「HS-DGL」は,内部を覗いた方はご存知のとおり,「IDE」接続のHDDが入っています。 当時,250GB,400GBなどの容量を誇っていましたが,使用して行くと容量不足になりがち。 内部は,玄箱と同一というネタを根拠に「KURO-SATA」を購入し,SATA500GBのHDD接続に 挑戦しました。(SeagateのST31500(1.5TB)でも成功しました。) 結果,7日間の死闘の末,小ハックで乗りこなすことに成功しました。 **用意するもの [#l5607fed] HS-DGL(本体) KURO-SATA 新しいSATA-HDD(今回は,WD500GBを使用) Win入り設定用PC IDE-USB及びSATA-USBなど,PCと裸族のHDDとを繋ぐことのできるケーブル 「Acronis Disk Director Suite」などの,Linuxパーティションを操作できるユーティリティ ファームウェア Ver.1.62(BUFFALOのHPからDL) **手順 [#rc42c3f3] 0 バックアップ取れるだけの容量が確保できないときは,後に「DiskInternals Linux Reader」(http://www.diskinternals.com/linux-reader/)など,WinでLinuxを読み取れるソフトを使用して内容をお引越しする 0.1 設定用PCで,ファームウェア Ver.1.62を一度起動させ,表示されたIPアドレス などの情報を確認する 0.2 IPアドレスが「192.168.1.150」でない場合は,LinkStationの「IP設定ユーテイリ ティー」を使用して変更しておく 1 LinkStationの電源を切り,通電していないことを確認してから,当然,ガワを分解 2 IDE接続のHDDを取り外す 3 基盤から出ている電源及びIDEケーブルを「KURO-SATA」に接続 4 SATA-HDDを接続 5 LANケーブルを接続 6 バラック状態で,ショートすることがないことを確保して,ACを接続 7 アンチウィルスソフトなどファイヤーウォール系を停止 7.1 HS-DGLを起動する 8 ファームウェア1.62の「HS-DGL FWUpdate.exe」を起動 8.1 表示された内容の「ファームウェア」欄が空欄であることを確認 8.2 ファームウェアの更新を実行 9 「失敗」するが,「DISK FULL」が点滅している間は放置(領域などを自動で作成して いる) 10 点滅が消えたら,電源を落とし,HDDを外して変換ケーブルなどでPCと接続 11 「Acronis Disk Director Suite」などの,ユーティリティーで覗くと, プライマリ 376.5MB FS:なしパーティション:0x83(Linux native) プライマリ 517.7MB FS:なしパーティション:0x83(Linux swap,Solaris) プライマリ 464.8GB FS:なしパーティション:0x83(Linux native) 《HDDの容量で変わる。》 プライマリ 70.6MB FS:なしパーティション:0x83(Linux native) の4個のパーティションを確認 12 第3領域をいったん削除し,「Ext3」で領域を再設定。その後、他のパーティションを フォーマットする 13 バラックにSATAを戻し,電源を入れて再度FW1.62を起動。 すんなりと成功しないときは,もう一回 14 変更したIPアドレスなどを元の設定に修正する。 これで完了しますが,FW更新は,1.62を入れてからでないとできません。 また,1.64bのものを使えることを確認(現在DLも消されていますので,どこからか探してください。)していますが,最新の1.67bは適応できません。 チャレンジ精神のある方はどうぞ。 **コメント [#d98b49cb] - HS-D160GLの大容量化の報告http://d.hatena.ne.jp/tk74/touch/20090805/1249802723 -- &new{2012-09-13 (木) 03:08:54}; - HS-D400GLのHDD交換 ttp://manakas.wordpress.com/2008/11/01/linkstationのhddを交換してみた。/ -- &new{2012-09-13 (木) 14:57:38}; - HS-DHGL HDD交換http://blog.livedoor.jp/yama_bnr32/lite/archives/52091075.html -- &new{2012-09-13 (木) 19:58:52}; #comment