[[Vintage Technics 愛好会/コントロールアンプ(プリアンプ)]] **SU-10000 仕様 [#la7cccf5] |型番|SU-10000| |発売年 (発表年)|1972年(S47)| |価格|450,000円(標準価格/受注生産)| |形式|ソリッドステートステレオコントロールセンター| |PHONO入力感度/インピーダンス|1mV/30,50,100kΩ(LOW)&BR;3mV/30,50,100kΩ(HIGH)可変| |定格出力/インピーダンス|1V/600Ω| |最大出力/インピーダンス|10V/600Ω| |歪率|0.01%以下| |PHONO許容入力|450mV(LOW)、1,350mV(HIGH)| |PHONO・SN比|74dB(3mV感度)| |消費電力|40W| |寸法|W:440, H:180, D:397.5 (mm)| |重量|14Kg| ※1973年アンプ総合カタログよりのデータです。 **オーナー、元オーナーコメント [#x9902cc2] #ref(SU-10000_C01.jpg,nolink,center) #ref(SU-10000spec.jpg,nolink,center) ''限界への挑戦−'' ''これがテクニクスのオーディオづくりの原点です'' テクニクスのオーディオ機器・・・・・・・・・・ そこにはオーディオとは何か、原音再生とは何かを 徹底的に追求するテクニクスのポリシーが息づいています。 ここ数年来、世界の注目をあびるほどの急速な発展をとげな がら、それにふさわしい評価をされていないうらみもあるのが わが国のオーディオ製品です。 このような現状をくつがえし、我国のオーディオ製品を世界 に示すべく、テクニクス技術陣の総力と長年貯えてきた研究開 発の成果を、徹底して性能向上そして再生音の追求に向け、い っさいぼ妥協を排して製作。ついに世界の一級品の評価を受け るにふさわしい内容を備えたアンプを完成・・・それが10000 シリーズです。 《Technics 10000シリーズ》 テクニクス技術陣の総力を結集。長年蓄えてきた技 術力と研究開発の成果を、徹底して性能向上と再生音 の追求のみに向け、生産性・価格などは度外視し、いっ さいの妥協を排して製作した「作品」です。 10000シリーズは、現時点でのオーディオアンプの究極 の姿を示すものであり、最新のテクニクス技術力の 報告でもあります。と同時に、音響製品に対するテク ニクスの姿勢を示す宣言でもあります。 《SU-10000》 雑音が少なく、大入力でも歪まないことがプリアンプの絶対条件です。 SU-10000では、3段直結差動増幅とエミッタフォロワの4段直結回路構成 そして162Vという高い電圧を用い最大許容入力1,350mV(3mV感度)の イコライザ段・トーンコントロール回路にも差動増幅器を採用。 ボリウムツマミにはスイッチ式アッテネータを用いるなど徹底的に 低歪率再生を追求。SN比・歪特性・高安定度・大入力時の動特性など 諸特性を大幅に改善しています。 ■入力インピーダンス3段、入力感度2段に切換え可能 ■驚異的1,350mV(3mV感度)のPHONO最大許容入力 ■バス・トレブルは左右独立、歪極小のステップアップ方 式 ターンオーバー3段切換え、ディフィートも可能 ■高耐入力マイクアンプ内蔵・・・本格ミキシングOK ■OCL回路のヘッドホンアンプ、テープモニタ2回路装備 (※1973年9月20日付AMPLIFIERカタログより) #comment