**■Bluetoothまとめ・ペアリング [#s1ffb3dc] **●利用方法 [#dc08bf48] ・携帯電話・PHS 携帯電話・PHSの高機能化に伴い、携帯電話等間もしくは 携帯電話等対Bluetooth対応機器間のデータの受け渡しに使われるようになった。 海外ではワイヤレスヘッドセットの利用が一般的で、 ミドルレンジ以下の端末まで普及が進んでいる。しかしながら、 2008年現在日本市場では、Bluetoothに対応した端末が増加傾向にあるものの、 大きな普及には至っていない。ソフトバンクモバイル向けでは3G機種のほとんどがBluetooth対応の為か普及率が高い。 一方他キャリアでは積極的に推すようなことはしていない。 NTTドコモでは主にパナソニック モバイルコミュニケーションズ、 auでは主に東芝が導入、後に「KCP+」対応機種に積極的に導入しているが、 既存の「KCP+」非対応機に関しては導入に消極的である。 Bluetoothの活用について携帯電話キャリア側からの目につく提案は、 ミュージックプレーヤーとしての「音楽ケータイ」と ワイヤレスヘッドホンを結ぶ機能であるというかたちがほとんどで、 ファイル転送や車内ハンズフリー通話などについて カタログで大きく取り扱われるようにはなっていない。 一部携帯電話・PHS端末は対応のPC・PDAとBluetoooth接続することで 無線モデムにすることができる。 ・ハンズフリー通話 日本において、2004年の道路交通法改正により、 自動車の運転中に携帯電話・PHSを手に持って通話した場合の罰則が強化されたため、 手に持たずに通話できるハンズフリー機能が注目されるようになった。 ハンズフリー・マイクロフォン機能としては、ヘッドセットやイヤホンマイクを イヤホンジャックに接続する安価なものが一般的であるが、事前に 頭・耳にヘッドセット等を装備して、それと携帯電話等の間を コードで繋いだままでいなければならないなど煩雑であるため、 無線により自動的にハンズフリー車載器(スピーカー・マイクは車内に装備) と接続してハンズフリー通話が出来るBluetoothハンズフリー機器の 開発や製品の輸入ライセンス販売が活発化した。 ・カーナビゲーション 自動車メーカー各社もハンズフリー通話の動向に呼応し、 Bluetoothハンズフリーに対応したシステムの開発を行った。 既にカーナビが自動車の情報端末として確立していたため、 Bluetoothは純正カーナビに組み込まれることになり、 「Bluetooth対応純正カーナビ」という形の開発となった。 特に、KDDIの筆頭株主であるトヨタ自動車が最も積極的で、 現在、トヨタのG-BOOK、日産のカーウイングス、ホンダのインターナビの 3つの陣営に分かれている。 2007年現在、カロッツェリアやパナソニックなどサードパーティ製カーナビにおいても、 Bluetooth接続機能がオプションで用意されつつある。 Bluetooth対応カーナビは、Bluetooth対応携帯電話とHFP/HSPプロファイルで接続し、 Bluetoothの設定などの操作はカーナビ画面、着信・発信時の操作はカーナビ画面 ・専用ボタン・自動着信/音声認識発信など、マイクは運転席の周辺、 スピーカは車のカーステレオのものを流用している。 カーナビと携帯電話の連携は単に発信・受信できることにとどまらず、 カーナビに収録された店舗情報から電話をかけることができるなどの余祿を産んでいる。また、機種によってはBluetooth接続で携帯音楽プレーヤーに収録した 音楽を操作・演奏することができる。 **●今後の動向 [#t0403832] 「Bluetooth 2.1 + EDR」、ペアリングの簡略化と省電力化を実現 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/33841.html **●接続手順の実際 [#v7ee0aca] Bluetooth機器を最初に使用する際には、 接続相手を特定するため、ペアリング(ボンディング、組み合わせ) と呼ばれる操作が必要になる。ここでは、その一般的な手順を示す。 1.認証・暗号化の設定を双方であわせておく。 2.一方の機器を「探索(発見)可能状態」に設定する。 3.他方の機器から「探索(発見)」操作を行う。 4.探索可能状態にある周囲のBluetooth機器の一覧が提示されるので、 その中から所望の接続相手を指定する。 5.双方に同一のパスキー(認証鍵のこと、PINともいう)を入力する。 パスキー パスキーは、通常4〜16桁程度の任意の数字で指定する。 通常デフォルトでは「0000」などの単純な羅列となっている。 パスキーの交換が終われば、ペアリングが完了する。 一度ペアリングを行った機器間では、次からは自動的あるいは 半自動的に接続が確立され、パスキーの入力は不要である (相性によっては、毎回パスキー入力が必要となることもある)。 *●携帯電話機種別接続方法 [#ocd879eb] &color(red){簡易版の為、携帯電話の取扱説明書参照推奨}; **DoCoMo [#ne65e062] ・DoCoMo P906i(DoCoMo2.0) 1.メニュー → LifeKit 2.Bluetooth → 登録機器リスト 3.サーチしますか?→YES(サーチ中) (本体はSETUPボタン押してペアリング状態にする) 4.「NVBTH」を選択 5.携帯電話の端末暗証番号を入力 6.パスキー「0000」or「1212」入力 7.「ハンズフリー」を選択 8.別サービスに接続しますか? → NO 登録終了 9.LifeKit → Bluetooth → 接続待機 10.待機中にしたいサービス選択 使用可能 11.LifeKit → Bluetooth → Bluetooth電源オフ 使用停止 ・DoCoMo P905i 1.メニュー → LifeKit 2.Bluetooth → 登録機器リスト 3.サーチしますか?→YES(サーチ中) (本体はSETUPボタン押してペアリング状態にする) 4.「NVBTH」を選択 5.携帯電話の端末暗証番号を入力 6.パスキー「0000」or「1212」入力 7.「ハンズフリー」を選択 8.別サービスに接続しますか? → NO 終了 ・P905iTV ※機器の登録時に「接続したいサービスを選択」にて 「ハンズフリー」および「オーディオ」の二つを選択してください。 **au [#g5dd568e] ・au W61T 1.メニュー → Bluetooth 2.初期登録 → ハンズフリー機器を登録 3.初期登録しますよろしいですか → (はい) (本体はSETUPボタン押してペアリング状態にする) 4.「NVBTH」を選択 5.パスキー「0000」or「1212」入力 終了 ・au W54SA(KCP+) (KCP+端末共通仕様) 1.メニュー → 赤外線/Bluetooth 2.Bluetoothメニュー → 初期登録 3.ハンズフリー機器を登録 4.初期登録しますよろしいですか(はい) (本体はSETUPボタン押してペアリング状態にする) 5.「NVBTH」選択 6.パスキー「0000」or「1212」入力 終了 ※「Bluetooth」-「初期登録」 -「ハンズフリー機器を登録」より登録して 音楽再生時は、「ワイヤレス機器の選択」にて 機器を接続してください。 ・au 東芝端末(W54T,W52T,TiMO[W44T II]) 1.メニュー → Bluetoothメニュー 2.初期登録 → ハンズフリー機器を登録 3.検索しますか(はい) (本体はSETUPボタン押してペアリング状態にする) 4.機器選択 「NVBTH」接続 5.パスキー「0000」or「1212」入力 終了 ※『対応サービス』 [HSP],[HFP],[DUN],[A2DP],[AVRCP]などのサービスで、 各々に対応した機器を登録しないと『ワイヤレス機器選択』の欄に出てこない ※オーディオ動作とハンズフリー動作は、同時にできません。 **SoftBank [#b1b2b232] ・SoftBank X01HT 1.(右上の)スタート → 設定 → (下の)接続 2.Bluetooth → Bluetoothをオンにする 3.(下の)デバイス → 新しいパートナーシップ (本体はSETUPボタンを押しペアリング状態にする) 4.「NVBTH」選択 → 次へ 5.パスキー「0000」or「1212」入力 6.次へ 完了 SoftBank 922SH 1.メニュー → 設定 → 外部接続 2.Bluetooth → ON/OFF設定 ON 3.周辺デバイス検索 (本体のSETUPボタンを押してペアリング状態にする) 4.「NVBTH」選択 5.パスキー「0000」or「1212」入力 終了 SoftBank 912T(東芝) ※接続時は、「登録済みデバイス」にて接続を行ってください。 SoftBank iPhone 3G 3G/Wi-Fi/Bluetoothをオン/オフする方法 1.まとめてオン/オフにする時 [設定]−[機内モード]をオフにする事で全て切ることが出来ます。 すべてオンにするには、[機内モード]をオンにすればOK。 2.個別にオン/オフする時 3G:[設定]−[一般]−[ネットワーク]−[3Gを有効にする]をオン/オフに。 Bluetooth:[設定]−[一般]−[Bluetooth]でオン/オフする。