一覧 検索 最終更新 改名 | ヘルプ | 最終更新のRSS |

RequestPolicy 1.x のバックアップ差分(No.5)


ここはウェブブラウザ[[Mozilla Firefox:http://www.mozilla.jp/firefox/]]の拡張機能[[RequestPolicy:https://www.requestpolicy.com/]]の開発版である[[バージョン1.0:https://www.requestpolicy.com/1.0.html]]の情報をまとめたページです。
 RequestPolicy 0.5系については[[Mozilla Firefox まとめサイト>http://firefox.geckodev.org/index.php?RequestPolicy]]をご覧下さい。
 ~
 
 ''目次''
 #contents
 &br;
 
 * RequestPolicy 1.xの基本機能 [#y1194124]
 
 -閲覧しているウェブページからリクエストされている外部ドメインへの接続を許可・禁止する
 --ホワイトリスト制
 基本的に外部ドメインへの接続を禁止し任意の外部ドメインへの接続や閲覧サイトのドメインから任意の外部ドメインへの接続を許可する。
 ~
 --ブラックリスト制
 基本的に外部ドメインへの接続を許可し任意の外部ドメインへの接続や閲覧サイトのドメインから任意の外部ドメインへの接続を禁止する。
 ~
 -Locationヘッダによる外部ドメインへのリダイレクトを警告し接続を許可・禁止する
 ~
 *外部ドメイン確認・登録用メニュー [#mce6875a]
 #ref(RP-1x-menu.gif,nolink,メニュー);
 ~
 -表示方法
 --RequestPolicyボタンを押す
 --ショートカットキー(Ctrl+Alt+R)を入力する
 ~
 -各所の説明
 --1
 開いているサイトのドメインが表示され、メニューを開いた時点では選択状態となっている。
 1のドメインが選択状態になっている時に、5には1のドメインからの全てのリクエストを許可・禁止する項目が表示され、1のドメインからリクエストされているドメインがある場合は3〜4に表示される。
 ~
 --2
 4で許可されているドメインのうち、更に外部へのリクエストの送信元になっているドメインがある場合に表示される。
 2に表示されるドメインをクリックすると、5には2のドメインからの全てのリクエストを許可・禁止する項目が表示され、2のドメインからリクエストされているドメインがある場合は3〜4に表示される。
 ~
 --3
 1や2のドメインからのリクエストを禁止されているドメインがある場合に赤い文字で表示される。
 ここに表示されるドメインをクリックすると5に許可用の項目が表示される。
 ~
 --4
 1や2のドメインからのリクエストを許可されているドメインがある場合に緑色の文字で表示される。
 ここに表示されるドメインをクリックすると5に禁止用の項目が表示される。
 ~
 --5
 1のドメインからのリクエストを許可・禁止するための項目が表示され、2〜4までのドメインを選択すると、それぞれ許可・禁止用の項目が表示される。
 ここの項目をクリックすると下線が追加表示され許可・禁止が予約状態となり、メニューを非表示にすると同時に登録されページが自動的に再読み込みされる。
 メニューを非表示にするにはRequestPolicyボタンやEscキー・Altキー・Tabキーを押すか、ページの適当な所をクリックする。
 ~
 --6
 5でドメインを一時的に許可・禁止している場合に表示される。
 ここをクリックすると5で設定した一時的な許可・禁止が全て取り消され即座にページが再読み込みされる。
 ~
 --7
 Disable blockingをクリックすると全ての外部ドメインが許可され、Enable blockingに表示が切り替わり、Enable blockingをクリックすると元の状態に戻る。
 メニューを非表示にしてもページが自動的に再読み込みされないので手動でページを再読み込みする必要がある。
 ~
 -外部ドメイン確認・登録用メニューの変更点
 --RequestPolicy 1.xではドメインを許可・禁止する際にメニューを非表示にしない限りは再読み込みされないので一度に複数のドメインを登録しやすくなっている。(RequestPolicy 0.5では自動的に再読み込みする機能を有効にしていると、1つのドメインを許可する度に自動的にページを再読み込みするようになっており、逆に自動的に再読み込みする機能を無効にしていた場合でも、1つのドメインを許可する度にメニューが非表示になってしまう状況だった)
 ~
 
 * RequestPolicy 1.x の変更点(1.0.0b3時点) [#ebb17feb]
 
 ** 追加された主な機能 [#a5ae0c5c]
 
 -ブラックリスト制
 基本的に外部ドメインを許可し任意の外部ドメインのみを禁止する。
 ~
 -登録ドメインのワイルドカード表記
 メニューからドメインを登録する際に登録ドメインの先頭にワイルドカード(*)が追加される。
 Manage Policies から送信先を「*.cloudfront.net」で許可した場合は、「cloudfront.net」だけでなく「○○○○.cloudfront.net」も許可される。
 ~
 -同一組織の外部ドメイン読み込みの可否
 amazon.comならimages-amazon.com等が許可される。
 //--サイトの動作に必要な外部ドメインの読み込みの可否
 //--外部ドメインに置かれている画像や動画の読み込みの可否
 ~
 -外部ドメイン確認・登録用メニューを表示するショートカットキー
 Ctrl+Alt+R
 ~
 -設定メニュー項目
 メニューバー → ツール → RequestPolicy
 ~
 ** 廃止された主な機能 [#n4be0ebb]
 
 -コンテキストメニューの外部ドメイン確認・登録用メニュー項目
 外部ドメイン確認・登録用メニューを高機能化した影響でコンテキストメニューに直接組み込む事が難しくなった模様。
 ~
 -登録ドメインのインポート機能とエクスポート機能
 バージョン1.xでは登録ドメインはプロファイルに作られるrequestpolicyフォルダのpolicies>user.jsonに保存されるので手動でインポートとエクスポートを行う事は可能。
 ~
 -Locationヘッダでのリダイレクト警告時のドメイン登録機能
 ~
 -Locationヘッダでのリダイレクト警告時のリダイレクト許可後の再アクセス
 RequestPolicy 1.xでは、リダイレクト警告後に再読み込みするとリダイレクト警告の許可ボタンが効かなくなってしまい、更にリダイレクト警告時のドメイン登録機能も停止されているため、アクセス毎にリダイレクト先を変更するページでは同一ページを複数のタブに開き、許可したいドメインがリダイレクト警告に表示されているタブのみを残す必要がある。
 --RequestPolicy 1.xでは、リダイレクト警告後に再読み込みするとリダイレクト警告の許可ボタンが効かなくなり、リダイレクト警告時のドメイン登録機能も停止されているため、アクセス毎にリダイレクト先を変更するページでは同一ページを複数のタブに開く。許可したいドメインがリダイレクト警告に表示されているタブのみを残す必要がある。
 (RequestPolicy 0.5では、リダイレクトを許可した後に再アクセスしており、アクセス毎にリダイレクト先を変更するページでは許可したリダイレクト先URLへ即座に移動できない場合が多くなるという不具合があったため、許可したいドメインを登録してから許可したドメインにリダイレクトされるまでFirefox側で再読み込みする必要があった)
 ~
 
 * オプション [#rce4af23]
 
 RequestPolicy 1.xのオプションはHTML形式となり、外部ドメイン確認・登録用メニューと似たレイアウトになっている。
 ~
 **設定 [#f8a80d75]
 ***Basic [#c6556142]
 -Webページ
 ~
 --ブロックされたことを示す画像を表示する
 ~
 -Menu
 --Allow adding non-temporary rules when using Private Browsing Mode
 プライベートブラウジングモードにしている時にもRequestPolicy 1.xによる外部ドメインの恒常的な許可・禁止の設定を可能にする。
 ~
 ***上級者向け設定 [#e63c9a04]
 -Link Prefetching
 --Enabled
 リンク先のページを先読みする。
 ~
 --Disable on startup
 Firefox起動時にリンク先のページ先読み機能を無効にする。
 ~
 --Restore default when RequestPolicy is uninstalled
 RequestPolicyをアンインストールした時にFirefox側のページ先読み機能の値を初期値に戻す。
 ~
 -DNS Prefetching
 --Enabled
 リンク先のDNSを先読みする。
 ~
 --Disable on startup
 Firefox起動時にリンク先のDNS先読み機能を無効にする。
 ~
 --Restore default when RequestPolicy is uninstalled
 RequestPolicyをアンインストールした時にFirefox側のDNS先読み機能の値を初期値に戻す。
 ~
 
 ** Manage Policies [#s269805f]
 
 *** Your Policy [#t3c0c9a6]
 
 -Type
 --Allow
 オリジンと送信先またはオリジンから送信先のドメインへの接続を許可する事を示す。
 ~
 --Block
 オリジンと送信先またはオリジンから送信先のドメインへの接続を禁止する事を示す。
 ~
 -オリジン
 許可・禁止する送信元ドメイン。
 ~
 -送信先
 許可・禁止する外部ドメイン。
 ~
 -Search
 登録されているドメインをインクリメンタル検索する、
 ~
 -×
 登録ドメインにマウスポインタをかざすと右端に表示される。
 ×を押すと登録ドメインが削除される。
 ~
 -許可
 オリジンと送信先またはオリジンから送信先のドメインへの接続を許可する。
 ~
 -Block
 オリジンと送信先またはオリジンから送信先のドメインへの接続を禁止する。
 ~
 -Temporary
 オリジンと送信先またはオリジンから送信先のドメインへの接続の許可・禁止を一時的な設定とする。
 1.0.0b3の時点ではドメインを一時的に許可・禁止して登録した場合、登録自体はされるが登録ドメイン一覧には表示されない。
 ~
 -オリジン
 許可・禁止したい送信元ドメインを記入する。
 ~
 --scheme
 プロトコル毎に区別したい場合にプロトコルを記入する。
 ~
 --host
 ドメインを記入する。
 ワイルドカード(*)を使用可能。
 ~
 --port
 ポート番号がある場合にポート番号を記入する。
 ~
 -送信先
 許可・禁止したい送信先ドメイン(外部ドメイン)を記入する。
 ~
 --scheme
 プロトコル毎に区別したい場合にプロトコルを記入する。
 ~
 --host
 ドメインを記入する。
 ワイルドカード(*)を使用可能。
 ~
 --port
 ポート番号がある場合にポート番号を記入する。
 ~
 -Add rule
 記入したドメインを登録する。
 ~
 -Remove unused rules left over from the old version of RequestPolicy.
 RequestPolicy 0.5以前のバージョンを使用しドメインを登録していた場合に表示される。
 RequestPolicy 0.5までは登録ドメインはabout:config(prefs.js)に保存されている。
 RequestPolicy 1.xでは登録ドメインはプロファイルに作られるrequestpolicyフォルダのpolicies>user.jsonに保存される。
 ~
 
 *** Default Policy [#yc794c7e]
 
 -Allow requests by default. 
 Your Policyで禁止されていない全ての外部ドメインを許可する。
 ブラックリスト制で利用したい場合はここにチェックを入れる。
 ~
 -Block requests by default. (For advanced users. Breaks many websites.)
 Your PolicyやSubscriptionで許可されていない全ての外部ドメインを禁止する。
 ホワイトリスト制で利用したい場合はここにチェックを入れる。
 ~
 --Allow requests to the same domain (www.example.com -> static.example.com).
 セカンドレベルドメイン((「.co」「.ne」「.ac」等の国別コードセカンドレベルドメイン(ccSLD)ではないセカンドレベルドメイン))やサードレベルドメイン((セカンドレベルドメインが「.co」「.ne」「.ac」等の国別コードセカンドレベルドメイン(ccSLD)である場合のサードレベルドメイン))までの範囲が一致していれば、それらのサブドメインが一致していなくても外部ドメインとして扱わない。
 例えば「www.example.com」を開いた時に「static.example.com」へのリクエストがあれば接続が許可される。
 ~
 
 *** Subscription [#l12ff399]
 
 -Usability
 --Allow destinations that belong to the same organization as the origin webpage
 同一組織による送信元ドメインから外部ドメインへのリクエストを許可する。
 同一組織の送信元ドメインと外部ドメインはプロファイル内に作られるrequestpolicyフォルダのpolicies>subscriptions>official>allow_sameorg.json に登録されている。
 1.0.0b3の時点では英語圏のサイトを中心に登録されている。
 ~
 --Allow requests that are needed for websites to work properly
 サイトの動作に必要な外部ドメインを許可する、
 1.0.0b3の時点では動作未確認。
 ~
 --Allow requests for embedded content such as images and videos
 外部ドメインの画像や動画の埋め込みコンテンツを許可する。
 1.0.0b3の時点では動作未確認。
 ~
 -Browser
 --Allow requests related to Mozilla and Firefox websites
 MozillaやFirefox関連サイトへのリクエストを許可する。
 ~
 --Allow requests that are needed for other extensions to work properly
 RequestPolicy以外の拡張機能が動作する為に必要なリクエストを許可する。
 ~
 
 * その他 [#kd8cd156]
 
 ** RequestPolicy 1.0のメニューを表示可能な[[userChrome.js用スクリプト]] [#sc71dff4]
 
 -[[RightClickRequestPolicy1xMenuOnTabbar.uc.js>http://u6.getuploader.com/script/download/882/RightClickRequestPolicy1xMenuOnTabbar.uc.js]]
 タブバーかタブ追加用ボタンの上で右クリックした時にメニューを表示する。
 ~
 -[[KeyChanger.uc.js>https://github.com/Griever/userChromeJS/blob/master/KeyChanger/KeyChanger.uc.js]]
 --KeyChanger.uc.js設定用スクリプト「[[_keychanger.js>http://u6.getuploader.com/script/download/881/_keychanger.js]]」を使用してメニュー表示用のキー設定を追加する。
 --KeyChanger.uc.js はプロファイルフォルダ内にあるchromeフォルダ直下かchromeフォルダ以下の階層にあるフォルダに配置し、_keychanger.js はchromeフォルダ直下に配置する。
 ~
 ---配置例1
  [********.profilename] ─ [chrome] ┬ _keychanger.js
                                     └ KeyChanger.uc.js
 ~
 ---配置例2
  [********.profilename] ─ [chrome] ┬ _keychanger.js
                                     └ [folder] ─ KeyChanger.uc.js
 
 ** [[userChrome.css>http://firefox.geckodev.org/index.php?userchrome.css]]でメニュー内フォント設定を変更する [#nbe61732]
  /* RequestPolicy1.0 のメニュー内フォント設定 */
  #rp-main, #rp-details .rp-temporary, #rp-details.privatebrowsing .rp-allow, 
  #rp-details.privatebrowsing .rp-deny, #rp-origin, 
  #rp-revoke-temporary-permissions label, .rp-footer-link {
     font-family: meiryo !important;
     font-size: 17px !important;
  }
 ~
 
 * 関連リンク [#s2dc7b7c]
 
 - [[Firefox addon for privacy and security - RequestPolicy by Justin Samuel>https://www.requestpolicy.com/index.html]]
 - [[RequestPolicy/requestpolicy at dev-1.0 ・ GitHub>https://github.com/RequestPolicy/requestpolicy/tree/dev-1.0]]
 - [[RequestPolicy - Mozilla Firefox まとめサイト>http://firefox.geckodev.org/index.php?RequestPolicy]]
 - [[2ch検索: [Mozilla Firefox]>http://find.2ch.net/?STR=Mozilla+Firefox]]
 - [[Mozilla Japan - Firefox アドオン:https://addons.mozilla.jp/firefox/]]
 - [[Mozilla Developer Street:https://dev.mozilla.jp/]]
 - [[MozillaZine.jp :http://mozillazine.jp/]]
 - [[Firefox更新情報 Wiki*:http://wikiwiki.jp/firefox/]]
 - [[Firefoxサポート:http://www.mozilla.jp/firefox/support/]]
 
 * ご意見 [#u35ddef0]
 
 - テスト書き込み -- [[名無し]] &new{2013-05-08 (水) 09:01:36};
 - バージョンアップしたら、インポートされたはずの設定が一覧表示されない。環境によると思いますが、あらかじめエクスポートからバックアップしておくことをお勧めします。 --  &new{2013-05-17 (金) 22:25:03};
 
 #comment

(HTML conversion costs 0.012 sec.)