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ヘッドホンスレ/harman kardon/EP710 のバックアップの現在との差分(No.1)


[[ヘッドホンスレ/耳栓型カナルヘッドフォン]]
 
 米harman/kardon社が2007年、高級イヤホンという位置づけで発売したカナル型イヤホン。
 発売当時、日本国内の価格では14,800円と強気な価格。現在は価格が落ち着いて6,000円前後で購入できる。
 上位機種にBA搭載のEP720/EP730をもつ。
 
 パッケージ表記のTechnology by Etymotic Reseachにとって
 パッケージ表記のTechnology by Etymotic Reseachによって
 音質に期待してしまうわけだが所詮はエントリークラス、ダイナミックドライバであるので
 BAドライバ搭載機種の鮮明で美しい音には及ばない。
 音質は良好、音の傾向はフラットで癖がない、音場は普通狭すぎず、広すぎず。
 つまり音質面ではこれといった武器が無い。
 
 さらに16Ω、感度103dB/mWにしては音量がとりにくい。
 よって自然と音圧を感じにくく、音の迫力に欠ける。
 
 装着感は三段キノコイヤーピースの場合はあまり良くなく、装着が難しい。
 付属のスポンジイヤーピースもあまり良くないが、装着は比較的簡単である。
 どちらも耳の奥深く押し込むので耳穴が圧迫されて痛いので長時間の使用は無理か。
 
 遮音性は製品の特徴上良く、そこらのノイズキャンセリングイヤホンより外音を遮断する。これが唯一の秀でた武器か。
 タッチノイズはケーブルの性質上大きいがそれを配慮してか衣服などにケーブルを固定するクリップが付いている。
 
 付属品はどれも一流で単品で買うと高価なものが付属する。しかし一個ずつで予備が無い、通販でイヤーピース、交換フィルターがセットになって3,780円で売られている。
 イヤホンケースは非常に大きくDAP本体を収納できてしまうほどだ。
 
 注意する事としては、パッケージのTechnology by Etymotic Reseachの技術がいったいどこに使われているかもわからないので、過度な期待をしてはいけない。
 Etymotic ReseachのBA搭載機種のクリアで鮮明なイメージからは外れている。
 上位機種EP720/EP730はBA搭載機種なので鮮明さを求めるならもう少し投資が必要である。
 また左右(L/R)の判断が表面の塗装でしか判断できないので、塗装が剥がれたとき左右の判断が出来ない。この塗装も剥がれやすいので大切に扱おう。
 さらにイヤホンプラグがストレートではなく特殊なくの字、バナナ型になっているのでこれも注意が必要。
 ケーブルも弾力のあるゴムのようで癖がつきやすく、タッチノイズが大きい。
 アルコール消毒時に溶けてしまう報告があったので下手に薬品を使わない方が良いだろう。
 
 音質面はさておき、元々の価格が14,800円なのが6,000円前後になっていて、付属品も豪華なので得した気分になるのは間違いないだろう。
 

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