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Vintage Technics 愛好会/スピーカー/SB-M2 のバックアップソース(No.14)

[[Vintage Technics 愛好会/スピーカー]]

**Technics SB-M2 仕様 [#b841ae23]
|型番|SB-M2(M),(S)|
|発売年 (発表年)|1982年(S57)(※要確認)|
|価格|220,000円(M), 198,000円(S) (標準価格/一本)|
|形式|3ウェイ3スピーカー バスレフ型 (L,R対象型)|
|使用ユニット||
|ツイーター|2.8cm, ハニカムディスク, EAS-3PH10S|
|ミッドレンジ|8cm, ハニカムディスク, EAS-12PM216S|
|ウーハー|38cm, ハニカムディスク, EAS-38PL32S|
|再生周波数帯域|27Hz〜38kHz(-16dB),35Hz〜35kHz(-10dB)|
|クロスオーバー周波数|750Hz, 4kHz|
|出力音圧レベル|92dB/W(1.0m)|
|耐入力|300W(MUSIC), 130W(DIN)|
|インピーダンス|6Ω|
|寸法|W:540, H:820, D:415 (mm) (ネット付・一本)|
|重量|50Kg(ネット付・一本)|
 
※カタログデータとユーザー提供データです。
 
**オーナー、元オーナーコメント [#j68c6050]
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''記者コメント(by 平面蛙 2007.05.09)''

丸型平面マルチウェイの最終シリーズとも言えるSB-Mシリーズ。
軸対称ハニカム平面スピーカーのデジタル時代の最高峰として「歪み検知器」とまで
言われた「MONITOR1」ことSB-M1。そのフラットな特性と信号再生の忠実さは実験室の計測器
なみの精度でチューニングされていたらしい。実際試聴した時の印象では平面贔屓の私には
羨望の的でしか無かったわけですが、味気ないとか音の厚みが無いとか無機質とか様々な
形容詞と共に平面独特の「音場特性」が保守的な現場の業務モニターとして異色だったため
モニタースピーカーとしては不遇だったという話を聞きます。

さて、そのMONITOR1のカタログの裏の片隅に申し訳なさそうに紹介された兄弟スピーカー
がいました。4ウェイ全高1mを超えるスマートで堂々とした印象のM1に比べ、3ウェイ構成で
M1と同じツイーター、スコーカーが小さく見えるほど38cmウーファーがその体を主張し、
やけにずんぐりむっくりな印象を受ける弟分、それが「MONITOR2」ことSB-M2でした。

25cmミッドローユニット、バーアーム型音響レンズをはずし、バスレフポートは過去の
設計を新規にチューニング、M1とはちがう丸型ポートとして一般家庭になじみやすい
外観を持ち、M1のウォールナット仕上げグレー塗装の仕様差、価格差を低くしてより
購入しやすく考えられた仕様でした。

比較試聴をしたことが無いので伝聞になりますが、音色などもM1より家庭リスニング用に
「聞く」から「聴く」へ微調整されているそうです。

MONITOR1に憧れつづけてそのまま歳と共に忘れていた「オーディオ熱」を復活させて
くれたのがこのMONITOR2でした。

ちょっと、今メインのスピーカーなんで長ったらしく前置きし過ぎてしまいました。w
実際に今まで所有してきたスピーカーとは完全にクラス違いのスピーカーでして、実際
調整に四苦八苦しているのが現状です。今まで気にしていなかったことが気になり出したり
気が付いていなかった音に気が付くようになり、アンプ変えたり修理したり、グライコ
で周波数特性の試行錯誤を繰り返したりと、「所持すること」自体に力を使うという
楽しみ方ができるのはもともと貧乏だからかwww

CDでの試聴は一発目必ずナベサダの「SweetDeal」LPが Hubert Laws「春の祭典」
アンドレプレヴィン指揮アンヘルロメロ(ギター)「アランフェス協奏曲」
で調整かけるんですが、今までに無いくっきりした音像とゆるみの無い下まで伸びる低音
実に高音域から低音域までバランス良く聴かせてくれます。「アランフェス」の第一楽章
なんかは録音技師の技術が伝わってくるようなすばらしさです。まだまだ良い音が出るはず
なので、オーディオ機器全体の底上げを計画中。・・・金食い虫なスピーカーですが
気に入ってます。いつかはM1と並べて試聴したいなぁ・・・
あくまでプアオーディオオーナーの贔屓ですんでご容赦を。ではでは。
- 2マイク録音のライブやコンサート録音のソースってないもんかねぇ・・・ -- [[平面蛙]] &new{2007-05-10 (木) 09:52:56};
- ツィーターの高域が出なくなってしまいました。どこかで購入出来ませんかねー -- [[M2蛙]] &new{2007-09-16 (日) 12:29:33};
- こないだM1のツイーターが某所に出てたけどね〜。M1とM2はユニット共通だから探せばまだ見つかるかも・・・M1は2〜3年に1〜2set、M2は年5setぐらいで某オク見るし。原則中古部品取りになるからなぁ・・・ -- [[平面蛙]] &new{2007-09-16 (日) 17:09:47};
- 海外版SB-M1のユニットはSASS3PHM2Tになってる。(ちょっと手持ちPDFの画像が荒く、最後のM「2」Tの2が怪しい・・・)新品が欲しいなら個人輸入になるかな・・・ -- [[平面蛙]] &new{2007-09-16 (日) 17:33:29};
- アドバイスありがとうございます、海外で販売している事確認しました。しかし英語に疎い私としては指をくわえて見るだけです。検討中です。 -- [[M2蛙]] &new{2007-09-28 (金) 08:28:31};
- ドイツZDFに納入た、テクニクスの技術者が総力を結集しチューニングしたプレミアムSB-M2の3台 -- [[VAX]] &new{2007-10-26 (金) 21:05:10};
- OiBehtSZEUIBBIUnb -- [[gwiwxlikm]] &new{2007-10-27 (土) 00:54:39};
- iXEDYqSCpqwOHokDM -- [[ptijzucyh]] &new{2007-10-27 (土) 07:39:11};
- 「プレミアムSB-M2」・・・く、詳しく。ワクワク>VAXさん -- [[平面蛙]] &new{2007-10-28 (日) 17:54:34};
- 当時ヨーロッパではテクニクスのスピーカーは、あまり知られていませんでした。メーカーとしてドイツ国営放送(ZDF)にパスすることは非常に困難でステータスでした、テクニクス技術陣がなぜSB-M1でなくM2を採用したかは?、ですが業務用として収められ、のちに民生用としてSB-M2が販売されたようです。概観は同じで -- [[VAX]] &new{2007-10-30 (火) 22:40:26};

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