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Vintage Technics 愛好会/スピーカー/SB-2A のバックアップ差分(No.3)


[[Vintage Technics 愛好会/スピーカー]]
 
 **Technics SB-2A 仕様 [#h36bcabc]
 |型番|SB-2A|
 |発売年 (発表年)|1982年(S57)(※要確認)|
 |価格|27,000円 (標準価格/一本)|
 |形式|3ウェイ3スピーカー バスレフ型|
 |使用ユニット||
 |ツイーター|2.8cm, ハニカムディスク, EAS-3PH13SA|
 |ミッドレンジ|5.2cm, ハニカムディスク, EAS-8PM101SD|
 |ウーハー|18cm, ハニカムディスク, EAS-18PL67SB|
 |再生周波数帯域|47Hz〜35kHz(-16dB),59Hz〜33kHz(-10dB)|
 |クロスオーバー周波数|2kHz, 4.5kHz|
 |出力音圧レベル|89dB/W(1.0m)|
 |耐入力|100W(MUSIC), 50W(DIN)|
 |インピーダンス|8Ω|
 |寸法|W:223, H:372, D:207 (mm) (ネット付・一本)|
 |重量|6Kg(ネット付・一本)|
  
 ※カタログデータとユーザー提供データです。
  
 **オーナー、元オーナーコメント [#k7337a17]
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 ''記者コメント(by 平面蛙 2007.05.17)''
 Technicsのスピーカーラインナップのメインストリームがほぼ平面スピーカーに
 入替った時期、ブックシェルフ型の小型スピーカーでSB-3が引退、SB-3Aが発表され
 もう一個下のSB-2が発表されたのが1981年末ぐらい。その後継としてA番を付けられた
 このSB-2Aの発表が1982末頃。好調なジャストジャケット(W315mm)コンサイスシリーズに
 合わせた形でコンパクトスピーカーでの3ウェイ化が図られた、ウッドエンクロージャー
 単品平面スピーカーの末弟です。
 
 SB-F40用に採用したツイーター+ミッドレンジユニットと先代SB-2の18cmウーハーユニット
 を組み合わせ、小型スピーカーを思わせないデザインバランスとなった顔付きが微妙な
 高級感(?)を漂わせています。www
 
 各ユニットは上記の構成に最も近いのですが微妙に専用チューニングされています。
 SB-F80にも記載する予定(現時点でまだ記事を書いてない)ですが、ユニット番号がSB-F80と
 まったく同じですので、このユニット構成の初代がSB-2Aということになりそうですね。
 5.8cmミッドレンジユニットはSB-F40以降、8cmミッドレンジユニット構成の3ウェイスピーカー
 と別のラインナップとして丸型平面スピーカー終焉まで続いていくことになります。
 
 さて、その音質ですが初代SB-3との比較でしかないんですが、密閉型とバスレフ型、双方
 低音域に差異が顕著です。カタログスペックでは同じ-10dBでSB-3のほうが下が15Hzほど
 低いのですが、すでになだらかな減衰が始まっているSB-3に比べSB-2Aのほうが再生可能
 な低音が低いのでは?と思うほど出ています。SB-3は初代平面の中ではどちらかというと
 ドンシャリ系列の音(悪いと言うほどでは無い)ですが、上下にきっちり伸びた感じが
 SB-2Aには感じられました。良く言えば「少し新しい目」の味付けと言ってよいでしょう。
 ただし、低音の締まった感じはSB-3のほうが上です。先代のSB-2と聴き比べしてみたいですね。
 
 アンプの音色を実に明確に出してくれます。ジャンルはクラッシック以外ならほとんど
 オールマイティーに鳴ると思います。ミッドレンジの追加は確実に中音から高音域への
 繋がりを意識した感じなので中低音域が少し硬く感じられる音です。
 また、トーンコントロールの影響を素直に出してくれるので、音楽に合わせた調整の効果
 を即、感じられる素直なスピーカーです。
 - できればエンクロージャーの作りをSB-3並にしてくれたらもっと良かったんだろうと思うけど、すこし安っぽいのは仕方ないのかな・・・ -- [[平面蛙]] &new{2007-05-17 (木) 05:44:48};
 
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