[[Vintage Technics 愛好会/コントロールアンプ(プリアンプ)]] **SE-10000 仕様 [#w433d42f] |型番|SE-10000| |発売年 (発表年)|1972年(S47)| |価格|500,000円(標準価格/受注生産)| |形式|ソリッドステートステレオパワーアンプ| |出力ミュージックパワー|300W(4Ω)、200W(8Ω)| |実効出力|片CH動作時:150W/150W(4Ω)100W/100W(8Ω)、両CH動作時:150W/150W(4Ω)100W/100W(8Ω)| |全高調波歪率|0.01%| |出力帯域幅|5Hz〜60kHz -3dB| |周波数特性|5Hz〜100kHz,+0,-1dB| |SN比|105dB| |消費電力|310W| |寸法|W:440, H:180, D:405.5 (mm)| |重量|27Kg| ※1973年アンプ総合カタログよりのデータです。 **オーナー、元オーナーコメント [#x7380805] #ref(SE-10000_C01.jpg,nolink,center) #ref(SE-10000spec.jpg,nolink,center) ''限界への挑戦−'' ''これがテクニクスのオーディオづくりの原点です'' テクニクスのオーディオ機器・・・・・・・・・・ そこにはオーディオとは何か、原音再生とは何かを 徹底的に追求するテクニクスのポリシーが息づいています。 ここ数年来、世界の注目をあびるほどの急速な発展をとげな がら、それにふさわしい評価をされていないうらみもあるのが わが国のオーディオ製品です。 このような現状をくつがえし、我国のオーディオ製品を世界 に示すべく、テクニクス技術陣の総力と長年貯えてきた研究開 発の成果を、徹底して性能向上そして再生音の追求に向け、い っさいぼ妥協を排して製作。ついに世界の一級品の評価を受け るにふさわしい内容を備えたアンプを完成・・・それが10000 シリーズです。 《Technics 10000シリーズ》 テクニクス技術陣の総力を結集。長年蓄えてきた技 術力と研究開発の成果を、徹底して性能向上と再生音 の追求のみに向け、生産性・価格などは度外視し、いっ さいの妥協を排して製作した「作品」です。 10000シリーズは、現時点でのオーディオアンプの究極 の姿を示すものであり、最新のテクニクス技術力の 報告でもあります。と同時に、音響製品に対するテク ニクスの姿勢を示す宣言でもあります。 《SE-10000》 パワーアンプには、低歪率、そして高安定度が要求されます。 SE-10000では、初段に特性のそろった低雑音PNPトランジスタを厳選 ペアで用いた差動増幅回路を用い、しかも他に類を見ない4段構成の 完全コンプリメンタリ全段差動増幅OCL回路を採用。また大容量定電圧 電源を用いるなど、低歪率と高安定度を追求。100W/100W出力時に おいても歪率0.01%以下・・・アンプの究極を示すほどの、超低歪率 再生を実現しています。 ■オーディオアンプの究極を示すほどの超低歪率を実現&BR; 100W/100Wの大出力時でも、歪率わずか0.01% ■カートリッジ、ヘッドなどのチェックに便利なdB目盛の&BR; 出力ワット数直読ピーク出力検出形パワーメータ採用 ■メータ感度はセレクタで3段階に切換え可能 ■万全の保護回路をひかえたSAFETY EYE装備 (※1973年9月20日付AMPLIFIERカタログより) #pcomment