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パイプスモーキングQ&A/パイプについて のバックアップの現在との差分(No.1)


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 思いつくまま書いていますので偏った内容になっています。
 また、思い込みや勘違いで内容が間違っていると思われます。
 加筆修正お願いします。
 #contents
 [[パイプスモーキングQ&A]]
 
 *パイプ自体について [#c332ab8f]
 **パイプに使われる素材(簡易) [#d2e46cad]
 
 ***ブライヤー・パイプ [#u46375ee]
 >学名はエリカ・アーボリア、英語ではホワイト・ヒースと呼ばれるつつじ科の潅木で、
 主に地中海沿岸の岩場に繁茂するブライヤーの根が材料です。
 軽く、堅く、火に強く、磨くと光沢が出る性質があります。パイプ素材としては実用的で、王者といえましょう。 
 
 ***メシャム・パイプ [#i4552791]
 >日本では一般に海泡石と呼ばれている白色の鉱物をボウルとし、琥珀、象牙、樹脂等の吸 い口を付けたパイプです。
 長い間使っていると、ボウルの色がクリーム色から美しいオレンジ色となり、さらに素晴らしい黒褐色へと変化します。
 パイプの女王と呼ばれるゆえんです。 
 
 ***コーン・パイプ [#f53d06d4]
 >正しくは、コーン・コブ・パイプといいます。
 第二次大戦終結後に厚木飛行場に降り立った、マッカーサー元帥が咥えていたのが印象的です。
 トウモロコシの軸をボウルに、木の軸と樹脂、竹などを付けたアメリカ特産のパイプです。耐久性に欠けますが、
 安価で気軽に吸えます。 
 
 ***チェリー・パイプ [#ke91829b]
 >フランス産の野生の桜を原料としており、ボウルは普通、樹皮のついたまま使われます。
 桜の木の独特の味、香りがあるので好き嫌いがあります。 
 
 ***キャラバシュ・パイプ [#i491d090]
 >南アフリカ産のひょうたんの一種を使ったパイプです。
 ひょうたんを切った中空のものを胴体にし、その上部にメシャムのボウルを挿入して、
 ひょうたんの曲がった細い部分にエボナイトの吸い口を使ったものです。 
 
 ***チロリアンパイプ(ジャーマンパイプ) [#vb0455cb]
 >ドイツ南部を中心とする山岳地帯で使われているパイプ。
 火皿が陶製又は木製で、たばこの火が飛んで山火事にならないよう蓋が付いているのが特徴。
 
 ***コードパイプ [#n653a190]
 >パイプ本体は卓上に置き、長いコードを接続させて吸う。
 主にイギリス。
 
 ***水パイプ [#s4c8d652]
 >中近東からインド、中国等で使用されています。
 各地の名称から、ナルギーラ(ココナッツの実の意)、カリアン(水がめ)、フッカ(丸い壷)等とよばれ
 その形状が想像できます。
 たばこの煙を水にくぐらせて冷えた煙を楽しみます。
 現地で栽培されたたばこを楽しむのに向いています。
 タールが10mm以下のたばこでは殆どなにもでてきません。
 水パイプの楽しみ方として、仲間と一緒に吸う。
 水にブランデーやフルーツオイル等加えると又違った味わいが楽しめます。
 
 ***キセル [#t8eef73f]
 >東アジア(日本、朝鮮、中国等)では雁首と吸い口が金属でできており、
 その間を竹(ラオ)でつないだキセルがあります。
 日本ではキセル専用に、小粋と山吹が販売されています。
 小粋の方が値段が高いのですが、その刻みの細さは世界1です
 
 シリウスタバコ ・リビングショップ安藤から抜粋~
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 **素材についての詳細 [#n382a108]
 ***ブライヤー [#fdf07850]
 >>ブライヤーはギリシャ、コルシカ、サルジニアなど地中海沿岸に自生するシャクナゲの仲間であるブライヤー(学名エリカ・アルポレア)の根瘤。
 俗説バラの根は誤りです。ブライヤーはフランス語でブリュイエールと言い、1868年これが英語になってBRIARとなり、
 従来からある野バラ(BRIAR)と同じ綴り、発音であることからの齟齬と思われます。
 エリカの木は夏の全く雨の降らない厳しい荒野に育ち、大きなものは直径1メートル近くもあり、樹齢は4,50年以上経つものもあります。
 岩石の多いやせ地に育つため成長には長い年月を要し、それ故、繊細なグレインができます。
 処理工場に運び込まれたブライヤー(コロ)は大きく切断され、小石や砂を噛んでいるものや虫食い、ひび割れのあるものを選別し、
 パイプの各原型の従い切断されてエボーションが作られます。木取りされたエボーションは大きな釜で半日から丸一日煮沸されます。
 これはブライヤーに含まれている樹液を取り除くためです。
 こうしてあく抜きされたエボーションは更に水気を切り、4ヶ月から2,3年以上も陰乾しされた後、
 各等級に分類され、麻袋に60〜80ダースくらいに分けてパイプメーカーに出荷されます。
 グレインの良好なブライヤーはラフ(表皮)をつけたまま木取りされますが、これはプラトーと呼ばれ高級品として出荷されています。
 柘製作所カタログより
 
 ***メシャム [#s22c9ab1]
 >[[東京メシャム:http://humpty.nce.buttobi.net/]]さんを参照してください
 
 ***チェリー [#y5578af1]
 >工事中
 
 ***キャラバシュ [#n058bc76]
 >工事中
 
 ***キセル [#c21a923b]
 >工事中
 
 
 **ハンドメイドとファクトリーメイドの違い [#a1a6a167]
 一人でブライヤー選びからワックスがけまで行ったものがハンドメイド、
 複数人で作ったものがファクトリーメイド。
 
 **スムーズ・サンドブラスト・ラスティックの違い [#n94c055d]
 表面仕上げは、シンプルに言えば
 つるつる(スムーズ) ⇔ でこぼこ(機械彫り(サンドブラスト)/手彫り(ラスティック)) という分類。
 
 スムーズ
 -文字どおり、サンドペーパーなどで表面をスムーズに仕上げたパイプ。木目を楽しむことができる。
 
 サンドブラスト
 -サンドブラスターという機械でパイプに砂を吹きつけて仕上げたパイプ。
 これによって、木の柔らかい場所と固い場所で凹凸ができ(木目や年輪によって固さが変わる)、木目が浮き立つ。(「シェル」とも呼ばれる。)
 
 ラスティック
 -刃物などを使用し、手で彫刻したパイプ。一部、サンドブラストと組み合わせて彫りを行なうパイプ作家もいる。
 
 
 以下、スムーズ仕上げに対する主なコメント
 「何といっても木の持つグレイン(木目)の美しさを楽しむにはコレさ!」
 「すべすべの表面に頬ずりしたいなあ」
 「キズを誤魔化しづらく、難しいのがスムーズさ。それだけに高級感に溢れてるよな」
 
 以下、凸凹仕上げに対する主なコメント
 「サンドブラストは木目や年輪によってデコボコの出方が違うんだ。これも自然の芸術品さ。」
 「スムーズ仕上げと比べてパイプ全体が軽いんだ。咥えっぱなしにできるのもあるよ」
 「えー・・・単にキズをごまかすためにやってんじゃないの?」
 「実際、同じシェイプ・グレードの場合、スムーズ比べて安い事が多いよな。俺はむしろそこが好きだ。」
 「このデコボコがラジエーターのような役割を果たして、クールスモーキングができるんだ。機能的だなあ」
 
 
 **Oil CuringとAir Curing [#xc8b6378]
 Oil Curing
 -オイルでブライヤーをから揚げして余分な水分などを取り除く処理
 Ferndown、Lee von ErckなどがOil Curingをしている。
 
 Air Curing
 -高温の空気中にブライヤーを置き余分な水分などを取り除く処理
 
 
 **パイプのシェイプ [#d11bbc8f]
 ストレート系
  煙道からリップまでがまっすぐな物、手入れが楽。
  代表的なシェイプ
  ビリヤード・カナディアン・ロバットなどがこれにあたる。
 ベント系
  主にマウスピースが曲がっており、煙道がストレートではなくなっている物、口への負担が少ない
  代表的なシェイプ
  ベント・オームポールなど
 
 
 **ラッカーとワックス [#kfe5baa9]
 パイプの保護やツヤ出しに使用されているワックス、
 いろいろ種類がありますがパイプにはカルナバワックスを使用するのが良いとされているようです。
 ***ラッカー [#q430f406]
 ラッカー (lacquer) は、一般的には無色または着色された塗料の一種であり、
 溶剤を揮発させることによって乾燥すると硬くて耐久性の高い塗面を与え
 、磨き上げることによって非常に強い光沢と深みが得られる。狭義にはナフサ、
 キシレン、トルエン、ケトン(アセトン)など揮発性の高い溶媒に樹脂を溶かしたものを指す。
 名称は、昔その分泌物がラッカーやシェラックの製造に用いられた
 昆虫ラックカイガラムシ(lac, 学名 Laccifer lacca、旧名 Coccus lacca)に由来する。
 ラッカーの一種として日本では漆が広く知られている。
  ウィキペディアより
 
  ブライヤーの呼吸を妨げるので良くないという人もいます、
  高温にすると泡立ちます。
 ***ワックス [#c828b7a8]
 蝋(ろう、ワックス)は狭義に特定の一群の化学物質を指すときは
 高級脂肪酸と一価または二価の高級アルコールとのエステルを指す融点の高い油脂状の物質(ワックス・エステル)で、
 広義には実用上、これとよく似た性情を示す中性脂肪や高級脂肪酸、炭化水素なども含める。
 多くの場合、室温では軟らかく滑らかな固体で、水の沸点(100℃)より低い融点を持ち、気体はよく燃焼する。
 ワックスエステル以外の広義の蝋はこうした性質の脂肪や炭化水素などを含めるが、
 天然のワックス・エステルの中には鳥黐のように室温で粘質の性情を示したり、マッコウクジラ油などのように室温で液体のものもある。
 ワックス・エステルは一般に中性脂肪よりも比重が小さく、化学的に安定している。
 
 広義の蝋は、主に動物の油脂、植物の油脂などから採取されるが、
 近年は石油の原油を分留して得られる蝋質の炭化水素であるパラフィン系のワックスが主に用いられる。
 狭義の蝋であるワックス・エステルは、化学的にも合成されている。
 
 広義の蝋は室温で固体であるために扱いやすく、加熱すると比較的低い温度で融解し、気化すると容易に燃焼することから、
 古来蝋燭として照明に用いられてきた。さらに水分を弾く事や潤滑性がある事などから、蝋燭以外にも様々な用途に用いられている。
  ウィキペディアより
 
 -カルナバワックス
  一般的にパイプに使われている。
  家具や車にも使用されているワックス、
  ブライヤーの呼吸を妨げないとされている。
 -蜜蝋
  メシャムパイプに使用するようです。
 *パイプの各名称 [#f281db56]
 #ref(../画像保管庫/pipe_meisyou.jpg,nolink)
 *パイプの代表的なクラシックシェイプ [#pb2f6109]
 #ref(../画像保管庫/classic_shape.jpg,nolink)
 *パイプの手入れ [#z3ea50c9]
 

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