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NEC Express5800/110Gd/110Gx CPU関連情報 のバックアップソース(No.5)

&color(blue){&size(18){''110Gd/Ge共通の、BIOSでのCPU設定項目/マイクロコード関連情報/CPU換装時のTipsです。''};};
&color(blue){''110Gd/Ge機種個別情報の場合は、機種名を明記してください。''};

''BIOSでのCPU設定項目''
-対応しているCPUとOSを使用していれば、[[EIST:http://www.intel.com/cd/channel/reseller/asmo-na/eng/203838.htm]]を有効化可能。
--110Gdでは、BIOSバージョン (1.0.)0023 以降で不具合解消され、正常動作する。
--周波数はCPU機種毎の規格通りに下がるが、CPU個体毎に出荷時調整されているDynamic VID電圧は通常あまり下がらない。
--BIOSでの設定は、Mainメニューの「Advanced Processor Options」→「Enhanced Intel SpeedStep(R) Tech.」 = [Enabled]
このBIOS設定は、使用しているCPUがEISTに対応している場合にのみ表示される。
--動作を確認するには、[[Orthos:http://sp2004.fre3.com/]] を使用して、アイドル時と動作時の比較をすれば良い。
周波数は 、[[CPU-Z:http://www.cpuid.com/cpuz.php]] にて「CPU」タブ→「Clocks」の「Core Speed」を読む。
VID電圧は、[[SpeedFan:http://www.almico.com/speedfan.php]]にて、「Readings」タブ→「Vcore1」を読む。
--Windows上から設定を強制変更する場合には、[[CrystalCPUID:http://crystalmark.info/software/CrystalCPUID/]]ではなく[[RightMark CPU Clock Utility:http://cpu.rightmark.org/]]を使用せよ。
-他のCPU機種個別のBIOS設定(110Gdでは HT,XD,VT、110GeではC1E,XD,VT)に関しては、ユーザーズガイドを参照。
--[[110Gd:http://www.express.nec.co.jp/care/user/110Gd.html]]では137頁、[[110Ge:http://www.express.nec.co.jp/care/user/110Ge.html]]では143頁。
--''注意'': 32-bit OS使用でメモリを4GB実装し、かつVGAにnVidiaの古いカード/ドライバを使用する場合は、XD Bitを無効にする事。
---当wiki内[[メモリ・ホール補完機能>../110Gx メモリ・ホール補完機能]]を参照。

''マイクロコード関連''
-BIOSコード内に、換装したCPUに対応するマイクロコードが無い場合には、POST時に「Cannot update CPU Micro Code!」と表示され停止する。
その場合の処置は、次の通り。
--F1キーを押せば、ブートする。
--BIOS設定で、「Server → Post Error Pause」の値を [disabled] にすると、POST時にF1キーを押さなくてもブートする様になる。
--OSがWindowsの場合には、[[マイクロソフトのマイクロコード信頼性アップデート:http://support.microsoft.com/kb/936357]]を適用する。
WindowsVistaでは標準機能であり、WindowsUpdateにより、自動的に最新版が適用される。
--OSがLinuxの場合には、[[Intel Microcode Update Utility for Linux:http://www.urbanmyth.org/microcode/]] の新版が当初よりパッケージに含まれている。
最新の /etc(/firmware)/microcode.dat は、上記サイトに記載の通り、[[Intelのサイトからダウンロード:http://downloadcenter.intel.com/default.aspx#]]可能。
 (左バナーの上から3つ目「Processors」でシリーズを選び、OSで「Linux」を選択)
参考リンク: [[MICROCODE_CTL:http://www.linux.or.jp/JM/html/microcode_ctl/man8/microcode_ctl.8.html]], [[RedHat系の場合:https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=219652]], [[Ubuntu の場合:http://ubuntuforums.org/archive/index.php/t-672739.html]]

''CPU換装時のTips''
-標準実装のクーラーは、取付のシリコーン・ゴム熱伝導接着剤が硬いので、20〜30分稼動させて暖めると比較的楽に取り外せる。
-元のクーラーを流用する場合は、熱伝導接着剤の残りによる凹凸を綺麗に取り除く。
凹凸が残って接着面に隙間が出来ると、冷却効果が低下する。必ず全面が綺麗に密着する様にする。
-クーラー装着時には、熱伝導グリスを必ず塗る。(熱抵抗が大幅に下がる)

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