K501の正常進化系といわれているリファレンスモデル。 音の解像度は全域で高く、それでいて上品さを感じさせるまさにAKGサウンド。 高中低域のバランスも良く、 それぞれの帯域を繊細に表現できる実力を備えている。 向いている音楽はクラシックだろうが、 あらゆる音楽に対応できる懐の深さも備えている。 ヘッドバンドの皮革はやや硬めなので、 装着感には若干の圧迫を感じるかもしれない。 側圧は普通。 イヤーカップは人口ベロア素材で、蒸れなどはなく比較的快適に耳を覆う。 プラグは標準プラグ。 インピーダンスが高めで能率は低めなので、 ポータブル機器での使用には適していない。