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E3cの上位機種。
おおむねフラットな特性。
自然で柔らかい感じのE3cとは音のキャラクターが異なる。
全体的に明るくてシャープな音。
今日&counter(today); 昨日&counter(yesterday);
中高低のバランスが良い。
苦手なジャンルがない。そういう意味ではコストパフォーマンスの高い一台。
高音域は明瞭で太い。シンバルなど多少キラつくが抜けは良好。
低音域は引き締まった感じの硬め音。過度な強調などはされておらず、控え目。
特徴的なのが中音域で、輪郭がはっきりしていてクリア。
特にボーカルは浮かび上がる様に聴こえてくる。
分解能が高い。中高域は非常に上質。特に中域はハッキリ聴こえてくる。
低域は量そのものはあまり感じられないものの、厚みは十分でスピード感がある。
原音忠実というより、「音楽をより楽しくノリ良く聴く」をモットーに作られた感あり。打ち込み系、Popsなどは非常にマッチする。
音場感、分解能、定位とも高レベルでまとまっていてそつがない印象。
ポップスやロック、打ち込み系は得意分野。ノリの良さ、切れ味共に申し分ない。
爽やかで気持ちの良いサウンドを聴かせてくれる。
以下個人的な感想、参考までに
きわめて分解能が高く、waveもしくはlossless形式でのみ最大のパフォーマンスを発揮すると言い切れる。そしてポータブル用として適切なものとしてはこれが上限にも思えるのだ。つまりこれ以上の品(E500PTHなど)は、 HD30GB9をもってしてもその性能を十分に引き出せないというのが私の見解である。私はE4cとHD30GB9との組み合わせをお勧めする。
しばしば『特徴がない』という感想を聞くが、これこそがE4cの最大の特徴であり、もと補聴器メーカーであるshureの実力といえよう。そこにあるべき音をすべて忠実に再生することで意味をなす補聴器を、見事にイヤホンに応用させたのだ。
重低音部分はやや弱い気がするが、きわめてバランスがよく、何年聞いても飽きない音を鳴らせてくれる。
ただ、クラシック等、音数の多いソースをじっくり聴き込む場合は、同価格帯でもより分解能・原音忠実性に優れたERシリーズを選択するのが正解だと思う。
偽物があるので注意。
http://www.theratsquad.com/e4FakesTutorial/fakes.htm
***コメント [#la7c0b76]
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