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【自殺】高崎経済大学の不祥事【アカハラ】 の変更点


 *1.自殺関連 [#lde58516]
 
 ■高崎経済大学で自殺4件相次ぐ 
 
 高崎経済大学(高崎市上並榎町)で本年度、学生の自殺が相次いで四件発生 
 していることが二十五日、分かった。大学はこのうち一件に「教育活動の過程で 
 生じた可能性がある」として、学内に事件調査委員会を設置して、教官らの言動 
 に問題がなかったかどうか調べることを決めた。 
 
 大学は再発防止に向け、新年度からカウンセリングの時間を約三倍に増やす 
 など、学生の心のケアを充実させる方針。 
 
 大学側は二十四日、学内に木暮至学長名で、事件調査委で事実と責任関係を 
 明らかにする方針を示す声明文を掲示した。この中で、早急に再発防止策を 
 導入し、命の重さを真摯(しんし)に受け止めて「研究・教育環境を改善する」 
 としている。 
 
 また同日、教職員に対して、学生への指導にあたり「十分な配慮」を行うよう 
 求める文書を配布した。 
 
 大学などによると、「教育活動の過程で生じた可能性」があるとされる一件は、 
 指導教官に「不適切な言動があったのではないか」との指摘が寄せられて 
 いるとされる。■以下ソースにて 
 http://www.raijin.com/news/a/26/news04.htm
 
 ■「強圧指導で学生自殺」 高崎経済大 准教授を免職処分 
 
 ・群馬県の高崎市立高崎経済大は9日、宿題をめぐる強圧的指導で、経済学部2年生 
 だった女子学生=当時(20)=を自殺に追いやったとして、同学部の男性准教授 
 (38)を9日付で懲戒免職処分にした、と発表した。 
 
 同大によると、准教授は2006年度後期、2年生のゼミナール「基礎演習」を担当。 
 昨年7月ごろ、受講した3人の学生に日本経済新聞の社説の要約や経済学の演習 
 問題計5題を宿題として課した。准教授は女子学生に対し「提出が遅れれば、留年 
 させる」とメールで通告したことがあったという。 
 
 提出期限の今年1月15日になっても女子学生は宿題のすべてを提出することが 
 できず、同日午後7時45分ごろ、群馬県みどり市の渡良瀬川に入水自殺した。 
 自殺直前、准教授にメールで「留年することは分かっています。人生もやめます」と 
 伝えていた。 
 
 准教授や同級生らから事情を聴いていた同大調査委員会は「自殺の一要因に准教授の 
 留年通告がある」と断定。「宿題を提出しなければ留年というのは強圧的で教育として 
 まともなものとは言えない。女子学生の両親に対する謝罪もなく、教師としての適格性に 
 問題がある」としている。 
 
 准教授は「間違ったことはしていない。自分のほかにも、自殺の要因があるのでは 
 ないか」と述べているという。 
 
 西日本新聞(2007年4月10日) 
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20070410/20070410_003.shtml
 
 ■高崎経済大の女子学生自殺:公平委「免職は重過ぎる」 不適切指導は認定/群馬 
 
 ◇高経大准教授、停職に修正 
 高崎市立高崎経済大学の女子学生自殺をめぐり懲戒免職になった准教授(39)の 
 不服申し立てを審理していた高崎市等公平委員会は、処分を停職6月に修正する 
 裁決書を25日、関係者に送付した。 
 
 裁決では、准教授が課した宿題は学生の能力を超えるもので、留年という言葉で提出を 
 求めるのはアカデミック・ハラスメントに当たり、指導に不適切または配慮に欠ける 
 ところがあったと認定。しかし、免職は重きに失すると結論づけた。 
 
 准教授が学生に送信した「宿題を提出しなければ留年」などの内容のメールについては、 
 自殺の直接の誘因かどうか判断を示さなかった。 
 
 裁決書を受け取った准教授は「大学に戻れることを率直に喜びたい。公平委員会の 
 指摘・判断に関しては真摯(しんし)に受け止めるべき点は受け止めたい」と語った。 
 
 同大学は吉田俊幸学長らが記者会見。「大学では指導教員の権限が極めて強く、 
 このような事件を二度と起こしてはならないという思いから(教壇に立たないような) 
 処分を決めた。事件後、数々の改革を実施しており、准教授にも加わってもらい、 
 よい方向に持っていきたい」と語った。 
 
 一方、女子学生の父親(50)は「准教授の教え方は全員が研究者にならないといけない 
 というような感じを持った。それを強迫観念に感じていたと思う。これを一つの 
 区切りにしたい」と話した。【増田勝彦】 
 
 毎日新聞(2008年6月26日)地方版 
 http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080626ddlk10040188000c.html
 
 ■ 高崎経済大の学生自殺 2年間で5人目 対策強化の大学に衝撃【群馬】 
 
 約二年前からの半年間で四人の学生が相次いで自殺した高崎市立高崎経済大で、 
 今年八月末にも学生が自殺したことが明らかになった。同大では、学生の心のケアに 
 力を入れてきただけに、教職員らは衝撃を受けている。 (菅原洋) 
 
 同大によると、学生は学外で亡くなった。原因は分かっていないが、学業以外の理由が 
 推測されている。性別や年齢などは明らかにしていない。 
 
 同大では二〇〇六年八月から十一月までに男子学生三人が自殺。〇七年一月に 
 亡くなった女子学生をめぐっては、ゼミを担当していた准教授が懲戒免職となったが、 
 その後、停職処分に変更された経緯もある。 
 
 自殺が続いた事態を受け、同大は教職員らによる学生環境検討委員会を 
 〇六年末からほぼ毎月開催し、自殺防止対策を協議。〇七年からは教員十人や 
 保健師二人が学生相談のために毎日交代で学内に待機し、カウンセラー二人も 
 週二回ほど来訪。学業以外でも幅広い利用を呼び掛け、電子メールでも相談を 
 受けている。 
 
 こうした相談体制を大学のホームページや掲示板などで周知してきたが、 
 今回自殺した学生は相談を受けた記録がないという。 
 
 今回の自殺も既に同検討委に報告し、対策などを話し合った。 
 
 同大事務局は「残念で仕方がない。現在の取り組みを着実に進めるしかない」と 
 話している。 
 
 東京新聞(2008年10月7日) 
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20081007/CK2008100702000127.html
 

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