WD10EARS
WD10EARS！XPで使うには注意が必要です。
CoDEの「利きハードディスク大会」という企画で検証したHDDです。http://code.zqwoo.jp/sns_news/show/103ベンチマークやプログラム起動速度、同一HDD内コピー速度、温度などを検証したのでその結果を記載していきます。合計で６台レビューしましたのでもしよろしければ比較しながらご覧下さい。・HD103SIhttp://club.coneco.net/user/12338/review/37254/・HD103SJhttp://club.coneco.net/user/12338/review/37257/・ST31000520AShttp://club.coneco.net/user/12338/review/37262/・ST31000528AShttp://club.coneco.net/user/12338/review/37263/・WD10EARShttp://club.coneco.net/user/12338/review/37291/・HDS721010CLA332http://club.coneco.net/user/12338/review/37292/検証PC構成
【CPU】Intel Core 2 Duo E8400【CPUクーラー】TITAN FENRIR【マザーボード】ASUS P5E【PCケース】CoolerMaster CM690【メモリ】KINGBOX KBD4GD2-800Team TEDD1024M800HC5【HDD】WESTERN DIGITAL WD5000AAKS【光学ドライブ】LG GH20NS10【ビデオカード】WinFast PX8600 GT TDH【電源】AcBel ATX-607-CA-AB8FB【OS】Windows 7(RC) Ultimate 64Bit
（１）CrystalDiskMark3.0
100MB、500MB、1000MBを実行しました。100MBシーケンシャルリード 152.2 [MB/S]／シーケンシャルライト 104.3 [MB/S]ランダムリード(512k) 55.83 [MB/S] ／ランダムライト(512k) 116.0 [MB/S] ランダムリード(4k) 1.282 [MB/S] ／ランダムライト(4k) 1.256 [MB/S]500MBシーケンシャルリード 119.2 [MB/S]／シーケンシャルライト 113.8 [MB/S]ランダムリード(512k) 34.11 [MB/S] ／ランダムライト(512k) 72.09 [MB/S] ランダムリード(4k) 0.635 [MB/S] ／ランダムライト(4k) 0.941 [MB/S]1000MBシーケンシャルリード 117.0 [MB/S]／シーケンシャルライト 113.9 [MB/S]ランダムリード(512k) 32.22 [MB/S] ／ランダムライト(512k) 67.91 [MB/S] ランダムリード(4k) 0.598 [MB/S] ／ランダムライト(4k) 1.174 [MB/S]
（２）HD Tune 2.55
転送レート最低：46.6 MB／sec最高：115.1 MB／sec平均：85.9 MB／secアクセス時間：14.6 msバーストレート：150.1 MB／sec
（３）HWMonitorにてHDD温度検証
室温23.4℃最低温度：25℃最高温度：33℃
（４）PassMark Rebooter
パーティションを切らずにOSをインストールして、PassMark Rebooterという再起動を繰り返し、起動にかかる時間を記録できるソフトを使い、10回再起動をする設定にして起動時間を検証しました。１回目：62秒２回目：61秒３回目：61秒４回目：61秒５回目：61秒６回目：76秒７回目：76秒８回目：77秒９回目：76秒10回目：78秒平均：68.9秒
（５）同一HDD内のデーターコピー速度
同一ディスク内でコピーし、所要した時間を計測しました。データはファイル数 7376、容量 11.9 GBのものを使用。データコピー時間：8分51秒99
（６）プログラム起動時間計測
プログラムが起動する時間を知りたかったので、ゲーム「THE LAST REMNANT」を起動してタイトル画面のメニューが出るまでの時間をストップウォッチで計測しました。「THE LAST REMNANT」の起動のタイミングについてですが、OS起動直後と、タイトル表示後すぐにゲームを終了し、すぐ再起動の２回を計測しました。1回目(OS起動直後)：25.32秒2回目（1回目終了直後）：15.12秒
総評
速いですね〜。また騒音はかなり静かだと思います。発熱もまあまあですね。ただこのHDDをXPで使用するには注意が必要です。そのままでは性能をフルに発揮できません。WD10EARS は「Advanced Format」という技術を利用しているそうなのです。※Advanced Formatとは、従来のハードディスクの場合、１セクタが512バイトで物理フォーマットされているのに対し、4KB（4096バイト）で行う技術です。具体的な利点としては、ネット情報によると同じ容量のデータを記録する場合に記憶領域を節約でき、その節約部分の一部をECCに割り当て、エラー回復率アップと信頼性向上が計れるそうです。ただし、Advanced Formatは新技術のため、Windows XPなど古い一部OSでは対応していません。なのでXPではWD10EARS の本領を発揮できないということです！しかしXPでも特殊な方法で使用可能です。WD10EARS をXPで使用するための２つの方法！1.ジャンパーピンを使う2.「WD Align」を使う今回私は「WD Align」を使ってみましたが、XPでもスコアは回復しました。Advanced Formathttp://wdc.com/jp/products/advancedformat/index.aspブログでまとめて掲載していますので、もし良ければ下記をクリックして参照してください。http://tomoji2.blog11.fc2.com/blog-category-6.html
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