シャリにこだわった寿司屋もといヘッドホンイヤホンメーカーの audiotechnicaの上位カナル型2ウェイ2ドライバーイヤホン。 オーテクらしい高音のチューニングで少しシャリシャリしている。いわゆる変態高音。 繊細な音だが耳に刺さる成分が多いのか、サ行がキツいことがよくある。 中低音は大人しめだが、極端に量が少ないわけではなくノリよく聴ける。 低音も高音も硬い質感の音で、精密さはあるが原音忠実度はあまり高いとは言えない。 ドライバはKnowles社製のTWFKというBA。 同じドライバの[[q-JAYS>../../JAYS/q-JAYS]]とか[[UE700>../../Ultimate Ears/UE700]]と似た音を出す。 CK10はこの中でも最も高音が強い。まさしく変態。 装着感は良い。 標準がシュア掛けなのでタッチノイズは少なく、遮音性も国産カナルの中では高い。 逆に通常のイヤホンの掛け方にはやや難あり。 ステンレスのハウジングは綺麗だが、傷つきやすいので注意。 得意ジャンルはポップス、テクノ。 オーテク好きはテクノの電子音で昇天できる。 ピコピコ鳴らす音はck10のシャリつきとベストマッチしてエジャキレーション出来る。 この機種は[[ER-4S>../../Etymotic Research/ER-4(4S,4P,4B)]]の交換用フィルターが流用できる。 とはいえ交換したら保証とかは効かなくなるだろうから注意! フィルターを変えると変態度が下がるようだ。つまり高域がおとなしくなる。