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こなた「おーい!ながもーん!」☆ のバックアップソース(No.1)

[[ハルヒ「ちょっと!かがみ!」]]

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 08:18:33.12 ID:dgBpqLtN0
ハルヒ「ちょっと!かがみ!」☆
かがみ「ちょっと///キョン!」☆
キョン「おい、泉」☆
こなた「おーい!ながもーん!」☆
長門「柊つかさ。ちょっと」☆
つかさ「ねぇねぇ、古泉君ー」☆
古泉「高良みゆきさん。よろしいでしょうか」☆
みゆき「あの、朝比奈さん。」☆
みくる「あの…あきら…さま?」☆
あきら「谷口ぃ!」☆
谷口「おーい、白石ー!」☆
白石「涼宮さん、ちょっと…」☆

ここは涼宮ハルヒの憂鬱とらき☆すたのクロスオーバーSSスレです

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 08:20:52.12 ID:QhBL1C+bO
>>1乙

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 08:23:50.85 ID:of+1KUuZO
さあ始まるザマスよ

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 08:24:31.24 ID:DPHVXTUO0
イくでガンスっ

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 08:24:35.24 ID:yll0oxQ40
このスレは涼宮ハルヒの憂鬱とらき☆すたのクロスオーバーSSスレです。



●初代スレはかが×キョン、今はカップリングは問わずに募集してますよ。 古泉
●えっと、これ以上作品をクロスさせるのはなるべくならよしたほうがいいかなぁ〜。 つかさ
●荒らしには反応しないほうがいい……反応したら情報連結を解除する。 長門
●次スレを立てるときは、
  ハルヒ「ちょっと!かがみ!」☆
  かがみ「ちょっと///キョン!」☆
  キョン「おい、泉」☆
  こなた「おーい!ながもーん!」☆
  長門「柊つかさ。ちょっと」☆
  つかさ「ねぇねぇ、古泉君ー」☆
  古泉「高良みゆきさん。よろしいでしょうか」☆
  みゆき「あの、朝比奈さん。」☆
  みくる「あの…あきら…さま?」☆
  あきら「谷口ぃ!」☆
  谷口「おーい、白石ー!」☆
  白石「涼宮さん、ちょっと…」☆
●このローテーションにそってやりなさいよ!? かがみ
●ここではジャンルは問いません! この中にギャグ、シリアス、ラブストーリーが書ける人がいたらあたしのとこまで来なさい! ガチホモは自重しなさいよ! ハルヒ
●投下する際には空気を読んでくれ。あと、長編はなるべく書き溜めしてまとめて投下っていうのがいいな。長編投下以外でコテをつけるのは勘弁してくれ。 キョン
●まぁまぁみんな気軽に投下してくれたまえ〜。sage進行でまったりといこうヨ、あたしもチェックしにくるヨ。 こなた

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 08:25:13.52 ID:yll0oxQ40
こちらがまとめです。
http://www36.atwiki.jp/kagakyon/pages/1.html
みゆき


こっ、こっちが避難所でしゅっ!
http://yy55.60.kg/haruhitorakisuta/
みくる


これが携帯用だぜ!
http://same.u.la/test/p.so/yy55.60.kg/haruhitorakisuta/
谷口
●スレが立った時にはなるべく>>1乙は控えてください! あきらさまが怒ってしまいますから…… 白石
●最後に、テンプレ、次スレ名は常に最新版を確認して貼ってね☆ 間違えたら……わかってるわよね? あきら

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 08:27:14.36 ID:uISAteGYO
>>1
おれは
つかさのよめ

8 名前:あれ?俺空気読んでなかった?[] 投稿日:2007/08/09(木) 08:27:53.43 ID:yll0oxQ40
                         ___/ ̄ ̄ ̄\ 
                       /  / / ̄ ̄ ̄ ̄\      
                      /    ̄         \  
                    /    □           \   
                   // ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄\     |       
                   |// ̄\ ∨ / ̄\  \  /\    
                   //(・)   /  /(・)   >   | | ∩| 
                  / \_/   \__/   | |∪| 
                  l::::::::: ∠            /   \/ 
                  |:::::::::r〜‐、          /   / 
                  |:::::::::))ニゝ          /   / 
                  |:::::::(_,,        /   / 
                  !:::::  ""       /   /    
                   `ヽ、__,,,,........,,,,_∠__/
                       〕;;;;;;;_/
         / ̄ ̄ ̄ ̄/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |\
        /       / |               |  \
      /       /   |   フ ン ガ ー   |    \
       ̄ ̄ | ̄ ̄      |               | ̄ ̄ ̄
          |_____|___________|
                    |  _|_
                    \__ \
                     /  / /
                    / / /
                   / | /
                 / /レ'
                (   ̄)  
                  ̄ ̄

9 名前:もってけ大三元 ◆BZe2SoTGBo [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 08:39:30.47 ID:YFR6nqEwP
まともに(エアーマンを)倒しなさいよ!

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 09:00:12.00 ID:OlC6DmpVO
>>1乙

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 09:12:59.03 ID:VoGxKElh0
誤解がないようにこれだけは言っておく!!




>>1乙

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 09:22:25.46 ID:12PPUns+0
俺もそろそろ長編完成…しない。
まだ半分しか書けてないのに40kb超えてる俺orzしかもgdgdオワタ

13 名前:まとめの奴 ◆NFIES/B/fU [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 09:33:46.86 ID:xmk05QbzO
二日酔い…死ぬ…

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 09:34:21.20 ID:xmk05QbzO
なんでコテいれてんだよ…

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[age] 投稿日:2007/08/09(木) 09:47:14.98 ID:xmk05QbzO
おちちゃうよ

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 09:50:11.66 ID:dgBpqLtN0
保守

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 09:52:21.20 ID:xmk05QbzO
速きこと風の如し

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 09:52:49.93 ID:xmk05QbzO
静かざること林の如し

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 09:53:18.41 ID:xmk05QbzO
攻めきこと火の如し

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 09:54:29.78 ID:VoGxKElh0
また聖地巡礼のようです


ttp://www3.uploader.jp/user/harulaki/images/harulaki_uljp00002.jpg

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 09:54:34.02 ID:xmk05QbzO
動かざること山の如し

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 10:03:16.13 ID:yQTxcpSxO
>>20
DIO様何してはるんすか…

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 10:07:50.34 ID:dL2s+VJjO
>>5
谷川スレのテンプレっぽいなw

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 10:27:49.28 ID:BAMj9gsh0
知り難きこと陰の如く

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 10:28:25.34 ID:WGwDkaqBO
待ち焦がれてたよ
<<ありがとう>>

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 10:29:29.84 ID:BAMj9gsh0
動くこと雷霆の如し

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 10:39:52.36 ID:12PPUns+0
フラグを折ることキョンの如し

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 10:40:16.01 ID:UDuLkQQW0
>>1乙

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 10:46:11.98 ID:A9SM4qJ2O
仕事サボりつつ☆ゅ

三分嫁は不評だからやめます。

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 11:01:04.03 ID:UDuLkQQW0
hoshu


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 11:05:34.45 ID:re7QgkbPO
スレ立ったんだな。
保守

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 11:10:03.92 ID:UDuLkQQW0
>>12
まだ、スレも始まったばかりだ
おまいさんの作品くらい余裕でかきこめるぜ
you投下しちゃいなよ

>>29
それを辞めるなんてとんでもない

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 11:11:43.90 ID:12PPUns+0
>>32
書いたのはいいけど…書いてたら急に短くなる予感
下手したら45kb位で終わるかも
はいはい、どうせgdgdですよ。下手ですy(ry

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 11:12:34.90 ID:ryOwOAQoO
新スレ探すの苦労した・・・
と言うわけで保守

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 11:18:29.04 ID:9hHuyxb8O
☆で検索すればすぐだぜ
>>1おつ

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 11:26:56.44 ID:UDU2I5eL0
ほ

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 11:27:33.48 ID:FwZNe8qgO
保守

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 11:33:45.26 ID:UDuLkQQW0
>>33
首を長くしてまっとるから
おまいさんが納得できたら是非投下してくれ

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 11:36:58.02 ID:12PPUns+0
>>38
トンクス!書きあがったら投下してみまs

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 11:49:14.76 ID:rQXfWA+bO
ほ

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 11:50:47.82 ID:UDuLkQQW0
も

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:00:53.13 ID:UDuLkQQW0
☆

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:06:52.06 ID:ZBnok/rrO
フジヤマ登りつつ保守
10分間書き込みがなければここで一度もSSを書くことなくROMに戻る

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:08:33.74 ID:DDM6c4QiO
だが断る

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 12:09:20.62 ID:re7QgkbPO
阻止

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:09:31.32 ID:UDuLkQQW0
それはさせない

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:12:35.74 ID:12PPUns+0
おkSS書きあがったぜ
さっきまでは半分くらいかと思ってた俺の読みの甘さは…
投下してもおk?長いが

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:14:29.01 ID:jMlJ4fzk0
>>47
かむかむ

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:14:38.54 ID:dL2s+VJjO
──閉鎖空間──

古泉「く、今回の神人は手強いな、しまった!やられる…!」

バゴーン!

古泉「…助かった」
谷口「ワリィ、待たせたな!」
古泉「いえいえ、実戦部隊長のあなたが来たからにはもう安心です」
谷口「ああ、1分でカタをつける。みんなは援護に回ってくれ」
古泉「了解」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:15:04.59 ID:UDuLkQQW0
支援

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:15:35.34 ID:DDM6c4QiO
>>47
カモンwktk

52 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:17:43.88 ID:12PPUns+0
トンクス!投下します。
朝倉「ちょっとかがみ!」の>>221の続き。

「しかし、ハルヒ。去年もだったが…勝手に入っちゃあいけないと思うんだが…」
「そんなこと言ってたら、ここで凍え死んじゃうわよ!?」
「そうですよ。このままでは、守るべき人と一緒に凍ってしまいます。
 ここは、この館に入らせていただきましょう。」
「…問題ない。この館には誰も居ない。」
「ほら、有希もこういってるんだし!入るわよ!」
「ちょ、ちょっとまて!」
「お邪魔しまーす!」
ハルヒを先頭にみんな入っていく。
でも、キョンは入ることを渋っている。
「おい、古泉。入ったら出れるか分からないんだぞ?」
「しかし、このまま体力の消耗を待つだけでは本当に凍え死んでしまいます。
 それなら、この館に入ることを誰でも選択するでしょう。これは緊急事態なのです。
 …それに、あなたと話したいことがあります。」
「…分かったよ。」
古泉君の説明でキョンは渋々了解したみたいで、館に入っていった。
私は最後に入った。館の中の暖かさが身をつつむ。
そして、ドアを閉める。
後ろ手にドアを閉めたんだけど…、ドアが閉まったその瞬間に手からドアノブの感触が消えた。
私は恐る恐るドアを見る。
そこには、ドアノブのついていないドアがあった。

53 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:20:57.77 ID:12PPUns+0
>>52

「この館、去年と同じね!」
「ああ…嫌な予感も同じだな。」
青ざめた顔をしたキョンがいう。
「…そう。貴方の考えは間違っていない。」
「やはりそうか…。」
「取りあえず今年こそ誰かいるかもしれないわ!探しに行くわよ!
 今年は、つかさとこなた付いて来て!バカップルの2人はほっときましょ!」
「ほーぃ。」
「分かった〜。」
バカップルの4人、ね…。

「さて、涼宮さんがいなくなりました。早速お話しましょうか。
 まず、かがみさん、みゆきさん。落ち着いて聞いてください。」
「古泉、かがみにはもう粗方話してある。」
「では、みゆきさん、皆さん。
 これは僕の感覚なのですが、ここは普通の異次元空間ではありません。敵意が存在しています。
 僕と朝比奈さん、長門さんに。」
「い、異次元空間ですか?」
「みゆきさん、信じられない気持ちは十分に分かります。しかし、これは本当なのです。ね、長門さん。」
「そう。貴方なら理解できるはず。こんなに歩いてもロッジに到着できず、雪が止まないことからも。
 この旅行…合宿に来る前には、これほどの吹雪を起こす大きな低気圧は日本近海に存在していなかった。」
「じゃあ、どうしてこんな事に…なったのでしょうか。」
「ですから、ここは異次元。言ってみれば、何でもありなのですよ。」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:23:03.58 ID:UDuLkQQW0
支援

55 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:23:45.04 ID:12PPUns+0
>>53
「そういうことなんだ、高良。かがみも信じられないかもしれないが、これは事実だ。
 SOS団唯一の一般人が言うんだから間違いないぜ。」
うん、キョンのいう事なら信じるわ。
でもさ…ちょっと引っかかるんだけど。
「キョン、キョンだけが一般人ってどういうこと?」
「それは…古泉、長門、朝比奈さん、いいのか?」
「僕は問題ありません。聞いておいて頂いた方がいいでしょう。」
「これは規定事項なので大丈夫です。」
「問題ない。」
「そうか…なら話すぞ。
 かがみ、信じられないかもしれないがこいつらは普通の人間じゃあないんだ。
 古泉は超能力者。朝比奈さんは未来人。長門は宇宙人…だ。」
「正確には、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース。
 私の目的は、涼宮ハルヒを観察して入手した情報を情報統合思念体に報告することだった。
 しかし…今は違う。」
「どういうことだ、長門。」
「今の涼宮さんにはもう力は無いのですよ。ですから僕は閉鎖空間に行くことも有りません。
 力はまだ残っていますが…。」
「ハルヒに力が無いって…じゃあ、長門も朝比奈さんも誰を観察してるんだよ?」
「それは禁則なんです。少なくとも私は……。」
「私が話す。問題ない。
 涼宮ハルヒから6ヶ月と14日前に力は別の人間に移った。
 一度は戻ったが、あなたと柊かがみが3回目のキスをしたときに完全に力は消滅した。
 一度目に消滅した力は、貴方を生き返らせるためと柊かがみを2週間時間遡行させるのに使われた。
 二度目に消滅した力は、半分ずつあなたと柊かがみが保持した。
 だから、私達の観察対象はあなたと柊かがみ。」
「「…」」
私とキョンは黙りこむ。
だって、いきなりこんな話されても俄かに信じがたいじゃない。

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:24:26.46 ID:dL2s+VJjO
──支援──

57 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:27:06.72 ID:12PPUns+0
>>55
キョンも流石に意表をつかれたらしく、呆然としている。
「かがみ…お前、時間遡行したのか?」
え、そっちですか?
「うん、キョンが事故で死んだときに。でも、長門さんの協力で何とかなったの。」
「俺、死んだのか?」
「そう。貴方と柊かがみがファーストキスをした直後に。
 貴方の記憶にある事故の発生時間とほぼ同じ。」
「それは僕も知りませんでした。」
「そうだったんだ…あの物凄い時空震と未来への波紋的影響力の波はそれだったのね…。」
「…?」
うん、みゆきは話がわからなくて当然よね。私だって半分しか理解できてないわ。
「…あなたを生き返らせたのは涼宮ハルヒと柊かがみ。
 柊かがみと閉鎖空間にいったのも涼宮ハルヒが望んだから。貴方達に生きて欲しいと。」
「そうか…。ところで、この館はやっぱり…」
「貴方の考えは間違えていない。時間の流れが違うことを感知している。」
…私も理解できなくなったわ…。

「と、言うわけなんだ。」
キョンから詳しい説明をしてもらった。
お陰でみゆきも私も理解できた…と思う。
それにしても、ハルヒやつかさ…帰ってくるの遅いわね。
「ああ、それなら後2時間くらい待たないと駄目だろうな。古泉?」
「去年と同じなら、恐らく。」
「私の体感時間では、この館に入って3時間49分52秒が経過している。
 前回の貴方の体感時間は約30分。今回もそれくらいかもしれない。」
「じゃあ、ここでは時間の流れが全く違うからそれぞれの体感時間も違うって事?」
「それは違います。まとまって行動すれば問題ありません。
 ですから、正確にどこで時間の流れが変わるという事は分からないのです。」
「STC理論も無茶苦茶になっている。朝比奈みくるには感知できるはず。」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:28:09.37 ID:UDuLkQQW0
支援

59 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:30:20.99 ID:12PPUns+0
>>57
「ところで、ハルヒやつかさ、こなたはまだ15分くらいしか経ってないってこと?」
「そういうことなんだろうな、多分。」
…大丈夫なのかしら。
でも、ここで私達の誰かが探しに言って遭難しては話にならない。
怖いしね。
待つしかないのね…。
「一樹さん…私、少し怖いです。」
「大丈夫ですよ。貴方は僕がお守りします。」
……。
「かがみ、俺はお前を守るぞ。絶対。後、長門は無理をしないでくれ。
 今年こそはマジにやばい気がする。」
「大丈夫。今年は事実を知っている神が2人いる。貴方達が何とかしてくれると信じている。」
それって、プレッシャー大きいわね。
神って言われても実感ないわよ…。

「ただいまーっ!!
 探したけど誰もいなかったわ。」
大声を出しながらハルヒは元気に帰ってきた。
「なあ、ハルヒ。ちょっと聞きたいんだが…。」
「何よ?つまらないことだったらぶっ飛ばすわよ?」
「お前、ここを離れてどれくらい探した?」
「へ?20分くらいだけど。去年と違って探すのが3人だったからかもね!」
「そうか。」
ってことは、去年より時間の流れが無茶苦茶なのね…。
本当にどうやって脱出するのかしらね。

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:31:21.75 ID:nie4CWEq0
支援

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 12:32:57.09 ID:k4y6DjwM0
アッガーレ!

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 12:33:24.69 ID:k4y6DjwM0
アッガーレ!

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:34:03.86 ID:UDuLkQQW0
wktk

64 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:36:18.35 ID:12PPUns+0
>>59
「とりあえず、寒いからお風呂入りましょ!
 キョン、かがみ。あんたたち先にお風呂入ってきなさい。
 次は古泉君とみゆきね!」
ちょ、ちょ、ちょ、ちょっとと待ちなさい!突然何を言い出すのよ!
「何よ、そんなに真っ赤になって。付き合ってるんだから問題ないでしょ?」
「あのな、ハルヒ。」
「も〜ぅ、ツンデレかがみんとキョンキョン可愛い〜」
「こーなーたー!!」
「泉ーーー!!」
「ってことで決定ね。分かったらさっさと入ってきなさい!」
「そーそー!ツンデレ同士、仲良く入ってきたまへ〜!」
「…。」
私とキョンは何も言い返せず、風呂場に叩き込まれた。
もう…あんただって女なんだから恥ずかしいの分かるでしょ!!

さて、脱衣所の前についたんだけど。
「あー…かがみ。かがみが先に入ってくれ。俺はここで待ってるから。」
「いいわよ、もう。見つかったらただじゃすまないだろうしね。
 一緒に入りましょ。」
私は恥ずかしいのを我慢して言う。
「わかった…。」
キョンは渋々頷く。
初めての一緒のお風呂よね。
ちょっと、楽しみかも。

65 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:40:06.92 ID:12PPUns+0
>>64
「キョンって、背中大きいね。」
「そうか?」
キョンの背中を石鹸で擦る。
もしゃもしゃと音を立てながら、キョンの背中を真っ白にする。
「うん、とっても大きい。」
「そうでもないだろ…普通だと思うぞ?」
「そういうのじゃなくて、存在がって。
 うーん、存在の力が零時迷子でどんどん大きくなってるような。」
「零時迷子とは何だかよく分からないが…ありがとう。」
「いいえ、どういたしまして。」
流石にシャナは読んで無かったかな。今度貸して読んでみてもらおう。
それ以前に、どうしてこんなに落ち着いてるのかな。初めてのお風呂なのに。
「かがみは体洗わなくてもいいのか?」
「キョンに洗ってもらうからいいのよ。」
「そうか…って、マジか?」
「マジよ。」
勿論、すこしからかっているけど本気よ。
「…。分かったよ。」
「ありがと。じゃあ、これはお礼ね。」
「ん…って、真に申し上げにくいのですが。」
「何よ?」
「そのー…あの。当たってるんだが…。」
「当ててるのよ。」
「………。」
っもう!何か言ってくれないと物凄い恥ずかしいじゃない!
「かがみ、そろそろ大丈夫だぞ。」
「ん。分かったわよ。」
ちょっと残念だけど、キョンから離れる。

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:41:40.80 ID:UDuLkQQW0
wktkがとまらない

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:47:27.01 ID:k4y6DjwM0
かがみかわいすw

68 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:47:30.32 ID:12PPUns+0
>>65
「じゃあ、今度は私の背中お願いね。」
「わ、かったよ…。何だか無性に恥ずかしいが…。」
「もー!私だって恥ずかしいわよ!」
「分かった分かった。じゃあ、向こう向いてくれ。」
「ん。」
そういって私とキョンはひっくり返ってポジション交代。
「そういや、かがみって綺麗な髪してるよな。」
「そう?今日なんか結構もそもそになってるわよ?」
「ああ、多分猛烈な風の吹雪で水分無くした髪の毛がずっとほっといたから痛んだんだろうな。
 キューティクルが痛んだんじゃあないか。」
「そういえば、夏にみゆきも言ってたわね。キューティクルがどうのって。
 本当、キョンって博学よね。成績は普通だけど…。」
「はは、ありがとな。」
のんびりとキョンは私の背中を洗う。
「あー…気持ちいいわ。」
「どこか痒いところは有るか?」
「無いわねー…。ついでに、髪も洗ってくれると嬉しいな。」
「分かったよ。」
そういって、私はキョンに髪を洗ってもらう。
「キョン、髪洗うの上手ね。男の子なのに。」
「小さい頃、お袋に言われて妹の髪洗ってたからな。まだ感覚が覚えてるのかもしれない。
 妹、うるさかったしな。ここがかゆいー!って。」
「仲よかったのね。小さい頃から。」
「まあな。もう小6なのにまだお袋と風呂に入ってるぞ。」
「そういえば、つかさも中学1年くらいまでお母さんにべったりだったわね。
 だから良い子なのかもしれないけど…。」
「はは、そうなのかもしれないな。」
「ふふっ。」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 12:48:13.38 ID:yll0oxQ40
支援

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:49:27.17 ID:UDuLkQQW0
わっふるわっふる

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:51:15.49 ID:k4y6DjwM0
ふもっふるふもっふる

72 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:53:03.49 ID:12PPUns+0
>>68
本当にのんびりと話す。
だって、ここでの10分はハルヒ達から見れば1分だから。
こういうときは便利よね。
「ふう、かがみ。終わったぞ。」
「じゃあ、次は前ね。」
「ぬなぁ!?」
「冗談よ!もう、キョンったら面白いわね!」
「ったく…。」
キョン、多分真っ赤よね。
取りあえず私達は前を自分で洗う。
流石にキョンにしてもらうのは冗談抜きで恥ずかしい。
冗談にしたら恥ずかしくないけどね。
そして、洗い終わって。
「キョン…。」
「かがみ…。」
「「どうしてこんなに湯船が小さいんだろうね(な)?」」
うん、どうしてか分からないけど…湯船が二人が密着してぎりぎり入れるくらいの大きさしかない。
でも、一人ずつ入ると片方の前が見えてしまう。
「仕方ないわね、諦めて一緒に入りましょ。」
「…わかったよ。」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:54:55.33 ID:DDM6c4QiO
SI☆E☆N

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:57:01.34 ID:yQTxcpSxO
長門「…誰かを助けるのに理由がいるかい?」




支援

75 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 12:57:55.77 ID:12PPUns+0
>>72
ここで大きな誤算があった。
どうして、お互い前向きで入る大きさしか底が無いの!?
一人ずつ入れば余裕だけど、見せ合うほどの度胸は私達には無い。
という訳で、私達は向き合って入った。恥ずかしい…。これならぎりぎり見えないんだけどね。
「あー…その。」
「うん…えっと。」
「は、早く出たほうが良くないか?」
「そうだけど…後30分はここに居ないと、速すぎるってハルヒ達に怪しまれるわよ?」
「そりゃあ不味いが…俺にはこのシチュエーションがきつ過ぎる。
 いや、嫌じゃあないが恥ずかしすぎる。」
「わ、私だって恥ずかしいわよ!!」
ああもう!ほんと、なんでこうなるのかしら…。

「あらあら、お二人とも顔が真っ赤ね?何かお楽しみでもあったのかしら?」
「お風呂でのプレイって、エロゲだと良くあるシチュだしね!かがみん〜?」
だーっ!!ハルヒもこなたも何を言ってるのよ!!!
キョンと私だけじゃなくて、これからお風呂に行くみゆきも真っ赤じゃない!
古泉君は足が凍ってる。比喩じゃあなくて本当に固まって見える。
朝比奈さんは言うまでもない。真っ赤っかっかくらい赤い。
長門さんは、少し微笑んで見える。
つかさ…何かフォローしてよ…。
「とりあえず、ハルちゃん、こなちゃん。ご飯つくろ?おなかすいちゃったよ…。」
つかさ、ナイス!
「そうねー…。みんな、おなか減った?」
「あたしも腕を見せようかね。」
ふう…何とかハルヒとこなたはどこかに行ってくれるみたいね。
いや、この場合キッチンしかないと思うけど。
「では、僕は速めにお風呂を出てきます。」
「わ、私もです!それでは、申し訳ございませんがよろしくお願いします。」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:02:06.24 ID:UDuLkQQW0
しえん

77 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:02:15.99 ID:12PPUns+0
>>75
「あ、ゆきちゃん、そんなに急がなくてもいいよ。美味しいもの作るから、時間掛かるし。」
駄目だ、やっぱりフォローできてない…。
「そうねぇ…古泉君!みゆき!ゆ〜っくりしてらっしゃい!」
「うん、ゆ〜くりゆ〜くりね。りら〜くすした方がいいよ。」
「はあ…古泉君、みゆき。この馬鹿二人はほっといて早くお風呂行っておいで。」
本当にこの二人の思考形態は変態中年親父か。
と、ここで。
「あ、古泉待ってくれ!」
「どうされたのですか?」
「何か、問題でもあるのでしょうか?」
「あのな…」
キョンは古泉君とみゆきに耳打ちする。
すると…。
古泉君は真っ青になって冷や汗を一滴。
みゆきは真っ赤になっておろおろ。
多分、時間が10分の1ってことを伝えたのよね。
古泉君、みゆき…大変だと思うけど頑張って。
何となく思ったことだけど、笑顔で真っ青冷や汗一滴ってすごい表情よねー…。

そして7分後。
恐ろしく疲れた顔をしている古泉君と、顔を紅潮させたみゆきがでてきた。
よく70分(私達の時間では7分)持たせたわね…。
私達は50分が限界だったわ。
ハルヒとつかさとこなたはキッチンに行った。
美味しいものを作るっていってたから、ここに残されているのはいつもの6人となる。

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:02:35.52 ID:jMlJ4fzk0
支

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:07:19.18 ID:UDuLkQQW0
援

80 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:08:10.56 ID:12PPUns+0
>>77
「みゆき、お疲れ様。」
「古泉も大変だったな。」
「いえ…みゆきさんのお話を聞かせていただいてたら、直ぐに時間は過ぎましたよ。」
「つまらない話だったのですが、聞いていただいて嬉しかったです。」
本当に、この二人はベストカップルね。
「時間の流れが違うことが、こんなに大変だとは思わなかったわ。」
「ああ、いろんな意味でな…。」
もう既に4人が疲労している。
あ、そういえば。
「朝比奈さんと長門さんはお風呂入らなくていいの?」
「あ、そうですね。」
「…失念していた。」
「では、お二人で入ってきたらどうでしょうか。湯船は少々狭かったですが…。」
本当に狭かったわよね。
「そう…。朝比奈みくる、それで良い?」
「わ、私は構いませんよ!」
「じゃあ、二人で行って来い。時間の流れが著しく遅いがな…。」
「問題ない。朝比奈みくるの時空間デバイスを使用し時空間を調整してこちらの時間と整合性を持たせる。」
なら私達にも始めからそうしてよ――!!
そう突っ込みたくなる気持ちを抑えつつ、私達は二人を見送った。

「…なあ、古泉。」
「…どうされました?」
「お前、あの狭い湯船…どうやって入ったんだ?」
「みゆきさんと向かい合って入りました…正直、すごく恥ずかしかったです…。」
「やっぱり、それしかないわよね…。」
「そうですね…そういえば、かがみさんも髪を洗っていたいただいたのですか?」
「うん。キョンって髪洗うの上手だったのよ。」
「一樹さんも、上手でした。」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:10:07.21 ID:UDuLkQQW0
支援

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:10:49.22 ID:6mBe4+hXO
支援

83 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:13:19.40 ID:12PPUns+0
>>80
「「ははは…。」」
男二人は笑うしか出来なかったみたい。
そろそろ30分経つから二人も出てくるかな。

そして、私達の時間で60分たった頃。
いつもより少し無表情度が上がっている長門さんと、顔を青くしている朝比奈さんがでてきた。
「遅かったわね、どうしたの?」
「…。」
長門さんは口を開こうとしない。
「た、大変なんです…。」
「どうしたんです、朝比奈さん。」
キョンが聞くにつれ、朝比奈さんは青ざめ度が上昇する。
「長門さんの情報操作能力が…去年の10分の1しか使えなくなったみたいなんです…。」
「だから、この館から脱出できる可能性は去年の10%に減少した。」
……それは青ざめるわね。
「どうして、情報操作できなくなったんだ?後、去年の10%…ということは、マジでやばいんじゃあないのか?」
「敵性勢力によって、確保していた10個の情報通過可能空間を封鎖された。発見されていないのは1つだけ。
 とても小さな情報通過可能空間のため、殆ど情報操作は使えない。」
「…マジか。」
「そう。脱出するときは、貴方達の力を借りるかもしれない。」
「それで脱出できるなら、いくらでも使ってくれ。後、無理はしないでくれ。
 しかし、去年の10%…ということは、マジでやばいんじゃあないのか?」
「そうですね…ここでは僕の能力も使えません。ですから僕は何も力の無い一般人という事なんです。ここでは…。」
「とりあえず、これからどうする?一まとまりになるか?」
「それを推奨する。これ以上、個人の体感時間にタイムラグを作らない方が良い。」
「そうか…。なら、一まとまりになるか。」
「それがいい。」
よく分からないけど…大変な事態だという事は理解できる。
これからどうなるのかしら、私達…。

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:17:05.92 ID:UDuLkQQW0
wktk

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 13:17:59.08 ID:yQTxcpSxO
長門「…悪には悪の救世主が必要」



支援

86 名前: ◆L7FKF5fBuM [] 投稿日:2007/08/09(木) 13:21:07.54 ID:12PPUns+0
>>83
「おーい、ご飯できたわよ!!」
ハルヒがご飯が出来たことを伝えにきてくれたんだけど。
「「「「「「…。」」」」」」
みんな顔が真っ青に近くなっている。
「どうしたのよ、みんなのそんな暗い顔して。折角ご飯作ったんだから、早く食べに来なさいよね!」
「ハルちゃん!手伝って〜」
「分かったつかさ、今行くわ!」
このまま真っ青でいても仕方ないわね。
私達は直ぐに食堂に向かった。少しは手伝った方がいいと思ったしね。

「それでね、すごいのこの館!欲しかった材料が、何でも大きい冷蔵庫に入ってたんだよ〜」
つかさがのんびりと話す。
「でないと、これほど手の込んでいるものは作れないでしょうね…。」
「そうですね。これはバルサミコ酢ですか?」
「そうだよ!本物のバルサミコ酢があって、興奮しちゃった!」
本当にハイテンションよね。そんなにバルサミコ酢がいいのかしら?
何となく気になったので、本人に聞いてみる。
「ねえつかさ、どうしてそんなにバルサミコ酢が好きなのよ?」
「あのね、この前くじらっていう人がしてるお料理番組で紹介された料理がすっごく美味しそうでね、それでね!
 私も作ったんだけどすっごい美味しかったの!」
「それがバルサミコ酢って分わけだったんだ…へぇ。」
なるほど、確かにいろいろと美味しいものもあるけど際立っているのはサラダね。
バルサミコ酢…恐ろしい美味しさね。

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:22:03.29 ID:UDuLkQQW0
バルサミコ酢〜

88 名前:もってけ大三元 ◆BZe2SoTGBo [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:23:37.49 ID:YFR6nqEwP
無かったら米酢でもいいらしい

89 名前: ◆L7FKF5fBuM [] 投稿日:2007/08/09(木) 13:28:02.86 ID:12PPUns+0
バイバイさるさん規制どれくらい時間置けば大丈夫か教えてくれ
>>86
とりあえず私達は食事を終え、またさっきの3人が食器の後片付けをしてくれている。
残っているのは事実を知っているメンバーだけ。
「あの…、これから私達どうなるの?」
見れば、私にわかるほど長門さんは顔色が悪くなっている。
「私が最後の情報操作で、3日後の未来の私と同期した。
 その時の私達は、この館から脱出し…」
「それで?」
「なんとか全員無事だった。しかし、脱出できるのは私の体感時間で今日の深夜。
 しか…」
「どうしたの?…長門さん!?」
長門さんが、体を支えていた芯が氷解したかのように、崩れ落ちた。
「有希さん!?」
「長門さん!?」
「くそっ…長門!大丈夫か!?」
「あ…わ…長門さん、だ、だいじょうぶっですか?」
「大丈夫。このインターフェースは無事。敵性情報に圧迫された。
 これ以上情報操作は出来ない。…あなたと柊かがみに情報操作能力を…渡す。貴方達に賭ける。
 力を、使って。」
長門さんがそう言った瞬間、頭の中が物凄く広くなるような感触が私の中を駆け抜けた。
何となくいろいろな物を感覚だけど、感知できる。キョンも目を丸くしている。
「これで最後。あなたは…彼女を恐れないで、味方。柊かがみ、彼女に力を借り、貴方が助けて。」
長門さんはそういって、床に完全に横たわった。くっ…どうして、長門さんが…。
「長門…さんは、貴方とかがみさんに託したのですよ。
 TFEI端末にとって、情報操作能力を失うことは存在を失うことに近いのです。」
私とキョンは黙り込む。
何かしなきゃいけないのは分かってる。でも、何をすればいいのか分からない。
「あ、あのみなさん。有希さんを、ベットで寝かせた方が…すごい熱なんです。」
「そうですね、みゆきさん。取り合えず、貴方は氷枕を用意してくださ…?」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:31:19.18 ID:UDuLkQQW0
支援

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:33:43.04 ID:6mBe4+hXO
支援

92 名前: ◆L7FKF5fBuM [] 投稿日:2007/08/09(木) 13:35:03.95 ID:12PPUns+0
>>89
古泉君がそう言いかけた時、突然キョンの手が光った。
まるで空中から現れた光る粒子がキョンの手に集まるような感じ。
「…Selecting…make…complete.なるほど。長門の情報操作、わかったぜ。」
キョンは氷枕を手に乗せて微笑んでいた。
…私だけじゃあなくて、他の人も呆然としている。
それは、今まで一般人だった人間が手で氷枕を作るんだから当然よね。
「……あ、長門さんに氷枕を取りあえず使ってもらいましょう!」
朝比奈さんがそういって、やっと私達は自我を取り戻した。

さて、何とか長門さんをベットで寝かせて、また私達がさっきの部屋に戻った。
「キョン、どうなってるの?これ…。」
私は、さっき突然頭の中が広くなったような感覚のことを聞いてみる。
「俺は、情報を構成するやり方…というか、感覚が頭の中に突然浮かんできたんだ。
 こう、色々物体をだすやり方みたいな。全て記憶されてる感覚。
 さっきはゆっくり構成したんだが、最高速度の1000分の1にも満たないと感じてるんだ。」
「そ、そうなんで。私は、うーん…広くなったように感じただけなの。どういう事なのかしら?」
これの問いは、意外な人が出した。
「そ、それなんですけど…私がTPDDを始めて頭の中で感じたときもそうだったの。
 突然頭の中が広くなるような感覚でしたよ。
 その後、TPDDの起動スイッチを入れたとたん、頭の中が一気に情報だらけになりました。
 ですから、どこかにスイッチがあるのかも知れないんです。よく頭の中を感じてください。」
……そんなことを言われましても。
感じるって言っても、どんなことを感じればいいのかさえも分からない。
「TPDDの場合は…えっと、どう伝えればいいのかな?脳内デバイスの伝え方なんて分からないよぅ…。
 あ!えっと、手を出してもらえますか?」
「えっと、これでいいのかしら?」
「じゃあ、少し待ってくださいね。んっ…。」
朝比奈さんが目を閉じた瞬間、私の広くなったような頭の中で物凄い何かが感じられるようになった。
その何かが情報だと気が付き、私はその突然の衝撃に思わず声をあげた。

93 名前:43[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:35:56.08 ID:ZBnok/rrO
SSのカップリングとジャンルで希望するのがあれば

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:38:08.42 ID:UDuLkQQW0
>>93
長編が終わったら安価だすとよろし

95 名前:43[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:42:32.30 ID:ZBnok/rrO
>>94
おk

96 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:44:25.30 ID:12PPUns+0
>>93
すまん…。
>>92
「っわぇ!?」
「だ、大丈夫ですか?!ごめんなさい!TPDDを利用して情報を送信してみたんですけど…。」
「え、えっと。私も良く分からないんだけど、突然頭の中に情報が浮かんできたというか…。
 膨大な情報の整理がつくの。えっと…。」
「そ、それですっ!」
「えっと、今情報の整理が終わったのかな…?例えるなら、1万種類の百科事典の全ての項目を一字一句間違えずに全て記憶しているような。
 何でもこの近くの空間?のことが分かっちゃうの。時間のゆがみもわかる…。」
「かがみ、何か構成してみてくれ。」
「えっとー…。どうすればいいんだろう。こうするのかな…いや、これかな…うん、これね!
 makeing-card,high speed speak mode.」
私がこういった瞬間、目の前に真っ白のカードが出てきた。キョンと同じように、粒子が集まって。
正確に言えば情報が集まって結合していく。こういう表現が正しい気がする。
「これで、いいのかな、キョン…。」
「ああ、これでいい。俺にも感じられるから分かるぞ。」
良かった、これで何とかなるかも。何が何とかなるのかわからないけど…。
「あ、あのですね…かがみさんもなのですが。
 長門さんが情報操作できない空間でどうして何かが構成できるんです?僕には理解できないのですが…。」
「私のTPDDもあまり動作してないんです。なのにかがみさんには時空間のSTC理論のゆがみが分かるなんて…。」
「「いや、俺ら(私達)に言われても…。」」
私とキョンは息をそろえていった。…やれやれ。
「あの…もしかすると何ですけど。何も分かっていない自分がこんなことを言うのがいいのかも分からないんですが、よろしいでしょうか?」
「みゆきさんには何か考えがあるのですか?」
「ええ。さっき、この二人が神だと言われたじゃあないですか?涼宮さんの力が移ったって。
 この二人がそれほどの力を保持しているのなら、ここでもその力を使っていろいろ不思議なことが出来るのではないでしょうか。」
「なるほど、確かに彼らほどの力なら出来るのかも知れません。僕には分かりませんが、それが正解なのではないでしょうか?」
みゆきの理解力に感心しつつ、私達は脱出の時を待った。

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 13:46:58.55 ID:yQTxcpSxO
長門「お前らのSSが読めれば給料なぞいらん」




支援

98 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:50:32.18 ID:12PPUns+0
>>96
しかし、ココで思わぬことが起こった。
「お久し振りね、みなさん?」
突然、青い髪の長い女の人が現れたのよ。
同時に私はこの女に人が何者かわかった。頭の中の情報が自動的に出るような感覚…で、長門さんと同じTFEI端末だと分かった。
「あっ、朝倉?!」
キョンは恐ろしく狼狽している。昔に何かあったのかしら?
「心配しないでよ。私は主流派にうつったの。急進派の無理なやり方についていけなくなって。
 長門さんと同じ派閥。だから私が貴方達に危害を加えることはないわ。」
「あ、あの…」
「何?柊かがみさん。」
「あなたはどうやってここに?異次元空間なのは分かるでしょ?」
「情報統合思念体の力を最大限に使ってね。敵が天蓋領域――つまり、情報統合思念体の敵。
 それらが貴方達に攻撃しようとしてた。黙ってみているわけには行かないわ。
 それに。天蓋領域からの攻撃が始まる前に貴方達には戦い方を覚えてもらわないといけないしね。」
「朝倉さん。申し訳ないのですが…僕の力はここでは使えないのですよ?」
「大丈夫よ。戦うのは、彼と私と柊かがみだから。」
えぇぇぇぇぇ!?
「どうしたのよ?貴方にはもう情報操作能力も備わってるわよ。心配しないで。
 長門さんは攻勢情報を彼に、防御情報を貴方に渡したみたいね。これなら話が早いわ。」
「訳がわからないわよ!」
「朝倉、戦うってどういう事だ?」
「前、私と長門さんが戦ったことあったでしょ?それのスケールアップ版と考えればいいわ。
 勿論、今回は1対1じゃあないわ。多分、1001対3位じゃあないかしら?正に情報戦争ね。」
「1001!?絶対俺達勝てないじゃないか!」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:52:32.19 ID:UDuLkQQW0
支援

100 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:54:36.92 ID:12PPUns+0
>>98
「大丈夫よ。貴方の攻勢情報は統合思念体の10倍、高速詠唱能力は1.5倍。余裕よ。
 かがみさん、貴方の防御情報は統合思念体の20倍。高速詠唱能力は3倍位かしら。
 ちなみに私は統合思念体と同じレベル。思念体から貴方達の補助を任されているから。
 …かがみさんは皆を守るの。ついでに私のダメージも回復してくれると嬉しいな。」
朝倉さんはキョンに振り向き、
「貴方は私と一緒に攻撃よ。」
私達、いや私とキョンはどうやら宇宙的未来的に大変なことに向き合わなければいけないみたい。
朝倉さんが嘘を言ってなどいないことは簡単に分かる。
どうするのかしら。
――――戦争開始まで、後1時間。

「…。」
誰も何も言えずに、時間は刻々と過ぎていく。
時間の流れのゆがみが少しずつ無くなっているのを感じる。
「…取りあえず、最低限のことを説明するわ。」
朝倉さんがようやく口を開く。
「さっきも言ったとおり、貴方と私は攻撃。だから最前線につくの。
 かがみさんは、少し後ろで私達以外全員をカバーできる大きいバリアを構成して。
 私がダメージを受けたら回復して。力が余っているようなら、必要最低限の敵の攻撃を迎撃して。」
「俺がダメージを受けたらどうするんだ?朝倉。」
「それは心配ないわ。長門さんと同じように、貴方も高速機動ができるわ。
 それで回避すれば大丈夫。高速詠唱できるんだから、敵の攻撃もしっかり見えるわ。」
「僕やみゆきさん、朝比奈さんや長門さんは…。」
「かがみさんの後ろでバリアの中にいて。彼女ならとても強度の高いバリアが構成できるわ。」
「分かりました。」
何となく私もどうすれば良いか分かった。
高速詠唱モードをオンにすればいいのね。

101 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:58:19.98 ID:12PPUns+0
>>100
「みんなーっ!」
ハルヒやこなた、つかさが戻ってきた。
「あれ?どうしてココに朝倉がいるのよ?」
「雪山で遭難しちゃってね。貴方達に近い山でスキーしてたのよ。日本の雪は良かったわ。」
「そう。」
そのとき、館の時間の流れのゆがみが完全に消失した。
そして、大きな揺れが全員を襲う。
「きたわよ!!」
朝倉さんの叫びで、戦争が始まった。

即座に朝倉さんが巨大情報操作空間を構成する。
「これで、長門さんもここに来られるわ。能力が無いから貴方が守ってあげてね。」
分かってるわよ。
「随分と余裕ね?どうしたのよ。」
「……全てを感じ取って理解できるからよ。」
「俺もだよ。」
「そう…。そろそろ本番よ。」
何時の間にかキョンの顔から寂しさは消えていた。
そして。

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 13:58:23.61 ID:UDuLkQQW0
wktk

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 13:59:40.78 ID:eiYOl4jxO
wktk

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:02:16.59 ID:6mBe4+hXO
支援

105 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:06:04.07 ID:12PPUns+0
>>101
――――戦争開始。
朝倉さんが高速詠唱を唱える。勿論、私はそれを聞き取ることが出来る。
「Reference from infomation database eject weapon and emergency genocide mode.
 天蓋領域インターフェースの情報連結解除開始!」
朝倉さんは敵の攻撃を受けつつ、敵インターフェースの情報連結を解除する。
取りあえず私は、直ぐ後ろにいる7人に対してバリアを張り、朝倉さんの援護をする。
「Select personal name from memory "Ryoko-Asakura" has damage care started.
 And make a wide area defence barrier.
 High speed closeing enemy weapon destroy start.」
高速詠唱を唱え、一気に敵の攻撃を迎撃する。同時に、バリア内を時間凍結した。こんな光景、誰も見てられないわ。
…すごい量の攻撃ね。とてもじゃあないけど全ての攻撃は迎撃できないわ。
キョンは、既に攻撃の鬼と化している。
「Powormode to enemy interface release from be hostile by infomation connection.
 敵対している広域宇宙情報存在に属するインターフェースの有機情報連結の完全に解除する。」
同時に、32体のインターフェースが連結解除されたのが分かる。
言い忘れてたけど、後ろからも攻撃は来る。
「敵性攻撃の情報連結解除開始。」
私はさっと唱え、朝倉さんを援護する。
そのとき、キョンが物凄い高空から大量の爆発する火の玉を構成して落としてきた。
「かがみ!俺たちにもバリアを張ってくれ!全ての敵性インタフェースにダメージを与える!」
「分かったわ!!」
私は敵性攻撃の迎撃を止め、同時に朝倉さんと私とキョンの周りも情報バリアを構成した。
そして、キョンの攻撃が一気に敵を襲う。
…これで敵性インターフェースは大ダメージね。
「よし、バリアを解除してくれ!一気に勝負を仕掛ける!」
「解いたわ!」
「かがみさん、私のインターフェースを少し再生してくれないかしら!」
「了解!」
今ごろ、外では巨大情報爆発が観測できると思うわ。

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:07:00.31 ID:UDuLkQQW0
wktk支援

107 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:10:08.90 ID:12PPUns+0
>>105
そして、私達の情報戦で残りのインターフェースが10体を切った。
「おい、アイツはなんだ?」
キョンが指差す方には、今までのインターフェースを遥かにしのぐ情報量のインターフェースがいた。
「あれが…九曜周防よ。1000体倒して、ラスボスみたいなものよ。
 あのときの長門さんと同じくらいの強さだと思うわ。でも…油断しないで。」
「ああ、分かってるさ。」
「―――――敵を――――見つけた―――攻撃開始―――」
九曜周防がそういった瞬間、物凄い量の攻撃が飛んできた。
私は、一気に情報封鎖して、今までの数倍の強さのバリアを構成する。
構成直後、攻撃が一気に情報バリアに突撃する。
くっ…保つのが精一杯ね。
「くそ、このままじゃあ負けちまうぞ!!」
「私にいい案があるわ。私に任せてて。
 かがみさん…私のことは、貴方が助けてね!」
その瞬間、長門さんの言葉を思い出した。


気をつけて。


「朝倉さん…まさか。」
「うん、でも、貴方達が再構成してくれるから大丈夫よ。」
「おい、朝倉。待て。おい、待てっ!!!」
「うん、それ無理。だってこのままじゃあ、皆やられちゃうわ。大丈夫。私を信じて。」
そういった瞬間、朝倉さんは弾幕の中に突っ込んでいった。
「おい!!!」
キョンが叫んでいる。
「Cool-Edition mode. 私に接触しているインターフェースを私と一緒に永久情報凍結する。」
「朝倉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:10:14.95 ID:rwDVOorp0
支援

109 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:15:42.70 ID:12PPUns+0
>>107
私は訳がわからず、ただ呆然と見ていた。
その刹那、敵性インターフェースからの攻撃が止んだ。
そして私が見たもの、それは…
朝倉さんが、九曜周防と一緒に情報凍結した瞬間だった。

朝倉さんが情報凍結し、私達だけが取り残された。
「キョン…これからどうすればいいの?」
「取りあえず、最後の敵は朝倉が倒してくれた。ここを脱出して元の空間に回帰できたら、朝倉を何とかしよう。」
「どうやって、脱出するのかしら…。」
「それについては問題ない。貴方達の情報操作能力を私に渡して。後は私が何とかする。」
長門さんは何時の間にか、いつもの表情で私達に話し掛けていた。
「長門…もう大丈夫なのか?」
「貴方達のおかげ。貴方達が天蓋領域からの情報圧迫を解除してくれた。平気。」
「そうか。じゃあ、渡すぞ。」
「私も。」
私とキョンは、同時に長門さんに情報操作能力を渡した。
「ありがとう。それでは今からスキー場に回帰する。目を閉じて。」
ありがとう、長門さん、朝倉さん。
私達は目を閉じた。
そして、目を閉じているのに目の前が真っ白になったとき。
私達はスキー場に帰ってきていた。

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 14:18:43.67 ID:yll0oxQ40
支援

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:19:37.48 ID:6mBe4+hXO
支援

112 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:20:25.19 ID:12PPUns+0
>>109


Epilogue


「どうして、私達そろって記憶が無いのかしら?」
「うーん、夢の中でバルサミコ酢を使った料理を食べた気がするんだけど…。」
「それに関してなのですが、涼宮さん。」
ここからは、去年の解説と同じだ。
事実を知ってるのは、俺とかがみと長門だけだ。
まあ、知ってても仕方が無いが。
長門によれば、
「事実を知っている神がいることは、とても頼もしい。」
との事だ。
やれやれ…俺とかがみが神だとはな。


そして、雪山での一件が終わって。
朝倉さんを何とかしたいという強い要望を長門さんにお願いして、朝倉さんは情報統合思念体本体に送られた。
永久凍結したのを解除するのは、なかなか大変な作業みたい。
でも、
「必ず朝倉涼子は元に戻ることが出来る。心配しないで。」
と長門さんが言ってくれてるし、大丈夫なんだと思う。

そして、迎える新年。
私は巫女服で神社にいる。もちろん、家が神社だからなんだけど。
散々まつりたちに冷かされながらも、私はキョンを待っている。

113 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:23:23.08 ID:12PPUns+0
>>112
今年はお父さんが、
「巫女の仕事、休んでもいいぞ。」
といってくれたんだけど、私は巫女の仕事をすることにした。
そして、いつものようにキョンは少し遅れてやってくる。
「すまん、待たせたな。」
「いいのよ。」
ポニーテールの巫女って珍しいな、とのんびり考えつつも私はキョンと一緒に神様にお願いに行く。

「今年も一緒に幸せでいられますように。」
と、お願いをするために。



Fin

114 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:24:04.42 ID:12PPUns+0
以上です。毎回gdgdですいません…。


115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:24:37.26 ID:UDuLkQQW0
>>113
GJ!!
堪能させてもらった

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:26:22.55 ID:6mBe4+hXO
>>114
乙でした!!!
そんなこと言わないでくださいおもしろかったですよ

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 14:27:14.10 ID:eiYOl4jxO
GJ!楽しかった

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 14:29:21.59 ID:yll0oxQ40
これがgdgdだと!?もっとやれ!!

119 名前:43[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:31:08.73 ID:ZBnok/rrO
>>114
gj
さて安価は…
>>128カップリング
>>138ジャンルで

120 名前:もってけ大三元 ◆BZe2SoTGBo [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:31:31.46 ID:YFR6nqEwP
実家帰るときに消失もってこうかな・・・
いやぁ堪能した!>>113もっともっとだ!

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:32:35.27 ID:jMlJ4fzk0
>>114
乙彼!
上手く出来ててよかったんだぜ

122 名前: ◆L7FKF5fBuM [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:36:53.30 ID:12PPUns+0
みんなありがとう…勇気が出てきた
後、前に投下したほうに致命的なミスを発見したので、修正したのをまとめさせていただきますね。

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:38:18.21 ID:dL2s+VJjO
>>122
GJJJ
やっぱ朝倉さんは愛されてるなぁ

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:42:24.51 ID:6mBe4+hXO
>>122
機会があったらまた書いてくださいね!

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:49:07.41 ID:12PPUns+0
まとめ完了しました。
遅くなったけど支援をくれたみんな、ありがとう!
ではー

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:52:18.95 ID:UDU2I5eL0
お前ら安価無視かwww

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:54:05.05 ID:UDU2I5eL0
一人ksk

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:54:31.47 ID:UDU2I5eL0
国木田×つかさという今までにない新しさ

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:54:55.81 ID:UDU2I5eL0
ksk

130 名前:43[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:55:32.60 ID:ZBnok/rrO
>>128
おk。できるかぎりのことはやる

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:55:34.08 ID:UDU2I5eL0
ksk

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:56:23.90 ID:UDU2I5eL0
ksk

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:57:21.64 ID:jMlJ4fzk0
>>128
お父さんは認めんぞーwww

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 14:58:36.94 ID:UDU2I5eL0
いいや、限界だっ!kskするねっ!

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 15:00:30.70 ID:UDU2I5eL0
ksk

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 15:01:17.80 ID:UDU2I5eL0
ksk

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 15:02:00.45 ID:UDU2I5eL0
カップリングさえあれならジャンルは↓に任せて寝れる

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 15:02:45.75 ID:dL2s+VJjO
ハードボイルド

139 名前:もってけ大三元 ◆BZe2SoTGBo [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 15:02:58.46 ID:YFR6nqEwP
ギャグ

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 15:13:30.13 ID:I52Gw0IO0
>>114
すげえ、すげえよアンタ( ゚д゚)
とても面白かったぜ(`・c・´)b

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 15:14:32.45 ID:dL2s+VJjO
取れると思わなかった
まあ取っちゃった物は仕方がない。さあ、国木田を格好良く書いて貰おうか

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 15:17:37.60 ID:1bkwsOlLO
>>114
gj!かがキョンいいよかがキョン

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 15:17:48.04 ID:G7QzOee+O
職人辛いだろうなこのカップリングにこのジャンルは・・・

144 名前:43[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 15:19:11.99 ID:ZBnok/rrO
>>138
うっはw苦手分野wwww

とりあえず最善は尽くそう

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 15:24:34.03 ID:G7QzOee+O
>>144
がんがれ

146 名前: ◆q1eroUCEuk [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 15:32:52.54 ID:I52Gw0IO0
国木田「・・・もう少し時間をかけてくれないか? つかささん・・・性急過ぎるのは良くないと思うんだ」
つかさ「分かったよ、国木田君がそれでいいなら(私は待ちきれないけどね)」
国木田「ごめん・・・男ってのはどうしても、つまらない事にもこだわりたくなるんだ」
つかさ「いいけどね・・・そういう国木田君も私・・・好きだから・・・」
国木田「すまない・・・つかさ・・・」


つかさ「はい、モーニングセットお待ちどうさま。卵は固ゆでが好きなんだね」
国木田「これがホントのハードボイルド、なんちゃって♪」
つかさ「えへっ♪」

国木田×つかさのハードボイルド&ギャグ
保守

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 15:36:54.30 ID:A9SM4qJ2O
仕事サボりつつ☆ゅ

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 15:50:17.90 ID:I52Gw0IO0
保守

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 16:02:11.48 ID:12PPUns+0
保守

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 16:11:21.11 ID:G7QzOee+O
>>146
そうきたか!
思わずニヤけちまったwww

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 16:31:07.90 ID:DDM6c4QiO
ほし

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 16:35:35.20 ID:dL2s+VJjO
>>144
ガンガレ

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 16:41:36.97 ID:ryOwOAQoO
バイト行ってくる保守

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 16:53:57.72 ID:DDM6c4QiO
保守

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 16:59:17.65 ID:ouXU0oK+0
古泉「四つんばいになって力を抜いてください」
ひより「アナルだけは!アナルだけは!……アッー!」


阪中「めくるめく百合の世界へようこそなのね」
橘「立派なガチレズにしてあげるのです」
ひより「ちょっ、いやっやめ……あんっ……」



ひより「最近、悪夢ばかり見る気が……」

 保守

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 17:06:28.50 ID:pwf9nc7UO
予告通り、こなキョン+長門の喫茶店、投下します。



さて、長門がいるということは、何やら嫌な予感がする訳で、言い争い(?)が終わり、泉が着替えているの合間に俺は長門に話し掛けた。

キョン「長門」
長門「…何?」
キョン「またハルヒ絡みで何かあるのか?」
長門「特に無い。私は泉こなたに助力を申請され、七日間の労働とそれに見合った報酬を用意されている。それだけ」
キョン「そうなのか?」
長門「ただ」
キョン「?」
長門「貴方がこの労働に参加するのは想定外だった」

それを聞いて安心した。もしかしたら情報統合なんたらにまた俺の命が狙われてるからその下準備を〜、とか言われたらどうしようかと思ったぜ
確かに最近の長門は泉と一緒にいる事が多かったし、何やら意気投合していたしな。助っ人を頼むのも間違っちゃいないか……何に意気投合したかとは、敢えて聞くまい。
まあ一週間よろしく頼むぜ、長門
長門「…そう」




157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 17:06:51.17 ID:pwf9nc7UO


こなた「ちょっと!ご主人様ほっといて何タ●サと喋ってるのよ!犬!!」

キョン「うおっ!…って泉かよ」
こなた「おまた〜」
キョン「別に待っちゃいないがね」
こなた「どう?似てたっしょ」
キョン「正直虚をつかれた、……身丈と質量も似てるな」
こなた「なんて失礼なっ貧乳低身長はステータスなんだよ!」
キョン「そうかい…」
こなた「や、これはこれで需要があるんだよ。この前も某ツンデレ委員長のコスやったんだけど、思いの外好評でさ」
キョン「お前が委員長?……いかん、想像できん」
こなた「お客さんは素の私は知らないからね、意外と凄いよ?私のキャラ作り」
キョン「へぇ…」
こなた「中学の頃、なりチャで鍛えたからネ」
キョン「んな事だろうとおもったさ!」
こなた「今思えば、あの時の私はイタかったなぁ…」

などとやっている内に、客が入って来た。いかん、早いところ杉田店長に仕事を教えてもらわねば。



158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 17:07:47.44 ID:pwf9nc7UO

☆


杉田店長の手厚い指導で、ドリンクの取り替えやコーヒーの作り方、その他力仕事等をひととおり学び終えた俺は、泉と長門の仕事ぶりを拝見するべく、関係者以外立入禁止のドアを開けた。
……正直、ぎゃふんといいたかった。

客A「この、ラーメンセットを…」
こなた「ふんッ!犬の癖に貴族の私に指図する気?…まあ、今日は頑張ったらしいから、特別に出してあげるわ!」

…………

客B「コーヒーを…」
長門「…………」
客B「あの……」
長門「…………」

………………なんだ、この喫茶店は!?ていうか接客態度は!?
バイトをしていない俺にも、客にとる態度じゃない事がわかる。いくらキャラがそんな性格だろうとやり過ぎだ、特に長門。幾度とハルヒに奢らされて見てきたファミレスのウェイターやウェイトレスとは雲泥の差じゃないか……商売にならんぞこりゃ。
見ろ、客も呆気に…

客A「ル●ズたんハァハァ(´Д`;)」
客B「タバ●は俺の嫁」

…前言撤回!!


159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 17:09:06.00 ID:pwf9nc7UO

こなた「需要供給の力をなめちゃいかんヨ、若いの」
長門「問題ない」
キョン「いやっ ホールスタッフとしてどうなんだあの態度はっ!?」
こなた「ここではコレが仕様なのヨ」
長門「モーマンタイ」
キョン「…………」

もう何処にツッコんでいいか解らないが、何かがここは普通の喫茶店ではないと俺に実感させてくれた。

…前にも似たような事言ったよな、俺。


☆


閉店時間になり、肉体的というより精神的に疲れた俺は、今日の疲れを少しでも癒そうと客用テーブルに突っ伏した。

こなた「おつかれ〜。ヲタ歴が短いキョンキョンにはキツかったかな?」
キョン「……特殊な喫茶店なのは分かっていたんだが、想像以上だった…」
こなた「あー、いるよね、一昔前のコスプレ喫茶と重ねるヒト。今じゃそれの方が珍しいよ」
キョン「……はぁ」
やれやれ、明日から杉田店長はいないらしいし、六日間、何事も無く終わるといいがな。
こなた「無理っぽいなぁ〜…あ、ながもん出てきたよ」


160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 17:11:10.01 ID:pwf9nc7UO
長門「…………」
いつものような無口無表情で出てきた……長門?キョン「疲れてるのか?」
長門「違う。肉体の疲労は皆無」
キョン「そうか、でも無理すんなよ」
こなた「あー、キョンキョン!ながもんは心配して私には心配しないなんてひいきだひいきー!センパイをうやまえー!」
誰が先輩か、ならもっと先輩らしくしてくれ。



☆


こなた「じゃ、私こっちだから〜ばいにー☆」

泉と駅前で別れ、俺と長門は二人で帰路を辿っていた。
さて、長門。やっぱり何か言いたい事があるんじゃないか?
長門「……涼宮ハルヒに、泉こなたとの労働を極力隠し通してほしい」
キョン「なんだ、お前もハルヒに見られるのが恥ずかしいのか?」
長門「違う。隠し通さなければいけないのは貴方」
キョン「なに?」
長門「もし涼宮ハルヒが貴方と泉こなたが同じ労働作業をしていると知ったら、空間閉鎖が起こる可能性が極めて高い」
またハルヒパワーか、まぁ、今回はあいつも忙しいらしいし、大丈夫だろう。
長門「それでも。必要なら私も情報操作を惜しまない」
キョン「…………」
長門「……………」


161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 17:12:55.52 ID:pwf9nc7UO
キョン「ああ、わかったよ」
長門「そう」

こいつも変わったな。凄く遠回しだが、泉の身を案じている。一種の感動を覚えた程だ。なんていうか、人付き合いの悪い娘が友達を初めて家に連れて来た気分。父親ではないがな。
良かったな、長門。と内心で親指を上げておこう。

心配している長門には悪いが、後六日間、悪い事ばかりではなさそうだ。そんな気がする。





続くはず。

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 17:18:28.79 ID:DDM6c4QiO
>>161
乙!

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 17:24:18.30 ID:pwf9nc7UO
とりあえず続き投下終了。
タイトルは付けた方がいいんでしょうか?


164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 17:51:03.05 ID:rwDVOorp0
ほ

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 17:59:42.34 ID:re7QgkbPO
今起きた保守

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 17:59:46.50 ID:0bYGJ9c00
>>163
勝手にまとめをやったりする人間的にはつけて欲しい。
タイトル無いと考えなきゃならんくて・・・。

俺以外に、まとめに投げてる人居るのかな?
職人さんとまとめの奴 ◆NFIES/B/fUさん以外で。

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 18:00:52.49 ID:+CvpBXgg0
アサメでなんか見つけたwwww
ちょwwwDIO様とかなにやってんのwwwww

ttp://asame.web.infoseek.co.jp/bbsgal.html

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 18:12:30.54 ID:Ws/YUOEzO
☆

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 18:17:06.07 ID:dgBpqLtN0
保守

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 18:20:43.50 ID:UDuLkQQW0
保守

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 18:33:44.79 ID:pLm/Om72O
☆

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 18:34:53.48 ID:ph5DnVcf0
なんというか…すでに廃墟だな
避難所でも職人がひとり引退宣言してるし

このスレオタワ

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 18:45:30.97 ID:UDuLkQQW0
まだまだおわらんよ

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 18:51:03.99 ID:bCZslZhS0
☆

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 18:55:08.99 ID:re7QgkbPO
でも本当に職人減ったよな。ネタ考え中なのか?

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 18:55:37.53 ID:rDBPACZaO
これでもいい方じゃね?昼間に長編投下されてるなんて

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 18:56:03.00 ID:ozoogYDJ0
朝倉「スレふんいき(ryが一新したのに落すわけにはいかないよね!」
長門「……」
朝倉「もう!有希もこんな本読んでないで保守するのよ!」
長門「……」
朝倉「ほーしゅ!ほーしゅ!」
長門「ブツブツブツブツブツ」
朝倉「ほーしゅ!ほーs」
朝倉「ほーしゅ
朝倉「ほーs
朝倉「h
朝k
...

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 19:03:29.89 ID:UDuLkQQW0
ほしゅ

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 19:13:32.29 ID:UDuLkQQW0
☆ゅ

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 19:18:17.61 ID:ubf/cXy+0
hoshi

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 19:18:56.04 ID:ryOwOAQoO
バイト休憩中に

ハルヒやらき☆すたのSSは続いてるのにクロスは続かないなんて・・・

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 19:22:15.11 ID:UDuLkQQW0
二つの作品を掛けわせて、キャラも増えてるんだから
可能性としては広がるはずなんだけどな

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 19:23:41.46 ID:0bYGJ9c00
まぁ、正直な所色んな意味でふいんき(ryが良くないからな、ココは。
そりゃ居なくなる人も出るわな。

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 19:29:53.81 ID:ph5DnVcf0
>>183
前から言われてるがしょうがない
声を大にして言えば荒らしと誤認される始末だしな
仲良し馴れ合いサークルが自然消滅するようなもんさ

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 19:30:58.80 ID:rDBPACZaO
どうしてもキョン×らきすたの誰かになりやすいからな〜
舞台もハルヒの世界が多いし
もっと百合じゃないがらきすた的なみくる×みゆきとか
ほのぼのSSとかどんどん開拓してったらいいかも

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 19:47:02.00 ID:DDM6c4QiO
オチがな…オチがなかなか見つからないんだよ。
今書いてるやつも、オチを模索しながらノープランで書いてるしな。

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 19:47:03.41 ID:G7QzOee+O
そうだな初代から見てるが最近は寂職人も離れちまって寂しいもんな・・・

188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 19:47:24.30 ID:WGwDkaqBO
名前欄にタイトルかいて
コテつけるの止めたらどうかねキムしゃん?

アナルやプリンはそういう形式っぽいし
あとは…馴れ合いだね

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 19:48:12.81 ID:dgBpqLtN0
キョンがもっと嫌いになったぜ!

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 19:54:41.44 ID:0bYGJ9c00
>>188
まとめ人を殺す気か…?
コテ無いと、まとめで検索も掛けられんくなるんで、否定させてもらうよ。


つか、皆がコテを嫌悪する理由が見えないんだが?
「馴れ合うから」っていうが、馴れ合う奴はコテ無しでも馴れ合うだろ常考。

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 19:58:03.62 ID:k4y6DjwM0
ho

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:02:40.92 ID:ph5DnVcf0
つかこんだけ投下が少ないなら避難所でやれば?
そしたら過疎だ過疎だと憂う必要ないだろ

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:04:20.98 ID:ozoogYDJ0
避難所かパー速にいったら余計過疎るからな・・・
まだ完結してない長編もあるわけだしそれが終わるくらいまではここにあってほしい


194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:07:57.56 ID:WGwDkaqBO
短編好きの俺としても
この板で続けて欲しい

ニヤリとする小ネタが増えてくれれば…

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:08:33.84 ID:P8kwqAjV0
         _,-,ニ二ニ=、
        //
        /:/
          ヾ`、
        >+:‐: ´: ̄:  ̄: :`:' ̄:l.、___,/
      /: : : : /: : : : : : : : :/ : : l: : : :く‐´´ はああああああああああああ!
       /: : : /: : : : : : : :/: :/: : : : l: : : : 、:\       /ニYニヽ
     l: : : /: : : : : : : : :/: /l: : : : ∧ l: : : :ヽ: :ヽ.    /( ゚ )( ゚ )ヽ   /)
     /: :/: :/: : : _,:_∠L、:::/ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二  /::::⌒`´⌒::::\  ( i)))
      l: /://: : : : :/::/':::::/ ´`ヽ _  三,:三ー二| ,-)___(-,|_ゝ \
    l://://: : : イ   ノヽ--/ ̄ ,    ` ̄ ̄ ̄ 、  |-┬-|    ,__ )
    l/: :l l: : : イ:ll  ミ }  ...|  /!             `ー'´   /´
     l: : :l: l: :/.:l.:l   」_}`ー‐し'ゝL _                 |
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    l: : : : : :、: : : 「フ`‐- ,、-┬:T´: :l l/         \/ /
.   l: : : : :,レ、: : :ヾ、  /、`Y/:l:l: : l           / /\_
    /: : :rニミミヽ: : ヾ、-─┤ `┤: : l         _./ / ヽ ノ 
   /: : / ̄\ヾヽ: : :ヾ、   l  ll: : l       (___ノ  (_ノ
  /: : /    ヽヾヽ: : lヽ  l  /l: :

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:11:20.77 ID:re7QgkbPO
俺としてはこな×ゆきを
もっと書いてほしい。

そんな事も言ってられないか・・・。

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:12:16.23 ID:ph5DnVcf0
もうかれこれ3時間ちかくネタの投下がないのが、このスレの行く末を暗示してる

198 名前:寝起きかがみん凶暴伝説 ◆q1eroUCEuk [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:17:47.31 ID:w5CVjI040
(歌:かがみんの目覚まし時計)

パ・パ・パワフル☆かがみんみん
パ・パ・パワフル☆かがみんみん

素直に起きてくれないかがみん
勇気を出して(ジリリリリン!)
朝の鉄拳かがみんパンチ
受けてあげるわ

雑貨屋からやってきたただの目覚まし
いつもみんなに時を知らせる
朝はひとりかがみんに願いをかける
今朝は一発で起きますように

Come On! Let's punch!
Come On! Let's Punch! Baby!
涙をふいてもいちどリンリン
Come On! Let's throw!
Come On! Let's throw! Baby!
ベッドの彼方へSpecial throws Morning!

「いつになったら、起きてくれるのかなぁ?」

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:19:41.73 ID:w5CVjI040
みさおの一言「寝起きの柊凶暴伝説!」から電波を受けて作ってみた。
みゆきやみくるばっかりネタにしていると呪われそうだからな( ゚∀゚)

200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[age] 投稿日:2007/08/09(木) 20:19:59.84 ID:xmk05QbzO
俺は最後まで残る

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:20:24.59 ID:odVYd1UM0
>>198
ワロタwwww

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:20:53.97 ID:ozoogYDJ0
こなた「しかしこのスレもずいぶん寂しくなっちゃったよねえ」
長門「同意せざるを得ない」
こなた「住人たちが愚痴るのもわかるような気がするヨ」
こなた「でも!だからこそ声を大にして言いたいことがある!」
長門「なに」
こなた「愚痴ってる暇があったらネタをひねりだせ――っ!」
長門「感動した。あなたはとても優秀」

こなた「いいたいことを言ってやったはいいけどオチがつかないネ」
長門「問題ない。準備してある」

朝倉「おまたせー!大事な用事って何?」

203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:21:43.26 ID:G7QzOee+O
>>199
あの回のみさおには萌えた

204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:23:51.25 ID:WGwDkaqBO
>>202
このスレのお蔭で朝倉さんが大好きになりました

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 20:25:30.84 ID:X89uhpKqO
スレタイ見てヤダモン思い出した俺はおっさん

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:26:38.39 ID:WGwDkaqBO
>>205
ED曲が好きだったぜ

207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 20:29:24.29 ID:9hHuyxb8O
最近忙しくて見れてないがどこのSSスレもこんなもんじゃないか?
そして忙しくてSSが書けてない現実orz

208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:33:56.02 ID:w5CVjI040
>>198
パ・パ・パワフル☆かがみんみん
パ・パ・パワフル☆かがみんみん

寝るのが遅いワタシのかがみん
眠気飛ばして(起きてみよう!)
ふしぎな軌道かがみんチョップ
受けてあげるわ

未来までもつのかな私のからだ
もしも壊れたらかなり困るな
かがみんもいつの日か私を捨てる
そんなのイヤよ、やさしくしてね

Come On! Let's punch!
Come On! Let's Punch! Baby!
プラスチックで衝撃吸収
Come On! Let's throw!
Come On! Let's throw! Baby!
久方ぶりにお外に飛び出すMorning

*1番繰り返し [#gc6e5854]

「修理補償って、何年先までなんだろ・・・」

パ・パ・パワフル☆かがみんみん

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:35:36.93 ID:w5CVjI040
締めに2番もうp
・・・さて、ウオーミングアップが終わったところで、長編の続きを考えまする。

210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:37:45.70 ID:k4y6DjwM0
こなた「こなぁああああああああゆきぃいいいいいい」
長門「・・・ねぇ」
こなた「ふたぁあああありのおおおおおおおお」
長門「お」
こなた「こぉこぉろぉまあああで白くそめられたならああああああ」

こなた「ながもーんGJ!合いの手上手になってきたね!」
長門「(コクッ)」

ほ

211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:49:08.55 ID:UDuLkQQW0
>>210
なんかなごんだ

212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:49:33.21 ID:Uu9/UDY30
〜音声のみでお楽しみください〜

「なんであたしはいつもオチ要員なワケ?納得いかないわ……」
「どんな役割でも出られるってのはいーじゃんか。なーあやの?」
「そうよねみさちゃん。私たちなんか……ね?」
「また贅沢な悩みですね。あなたと長門さんばかり贔屓されて……ねえ、九曜さん?」
「――うらやましい――よね――」
「あ……でも、あの、その、あはははは、みなさんもそのうちお声がかかりますから!」

「―――――――――――――――――――にょろ」

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 20:59:33.17 ID:M/PrOuy20
キョン×みさおが読みたい

214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:00:11.64 ID:UDuLkQQW0
鶴屋さんの使われなさは異常
なんでかね、作品だとなかなかの登場頻度なのに



215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:08:15.10 ID:G7QzOee+O
鶴屋「やほーみくるいるかい!?」

みくる「・・・・・ブツブツ」

鶴屋「どうしたんだいみくる?」

みくる「・・・ブツブツ・・・ブツブツ」

鶴屋「具合でも悪いのっかなー?」

貞みくる「さっきからごちゃごちゃウルセーんだよこのデコッパチが!!何でメインキャラの私よりテメェのが人気あんだよ!!!!!!!」


すまない反省はしている

216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:08:57.43 ID:07LPxjkQ0
ハルヒ世界でキョンがメインって作品が主流だからじゃないか?
別にどっちの世界がメインって縛る必要は無い気がするんだが。

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:09:20.02 ID:mPTL46Rk0
>>214
想像してみ。鶴屋さんがいろいろ動いてキャラたちと絡む姿を。
行動原理がじぇんじぇん理解できやせんから難しいのだ。どこまで知ってるのかも分からんし口調も一定しないし。


218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:11:03.48 ID:w5CVjI040
白石「あのですね、最近おたくのキョンさんが、ちょくちょくウチの方に来ては、女性陣にいろいろ
   ちょっかいを出すもので、当方としても困っているのですが・・・」
こなた「別に困ってなんかないヨ。だいたいうちらのとこって、碌な男キャラ居ないしね」
白石「('A`)」
ハルヒ「キョンのヤツ、最近付き合い悪いと思ったら他所で他の女なんかと!」
みくる「酷いですぅ。高良さんより私の方が胸あるのに・・・キョン君は私の何が不満なんですか?」
古泉「彼が人のいいのに付け込んで、いろいろ厄介ごとを頼むから嫌気が差したんじゃないですか」
長門「貴女の本性に気づいただけ。巨乳いい気味」
みくる「・・・・・・」
古泉「それにしても、彼が居ないと僕も寂しいですよ」
みくる「いっつもイヤらしい目でキョン君を舐めまわしているから、危険を感じて逃げたんじゃないんですか!」
古泉「・・・・・・」
長門「ガチホモも巨乳も自重」
谷口「ちくしょー! 涼宮や長門有希や朝比奈先輩まで居ながら、まだ足りないって言うのかよ!」
国木田「キョンは昔っから変な女が好きだったけど・・・ここにきてイヤになったもかもね」
涼宮「ちょっと国木田! それってどういう意味よ!」
谷口「まあ、あっちの4人は、ここにいるのに比べれば本当に普通だしな。俺もあっちの世界にいこうかな・・・
   ライバル少ないからモテるかもしれんし」
涼宮「それじゃ今すぐ『あっちの世界』に送ってあげるわ! 場所間違えちゃうかもしれないけどね!」
谷口「(((((゜д゜)))))ガクガクブルブル」

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:14:09.71 ID:uSqi5IF7O
>>218
谷口自重www

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:17:34.87 ID:re7QgkbPO
まじでネタ考えつかんな。

221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:20:57.63 ID:IH2MH3k7O
誰かあきら様でなんか書いてくれ

222 名前:神の世界〜一章一節邂逅の時[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:21:34.89 ID:+/A3zOu30
前スレに投下した者です。
今から投下してもよろしいでしょうか?


223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:21:52.91 ID:UDuLkQQW0
>>222
いいよいいよー

224 名前:神の世界〜一章一節邂逅の時[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:22:49.82 ID:+/A3zOu30

コナタが迷っちゃ駄目だから私たちはコナタに付き添って施設内を歩き回っていた。
私たちも少し興味があったし、最新鋭の設備は見てて楽しかった。
中々、どうしてコナタを馬鹿に出来ないわね・・・。

そんな道中、私たちはSSSの囚人の事で話題が持ちきりだった。

「一体、どんな罪を犯したのかしら・・・SSSってことはとてつもない事・・・よね」
「54人の人を虐殺した人でさえAAAランクです。SSSは・・皆目、見当が付きませんね」
「テロの可能性も高いよ〜」
「え?でも、こなちゃん。テロはSからAくらいが妥当だってクロイ先生が言ってたよ?」

けど、本当にその男・・・一回でも良いから見てみたいかも・・・

「ふむ〜、こんな不毛な意見の出し合いじゃつまんないよ〜」

なら、どうしろってのよ、コナタ。
大体、こういう時はコナタがどうでも良い提案を出してくる時なのよね・・・。

「その男を見に行くんだヨ!」

・・・あ、何だろう・・・頭痛がしてきた・・・。


225 名前:神の世界〜一章一節邂逅の時[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:23:16.00 ID:+/A3zOu30
「・・・って、何を考えてんのよ、コナタ!相手はSSSの危険度の囚人よ!?どんな事があるか分かんないのよ!?」
「え〜、だって百聞は一見にしかず、って言うじゃん。クロイ先生もよく言ってる事だヨ?」
「で、でも、万が一にその人が私たちに襲い掛かってきたら・・・」
「大丈夫だよ、ツカサ。その時は私の切れ味抜群の情報にしたチャクラムが唸るよ〜」

でも、よく考えたら・・・ランクSSSって事はそれだけの収監設備があるって事じゃないのかな?・・・・
この時、私は魔が差してしまったのかもしれない・・・・好奇心、猫を殺すって言うけど、全くその通りだったな・・・。

「分かったわよ・・・行けばいいんでしょ、行けば!」

・・・・・沈黙が痛い・・・大体、私ってこういうのを許さないキャラだもん・・・。

「ほっほ〜?かがみんってば行きたくないって言っておきながらその後、行くと言ったね?・・・」

ニヤニヤしながらこっちを見るコナタがやけにむかつく・・・な、何よ?・・・
こら!ツカサもミユキもこっちを生温かい目で見るな!

「やっぱ、かがみんはツンデレだね〜」
「お姉ちゃんは素直じゃないね」
「カガミさんはお優しいのですね」

うるさいうるさいうるさい!


226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 21:23:35.03 ID:+/A3zOu30

「待つっていうのも退屈だね・・・」

しょうがないでしょ、ツカサ。ミユキが複製の鍵を作るのに半日は掛かるって言ったのよ?

「そろそろ終わる頃合だネ。にしてもミユキさんは凄いね〜情報を元に何でも複製するんだもン」
「ミユキちゃんは頭も良ければ、実戦の成績も良かったからね・・それに比べて私は・・・・はぁ・・・」
「ツカサには私たち全員にはない、治癒の情報統制が格別に上手いじゃないか〜、情報制御力が尽きてしまいやすいのが玉にキズだけどネ〜」

全然、フォローになってないわよ、コナタ・・・あぁ、ツカサ、泣かないでよ!あんた、もう二十でしょ!?
おっと、もう出来たのかな?相変わらずの腕前ね、ミユキ。

「いえいえ、そんな事は・・・あ、これがコピーキーです。ちょうど、零時になるとデータが変わりますから今日が終わるまでに行かなければなりませんよ?」
「サンキュ〜ミユキさん。いや〜いつも大変お世話になってるヨ!」

いつもお世話になりすぎだ、お前は!
にしても・・・ミユキは成績優秀なのに何で私たちと同じ小隊に入ろうとしたのかな?
しかも、最新設備を調べ上げて簡単にそれもそっくりにコピーするなんて・・・・
ま、今、そんな事を気にしてもしょうがないか・・・・

「早速、行きましょう。思った以上に複製に時間が掛かってしまいました。」
「今、十時だネ。見回りの交代の時間だから頃合も良い筈だヨ」

何だかんだ言って皆、やる気があるわね・・・ま、私もだけどね。

227 名前:神の世界〜一章一節邂逅の時[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:23:57.48 ID:+/A3zOu30

地下は意外に明るい・・・もっと暗いものかと思ってたわ・・。
収容所の地下とは思えない位の明るさ、十年前のホテルみたいね。
まあ、漫画やホラーみたいな所じゃないところは重々、承知してたけどね。
十年前の収容所なら考えられないものだったわ。

「予想以上に綺麗で良かったヨ〜」
「それにとても整備されていますから道も迷いませんしね」
「ふ、ふえぇっ・・・で、でも囚人の声が聞こえて怖いよぅ・・・」

お〜、よしよし。泣くな、泣くな。でも、うるさいわね・・・。
出せぇ〜、とかぶち殺してやる〜とか・・・出来るわけ無いくせに。
もう、60階ね・・・。ここら辺はランクSかしら?・・・

「ぐっふっふ〜そろそろご対面だヨ〜?楽しみだネ、かがみん?」

まあ、楽しみっちゃあ楽しみかな・・・?
・・・どうでも良いけど手を擦り合わせながらその笑いはとても怪しいわよ・・・。

「シッ、静かに・・・66階のに着きました。ロックを私が外しますので外したら防護の情報空間を周りに敷いてください」
「おけおけ。腕が鳴るね〜」
「う、上手く敷けるかな?」

そろそろか・・・でも、何だろう?・・・この感じ・・・怖いと言うよりも何か・・・・優しい・・・。


228 名前:神の世界〜一章一節邂逅の時[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:24:36.67 ID:+/A3zOu30



「行きます」

カードを通した後、ミユキも情報空間を敷いた。
何故なら、もし誰かの造った警備の情報生命体があったら間違いなく警備の者などのこの施設全体に私たちの存在が知れ渡ってしまう・・・。
そしたら、規律違反で罰を受けもしかしたら士官の地位を永久追放になるかもしれないからだ。

だが、結論から言って警備の情報生命体はいなかった。
何故だろう?いるのはランクSSSなのに・・・。


そんな疑問を抱えながら私たちは扉の向こうの一つの橋・・・その先にある格子の中にいる男を見つけた。

229 名前:神の世界〜一章一節邂逅の時[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:24:59.56 ID:+/A3zOu30

一歩・・・また一歩、私たちは一つの牢に近づいていく・・・。
言葉はない・・・緊張、恐怖、畏怖、期待・・・様々な感情が入り交じった空気が何とも気持ち悪かったからだ。

その男はずっと格子の中の部屋の壁にもたれかかっていた。
無気力な印象を受ける。

実際、近くで見ると無表情だったのが印象に拍車を掛け、暗い雰囲気が漂ってしまう。
それがまた、気持ち悪い空気に交じり何ともいえない空気になった。

「えっと・・・危険度ランクがSSSの人・・・だよね?」

沈黙を破ったのはコナタだった。
空気に呑まれたのか思わず、疑問形になってしまう。

「ああ」

男は流暢も、感情も無い機械の様な声で返した。
やはり、この男がSSSランクだった・・・。

顔立ちは少し整っている、ぶっきらぼうな印象を受けるが、男の本質は分からない。
年齢を推定すれば最高でも25〜28歳、そんなに私たちと違わない年齢だと思う。
それがカガミ達全員の第一印象だった・・・男の無表情が無ければだが・・・。

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 21:25:23.59 ID:0bYGJ9c00
支援

231 名前:神の世界〜一章一節邂逅の時[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:25:32.95 ID:+/A3zOu30

(何だか、予想に反して平凡だネ・・・)
(ですが、彼の本性はまだ分からないですよ?)
(まさか・・実は私たちを殺そうと・・・ふぇぇ・・・)

ちょっと、ツカサ!ある意味、あんた緊張感なさすぎよ!抱きしめるな!
それにコナタ、あの男は何をしたか分かんないのよ?気を緩めないの!

「あの・・あなたは何て呼ばれているのですか?」

確かにそれは気になった・・私もミユキと同じくSSSランクの男の名前が結構、気になっていた。

「罪人番号S-0001」

って違うわよ!名前よ、名前!大体、こういう質問は名前を聞くているんでしょうが!
気づけば声高にこんな発言をしていた・・・。うう、周りの目が・・・またしても。

「ぷっ、くく・・・ははははっ!」

?・・・笑ってる、このパッと見て無表情だった男が・・・・。
・・・わ、悪かったわね!こんな事、言って・・・

232 名前:神の世界〜一章一節邂逅の時[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:25:56.93 ID:+/A3zOu30

「自分で分かっているなら発言しない方が身の為だぞ」

うるさい!って結局、あんたの名前って何なのよ?

「キョン。昔、そう呼ばれていた」

キョン・・・ね。変な呼ばれ方されてたのね。

「よく言われる」

あんた、何の罪を侵して此処に居るの?

・・・・・・・やば、外した・・・。ちょっと、仲良く喋ったくらいで
少し急すぎた・・・。ああぁ、どうしよ、この空気・・・。

「悪いな、ちょっと・・・話しづらい・・・ごめんな、答えられなくて」

そうだよね・・・このおとk・・・キョンとちょっと話しただけで何か彼の人格が分かった気がする・・・。
彼は優しい・・と思う。謝らなくても良いのに謝ったし、何よりとても話しやすい。
トクッと私の胸が高まる・・・え、嘘、何で?・・・いや、確かに男の子と喋ったのはこれが初めてだけど・・・・で、でもこれって・・・・?


233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:26:01.89 ID:yQTxcpSxO
長門有希

・普段は無口無表情
・実は大食い
・趣味は読書
・昼休みは園芸部の部室にいることが多い
・キョンに何故か好意を持つが見事にフラグを破壊されている
・古泉とは善き隣人といったところ
・シュールなギャグが好き
・ブラックなギャグは微妙
・下ネタには反応しないが笑いをこらえているらしい
・持久走では宇宙人パワー無しでハルヒにに次ぐ校内二位の身体能力
・校内球技大会では一試合3打数5安打
・バントでランニングホームラン
・外野からのバックフォームでキャッチャー骨折
・二試合目からは敬遠されるがそれすらも内野安打に
・このときキョンが朝倉にライフルで狙われていたが銃弾をバットで打ち返した
・また、このとき病気の子供に内野安打を約束していた
・呼吸は一秒に十回
・宇宙人パワーのひとつ、念写を使う度に一台三万のカメラを破壊する
・コーラを飲むと確実にゲップが出る
・これまでに飛行機墜落は3度経験
・キョン曰く「もう長門と乗りたくない」
・宇宙人パワーを解放するとフリーザ相手に左手一本で勝利できる
・ドドリアはこのとき長門の戦闘能力を測ろうとしたが、スカウターが爆発して死亡
・携帯のアドレス帳にはSOS団やこなた達の他、イチロー、室伏、セガール、ローマ法王などが登録されている
・

234 名前:神の世界〜一章一節邂逅の時[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:26:55.76 ID:+/A3zOu30


「はいは〜い、二人だけで仲良く喋らな〜い。キョン・・・だったけ?名前」
「ああ」
「なら、これから私はキョンキョンと呼ぶ!異論はないか!?」
「あ、ああ・・・」
はぁ・・・コナタ、調子に乗りすぎ・・・・

「まあ、自己紹介させてよ、キョンキョン。私はコナタ・イズミだヨ。以後、宜しくネ♪」
以後なんてあんのかい・・・あまりのぶっ飛びにキョン君は唖然としてし。

「わ、私はツカサ・ヒイラギって言います。お、お姉ちゃんがお世話になってます!」
色々ぶっ飛びすぎだよ、ツカサ。突っ込む所もあるし。

「ミユキ・タカラです。初めまして、キョンさん」

ちなみに私はカガミ。カガミ・ヒイラギよ、宜しくキョン君。

「姉妹なのか、カガミと・・・つ、ツカサは」
ええ、もっと言えば双子よ。似てないってよく言われるけどね。

「血が繋がっている・・・それも自分にとても近い奴がこの世界に居るだけで充分だと思うぞ・・・」
キョン君?とても悲しそうな瞳・・・・何があったのだろう?・・・・

「おやおや、楽しそうですね。僕も混ぜて下さい」

その瞬間、私たちは血の気が引くのが分かった・・・。
"笑っていない笑顔"をしたイツキ・コイズミがいたからだ・・・・・・。

235 名前:神の世界〜一章一節邂逅の時[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:28:35.08 ID:+/A3zOu30
今回はこれで以上です。
過疎になってるから突発で仕上げ、投下しました。
荒い文章ですが、楽しんでいただけたらと思います。

過疎に負けないで下さい、皆さん。では。

236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:28:35.84 ID:UDuLkQQW0
支援

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:29:02.29 ID:w5CVjI040
キョン、周りに居る女をひきつけまくるから、男どもの嫉妬でム所にぶちこまれたのかw

238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:29:18.40 ID:UDuLkQQW0
>>235
GJ!!!
そしてありがとう!!!

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:30:32.43 ID:ozoogYDJ0
>>235
GJ!

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:36:19.79 ID:G7QzOee+O
>>235
GJ!!!!!!!!!!!!
あなたのような人がいるから俺らはスレを保守してしまうんだろうな

241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 21:38:06.09 ID:0bYGJ9c00
>>235
GJ!
突発でも良い物は良いよ!

242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 21:48:04.96 ID:FwZNe8qgO
みくる「恋のまじない〜みくるビーム〜かけてあげるわ〜」
キョン「実際のビームはそんな呑気なものじゃなかったけどな…えっと、なんつったっけ?」
長門「荷電粒子砲」
キョン「いや、お前そんなこと言ってなかったぞ」
長門「シャドーーーー!!!」
キョン「お前そんなのも見たのか…」
保守そして>>235氏乙ですー

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 21:58:05.91 ID:RC5SLGca0
≡ω≡.こなたはまんこをちゃんと洗ってない!≡ω≡.
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1186664196/l50


244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:05:20.70 ID:re7QgkbPO
>>235
GJ!!
俺こういうシリーズ大好きだ!

245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:05:42.28 ID:UDuLkQQW0
>>233
全盛期の長門はもっとすごかったよな

246 名前: ◆q1eroUCEuk [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:08:09.40 ID:w5CVjI040
>>221のリクエストを受けて即興で書いてみた。
あきらとキョンのらっきー☆ちゃんねる。

あまりパッとしない子役だった私、このまま埋もれて、子役からタレントへのシフトに失敗しちゃうのかな、
と悩んでいた矢先に、いきなり貰ったのがこの「らっきー☆ちゃんねる」のメインパーソナリティのお話だった。
とある人気番組に付属する情報番組で、ここのメインパーソナリティを経て、ブレイクした子も多い。
今回もパーソナリティの子が無事卒業し、この私、小神あきらにようやく、大役がやってきたわけ。
がんばるぞ!

247 名前: ◆q1eroUCEuk [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:08:38.04 ID:w5CVjI040
キョンさんと会ったのは、初めての番組打ち合わせで、番組のアシスタントとして紹介されたのがきっかけだった。
最初、ちょっと不機嫌そうでとっつきにくそうな印象だったけど、話しているうちに、ぶっきらぼうだけどとても優しくて、
よく気のつく、まるでお兄ちゃんみたいな人だって分かった。
聞くと実際、妹さんがいるお兄ちゃんなんだって。いいなぁ、私1人っ子だから。
ちょっと斜に構えたお兄さんと、気の強い妹が仲良くって感じで、番組進行が出来たら面白いだろうな、なんて考えて
いたけど、そんな私のささやかな「夢」を打ち砕いたのが、番組ディレクターの一言。
「ああ、今時そんなの流行らないから却下。ときたま真っ黒い本性を見せるやさぐれアイドルと、格好つけてるけど
本当は気の弱いダメダメアシスタント、って設定で行くからね」
そんなのイヤよ。演技だとしても番組でそんなことして、プライベートでキョンさんに嫌われたりしたら私いやだよ。
マネージャーにお願いして、ディレクターさんに番組の設定を変えてもらおうとしたけど、こちらも却下。
「アンタねぇ、キョンくんと兄妹みたいにイチャイチャしてたら、男のファン無くすし、女の子からもぶりっ子って嫌われるわよ
いい、正統派のアイドルなんてきょうび需要はないの。いろんな方向を見据えていかないと、先はないわよ」
ここまで言われてしまっては、私みたいな小娘の言い分など、通るはずはありません。救いはキョンさんが、
「まあ、そんなに気に病まず、俺相手に思いっきり我が儘娘の演技をしてみろよ。あきらは可愛いし、そのギャップを買われて評判になれば、
ドラマやバラエティから引く手あまたかもしれないぞ。俺もまあ、演技の勉強だと思ってせいぜい頑張るから」
といってくれたこと。分かった、あきら、頑張る。

248 名前: ◆q1eroUCEuk [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:09:03.67 ID:w5CVjI040
番組の方は、正直癪な気もするんだけど、ディレクターの読み通り、大評判で視聴率もうなぎ上り。裏表の激しい腹黒アイドルが、
アシスタントをいびったり、扱いに拗ねたり、けっこうハチャメチャながらも、それはそれなりに楽しくやっていた。
初期の頃、私のファンとおぼしき男の子たちが、「キョン、あきら様に馴れ馴れしくするんじゃねぇ」とか、「でしゃばるな。俺はあきらの
顔が見たいんで、おまえなんかお呼びじゃないんだYO」なんて感じのお便りをたくさんよこして、キョンさんが苦笑しながら、番組内で
紹介したりしていたけど、ここに来て、少し風向きが変わってきた。私への非難のお便りが増えたのだ。
「この腹黒アイドル、私生活でも男を足蹴にしてんだろ、この<禁則事項>!」
「小神あきらってホント性格悪りぃよな。オレ、はじめはキョンのこと嫌いだったけど、最近かわいそうになってきたZE」
キョンは普段、無愛想なのが災いしているのか、ほとんどファンレターなんか来なかったけど、よく見ると男らしくて精悍な顔をしているし、
私の我が儘の裁き方も堂に入ってきたからなのか、ぼちぼち、女の子からのファンレターが届くようになった。そして私にも・・・
「キョンくんをいじめるんじゃねーぞあきら! 次キョンくんを引っぱたいたら、ただじゃ済まさねーぞゴルァ」
「キョンくん、番組以外でもあきらにやられてない。わたしたち応援してるからね、がんばれキョンキョン! くたばれ小神!」
普通、このテのお便りはスタッフが気を使って、私の目に触れないようにしてくれるんだけど、振り分ける前の葉書やメール、こっそり目を
通しているんだよね。
やだな・・・こんなキャラで評判になって売れたって、たかが知れてる気がする。それに、キョンさんだってそのうちイヤになるかもね・・・
そんなことを考えながら、控え室の隅っこでちょっと泣いていたら、キョンさんが私のところに来て、お話を聞いてくれた。
キョンさんには絶対、こういうことは言わないでおこうと決めてたんだけど・・・キョンさんの心配そうな顔を見たら、私、たまらなくなって、
このこと全部話しちゃいました。そうしたら、キョンさん・・・
「ま、いろいろあるだろうけどさ・・・俺はあきらが本当は心の優しい子だってこと、ちゃんと知ってるから、気にするなよ」
と言ってくれたので、本当にまた泣きそうになっちゃったよ。

さあ、今日も収録がはじまるよ。がんばっていこう!

249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:09:10.03 ID:07LPxjkQ0
>>242
ゾイドとか懐かしいなww

250 名前: ◆q1eroUCEuk [sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:10:16.35 ID:w5CVjI040
こんな感じで、あきらとキョンをネタに即興で書いてみました。
あじゅじゅしたー

251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:11:36.86 ID:UDuLkQQW0
>>250
これは思わずニンマリ
続きも期待してる。

252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:20:00.68 ID:re7QgkbPO
>>250
あじゃじゅした〜
続編も期待しております〜

253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:27:39.02 ID:G7QzOee+O
>>250
即興でこんなのが書けるなんて恐ろしい子!!!!!!!
また書いてくださいね

254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:38:40.93 ID:rwDVOorp0
ほ

255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:39:14.74 ID:UDuLkQQW0
と

256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:39:44.99 ID:WGwDkaqBO
キョン「…どこだここは。俺は寝ながらSHRを受けていたはずだが。
    それがなんでいきなり夜中の公園なんかに居るんだ?
    それに俺の声ってこんなに高かったか?手も小さくなってるような…ん?」
こなた「悪い、待たせたね」
キョン「泉?いつ待ち合わせなんかしたんだ?
    それにお前なんで俺より30センチくらい背が高くなってるんだ?声も低いし。しかもその制服は男子のものだが」
こなた「何言ってんのサ。そりゃボクは男だし、キョンキョンの背が142しかないんじゃないか」
キョン「なんだと!?」
そばの噴水に自分を映してみる。北高の女子用の制服を着た小柄なショートカットの女の子がいた。
キョン「これは何が起きたってんだ…何で俺は女になっている!?」
こなた「変なキョンキョンだね…それより、受け取って欲しいものが2つあるんだ」
キョン「なんだ?」
こなた「これだよ…」
キョン「これ…ダイヤの指輪じゃないか!こんな高価なものを―」
こなた「そしてもうひとつは…今までボクが使ってた、上の名前」
キョン「なっ!ちょっと待て俺とお前はいつそんな関係になったんだ!?」
こなた「それはね…キョンキョンの願望だヨ」
キョン「なんだと――」がばっ!
キョン「夢か…だが今見た夢が俺の願望だってのか?…ん」
こなた「キョンキョンはこなたちゃんが好きになーる好きになーる…」ボソボソ
長門「あなたは女の子になる女の子になる…」ボソボソ
キョン「お前ら…」
二人「あ、起きちゃった?」

257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 22:40:15.48 ID:iJBofZCzO
ほ

258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:43:12.22 ID:WGwDkaqBO
携帯いじってる間に面白い作品が投下されてたのか

259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:44:31.88 ID:k4y6DjwM0
>>256
こなゆきかわいすw

260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 22:45:18.83 ID:UDuLkQQW0
>>256
長門はwwwwwなんでwwwwwwww

261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/08/09(木) 22:55:30.48 ID:1bkwsOlLO
>>256
長門お前wwww

262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/08/09(木) 23:02:54.05 ID:jTnrb++n0
>>256
ようやく思い出した。パッパラ隊だな?

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