BUFFALO社の低価格帯有線ブロードバンドルータ。 BBR-4MGと、BBR-4HGはパフォーマンス、機能共に差別化が行われているが、それらはハードウェアによるものでは無く、ソフトウェアによる差別化である。 そのため、ファームウェアの入れ替えを行うものもいるが、ソフトウェアも製造コストや、価格の一部であり、流用は倫理的にはアウトな領域であろう。 本来の用途におけるパフォーマンスとしては価格相応ともいえるが、有線ルータのお勧めできる機種として名前が挙がる程度に比較的素直な挙動を示す。 価格が低価格帯であるためもあり、利用ユーザ数が多く、家族で複数台のPCを共有したい程度の用途であれば、必要充分な性能も有している。 但し、MIPSコアの175MHzとハードウェアに余るほどのパワーは無いため、あまりルーティング以外の仕事を与えると、パフォーマンスや安定性に影響する。 本来の用途以外のガヂェットとしてみた場合、ADM5120自体が多くの機能を包含したSoCであるため、割り切れるのであればかなりの遊びでのあるハードウェアである。 標準では、FLASH ROM2MBに、RAM8MBと、URATが1ポートピンヘッダで出ているだけだが、USB1.1が2ポート、URATが更に1ポート、チップから引き出す事が出来る。 元がルータを前提に構成されているため、メインメモリ、FLASHメモリともにかなり少ないが、それでも、Linuxと、ルートファイルシステムを詰め込んだ兵も居る。 若干の工夫は必要だが、それなりの仕様が明確になっているため、何らかの機器の制御や、おもちゃとして遊ぶのにはスキルによってはかなりコストパフォーマンスが高い製品といえる。 #include(BUFFALO Hack/BBR-4MG/ハードウェア,notitle) #include(BUFFALO Hack/BBR-4MG/ソフトウェア,notitle)