しましょう。
 
 ***使用回数制限がない薬剤 [#NoLimit]
 
 うどん粉病の予防
 -[[微生物防除剤:http://www.biseibutsu.jp/microbe/index.html]]
 -無機硫黄剤
 
 うどん粉病の治療(発生初期)
 -気門封鎖剤
 -炭酸水素塩剤
 -なたね油乳剤
 
 アブラムシやハダニなどの殺虫
 -気門封鎖剤
 
 イモムシの殺虫
 -BT剤
 
 製品名は[[グリーンジャパン - 農薬情報:http://www.greenjapan.co.jp/noyak.htm]]に掲載されている以下のカテゴリの物が参考になります。
 -微生物農薬
 -天然物
 -BT剤(微生物薬剤) ← 一部で制限あり
 -天然物由来の薬剤 ← スピノエースは制限あり
 
 
 *リンク [#Link]
 
 -[[病害虫・生理障害 関連リンク集:http://riss.narc.affrc.go.jp/disease/link.htm]]
 -[[農薬登録情報:http://www.acis.famic.go.jp/searchF/vtllm000.html]]

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