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LinkStationシリーズ並びに、玄箱シリーズの、PowerPC版で使われているAVRについてのページ。
AVRは汎用マイコンであるが、上記シリーズにおいては、出荷時にプログラムが書き込まれ、PowerPCからのコマンドをシリアル経由で送受し、電源管理、LED、ファンの制御、並びに管理を行っている。
AVRは汎用マイコンであるが、上記シリーズにおいては、出荷時にプログラムが書き込まれ、PowerPCからのコマンドをシリアル経由で送受し、電源管理、LED、リセット、ファンの制御、並びに管理を行っている。
ライトプロテクトは解除されているため、書き込みも可能だが、本体のみでは書き換える事は出来ない。
PowerPCの板でも一部ロットや、MIPS、TeraStationについては、コマンドがほぼ上位互換のプログラムを書き込んだMC68HC908JL8が実装されている。
とりあえず、暫定的に作成。構成は変更する可能性があります。
*空冷ファン [#ua1f3529]
AVRはファンが回転していない事を検出すると、システムをシャットダウンするようになっている。
ロックセンサータイプのファンを想定しているため、三線のファンを買ってきても、パルスセンサーの回転センサーの場合は、そのタイミングにより、ファンの故障と判断される事がある。
ロックセンサータイプは、回転時には信号がLowになっているため、停止は検出できなくなってしまうものの、センサの信号を、GNDに落としてやることで、シャットダウンはされなくなる。
特に回転数の検出は行っておらず、単純にファンへの供給電源の切り替えにより、回転数の強弱を制御しているだけである。
単純にファンへの供給電源の切り替えにより、回転数の強弱を制御しているだけである。
突然の故障により、とりあえず、システムは動かしたい場合は、AVRを止めてやる事でどうさするが、冷却が行われないため、長期運用は薦められない。
*LED[#j6bdaed6]
AVRへのコマンドと、ファームにより、初期状態では下記の様な状態を示す。
-POWER LED(緑)
|LEDの状態|内容|
|点灯|通常動作。|
|点滅|電源投入後、起動処理中。厳密にはppc_uartdが起動するまでの間。ならびに、FLASHROM書き込み時。|
|ゆっくり点滅|タイマー設定時|
-LINK/ACT LED
|LED状態|内容|
|オレンジ|10BASE-T|
|緑|100BASE-TX|
|青(GbE対応機のみ)|1000BASE-T|
-DISK FULL LED(赤)
|LED状態|内容|
|点灯|DISK FULL|
|点滅|Flash書き込み作業中。|
-DIAG LED(赤)
|LED状態|内容|シャットダウンの有無|
|3回点滅|パーティションエラー。/dev/hda3 を /mnt にマウントしていない場合に発生。警告のみであり、動作は続行される|無|
|4回点滅|冷却ファンの異常を検出。|有|
|5回点滅|FLASH ROM異常。放電により回復の可能性あり。|有|
|6回点滅|ハードディスクの異常、若しくは、ppc_uartdを起動していない場合に発生。|有|
|7回点滅|RAM若しくは、LAN/HDDコントローラの異常を検出。|有|
|点滅を続ける|Flash 書き込み中。|無|