一覧 検索 最終更新 改名 | ヘルプ | 最終更新のRSS |

Vintage Technics 愛好会/スピーカー/SB-6A のバックアップソース(No.14)

[[Vintage Technics 愛好会/スピーカー]]

**Technics SB-6A 仕様 [#n2a1d9bb]

|型番|SB-6A|
|発売年(発表年)|1983年(S58)※要確認|
|価格|90,000 円(標準価格/2本1梱包/一本45,000円)|
|形式|3ウェイ3スピーカバスレフ型|
|使用ユニット||
|ツィーター|2.8cm, 平面アルミハニカムディスク, (EAS-3PH14S)|
|ミッドレンジ|8cm, 平面アルミハニカムディスク, (EAS-10PM233S)|
|ウーハー|25cm, リニアダンパー採用平面ハニカムディスク, (※型番要確認)|
|再生周波数帯域|33Hz〜35kHz(-16dB),43Hz〜33kHz(-10dB)|
|クロスオーバ周波数|900Hz, 3.5kHz|
|出力音圧レベル|93dB/W(1.0m)|
|耐入力|160W(MUSIC), 80W(DIN)|
|インピーダンス|6Ω|
|寸法|W:350,H:606,D:323(mm)|
|重量|16.0kg(1本)|

※カタログデータとユーザー提供データです。

#ref(SB-6A_C01.jpg,nolink,center)
#ref(SB-6Aspec.jpg,nolink,center)

**原音忠実再生を徹底追求 テクニクスハニカム平面スピーカ [#h3b71808]
デジタルオーディ時代もいよいよ本格化。デジタルサウンドの優れた特性は従来のオーディオの常識を遙かに超えるものです。その魅力を十分に伝える高忠実度再生を行うためには、スピーカシステムも、広帯域、フラットレスポンス、低歪、すぐれたパワーリニアリティを備えていなければなりません。このデジタル・オーディオ時代ならではの過酷な課題を見事にクリアできるスピーカシステム、それがテクニクスのハニカム平面スピーカ SB-6A といえましょう。ウーハ、ミッドレンジ、ツィータすべてにハニカムディスクを採用した3ウェイ構成。理想のリニアフェイズ化を実現し、位相周波数特性の乱れを見事に解消しています。加えて 33 Hz 〜 35 kHz (-16 dB) にわたる広範な帯域のほとんどすべてをピストンモーション再生。しかも、 160 W (MUSIC) の高耐入力、 93 dB/W という高能率を獲得し、低域から高域までダイナミックに変動するデジタルオーディオ信号をも忠実に再生します。
**ユニットのリニアフェイズ化を実現したハニカム平面振動板 [#c0be28d0]
振動板がコーン形状のスピーカユニットは、音源中心位置が明快に定まらず、低い周波数の音と高い周波数の音では音源中心位置が異なるという問題があります。さらに、コーンのくぼみにより前室効果という空気共振が発生し、周波数特性が悪化。位相特性の乱れの原因ともなっています。平面振動板のスピーカユニットでは、音源中心位置が振動板前面に明快に定まり、しかも前室効果による周波数特性の悪化も発生しないため、位相特性においても非常に優れた結果を得ることができます。すなわち、ハニカム平面振動板は、スピーカユニットのリニアフェイズ化を実現したといえるわけです。この位相特性は、音像定位の点で非常に大切な特性であり、デジタルオーディオ時代のスピーカシステムにとっては、極めて重要な意味をもっています。
**ハニカムの利点を生かし、さらに帯域を拡大する節駆動と円形・軸対象 [#m9903193]
ハニカム平面振動板の特性を最大限に発揮させる重要なポイントは、その駆動方法にあります。一般に平面振動板を自由空間で振動させると、ある特定周波数で全く動かない部分が現れます。これが節(ふし)です。この節の位置でドライブすれば共振モードは打ち消され、ピストンモーション域が大幅に拡大。滑らかで低歪な周波数特性が得られます。節の現れ方のパターンは振動板の材質・構造によって異なります。その形状が単純であればあるほど、理想的な節ドライブが可能となります。テクニクスでは独自の円形軸対象ハニカムコアを採用。節の現れ方が複雑な角形振動板と異なり、1つの円形ボイスコイルで理想的な節ドライブを実現しました。
**パワーリニアリティを飛躍的に改善した 25 cm ハニカム平面ウーハ [#tcff619a]
**広帯域にわたり滑らかな特性を実現 8 cm ハニカム平面ミッドレンジ [#i55db7e2]
**高域のパワーリニアリティをも向上 2.8 cm ハニカム平面ツィータ [#oca018f0]
オーディオ帯域を超える、 35 kHz もの広帯域レスポンスを誇る高性能ツィータ。 17,500 ガウスの高磁束密度を持つ強力磁気回路により、高能率を実現しています。また、磁気ギャップ内には磁性流体を充填。放熱効果を大幅に向上させ、高耐入力を得るとともに、インピーダンスの安定化をも図り、極めて優れたパワーリニアリティを実現しています。さらにこの磁性流体は、低域共振を抑制するダンパー効果もあり、ツィータ前面の特殊形状イコライザともあいまって、周波数特性のフラット化を図っています。弦楽器の微妙なニュアンスが、手にとるように浮かび上がってきます。
***大型チョークコイルを使用した、低歪ネットワーク。チョークコイルのコアには低ロス・低歪のフェライトコアを、ツィータ回路には高域特性にすぐれたメタライズドポリエステルフィルムコンデンサをそれぞれ採用し、高性能化、高信頼化を図っています。 [#zcc3f5e0]
***ツィータに、過大入力や異常信号によるユニット破壊を未然に防ぐ、サーマルリレー保護回路を装備。サーマルリレー作動時にはインジケータが点灯。リセットボタンにより、復帰もワンタッチで行えます。 [#m34f14ea]
***エンクロージャはコンピュータを導入した有限要素法によって振動解析し、効果的な補強を施し、不要振動を徹底して抑制。木組みには、経年変化に強い三方Z組みを採用しています。 [#t003d725]

**オーナー、元オーナーコメント [#z76e20c1]
- バトルスターギャラクティカのカーラの家にあったオーディオセットのスピーカーはSB-6Aに見えました。 -- [[Bono]] &new{2011-02-27 (日) 13:11:46};
- つまらない音だという評価を聞きますが私はこのスピーカーの音が好きで -- [[しろくまくん]] &new{2012-04-28 (土) 10:39:40};

#comment

(HTML conversion costs 0.004 sec.)