リロード | 新規新規 編集編集 差分差分 添付添付 バックアップバックアップ | 一覧 検索 最終更新 改名 | ヘルプ | 最終更新のRSS |

Vintage Technics 愛好会/コントロールアンプ(プリアンプ)/Technics10A の変更点


 [[Vintage Technics 愛好会/コントロールアンプ(プリアンプ)]]
 
 **Technics10A(EAA-2006) 仕様 [#dac7ea87]
 
 |型番|Technics10A(EAA-2006)|
 |発売年 (発表年)|1966年(S41)|
 |価格|63,000円(標準価格)|
 |形式|真空管式ステレオプリアンプ、12AX7x8、トランジスタ1石、ダイオード8石|
 |感度|1Kc/s、出力1V、TUNER,AUX 100mV ※AUX1は調整可能、TAPEHEAD 2mV、MIC 1mV、PHONO 2mV|
 |周波数特性|TUNER,AUX 10c/s〜50Kc/s(+0dB、-1dB)、PHONO 30c/s〜15Kc/s(RIAA±0.3dB)、TAPEHEAD(NAB±0.5dB、高域はVRにて調整可能) |
 |トーンコントロール|高音、低音とも連続可変でボリュームの機械的中心で完全にフラットになる新回路を採用、変化点3段切り替え可能 低音500c/s,250c/s,125c/s 高音2Kc/s,4Kc/s,8Kc/s MAX+16dB MIN-20dB|
 |フィルタ|ランブル:30c/s 12dB/oct スクラッチ:8Kc/s 12dB/oct|
 |S/N比 (IHFM、ASA)|TUNER,AUX 90dB、TAPEHEAD 65dB、MIC 65dB、PHONO 70dB(入力ショート、Aカーブで補正)|
 |出力|10V(H.D. 0.1% 1Kc/s)|
 |電源電圧|AC100V (50/60c/s)|
 |消費電力|35VA|
 |寸法|W:420, H:140, D:250 (mm)|
 |重量|7.6Kg|
  
 ※カタログデータです。
  
 **オーナー、元オーナーコメント [#o7ea3206]
 #ref(EAA-2006.jpg,nolink,center)
 ■特長
 1)優れたダイナミックレンジ
 増巾部は2段NF回路から構成されていますので歪
 が少なく、ダイナミックレンジも大きくなっていま
 す。特にPHONO端子の最大入力電圧が400mV
 (1Kc/s)ですから、どのような大きな出力のカー
 トリッジでも可能です。
 
 2)ハムが皆無
 ヒータの整流回路にトランジスタリップルフイルタ
 を入れ、完全な直流で点火し、しかも電源部を完全
 にシールドしていますので、入力端子のショートの
 場合は勿論のこと、オープンの場合でも雑音は非常
 に少なくなっています。
 
 3)新型CRトーンコントロール回路の採用
 ボリュームの機械的中失で完全にフラットになる新
 形CRコントロール回路の採用により上昇時、下
 降時共にCが一個のみ動作し、特性にうねりがなく、
 平坦な変化特性を示しています。又、特性の変化点
 を低音・高音ともに3段切換が可能です。
 
 4)プレイバックイコライザー
 RIAA特性は、イコライザー回路に±1%の精密な
 抵抗を用い、更に一台一台実測し、30c/s、15,000c/s
 で±0.3dB以下の誤差に調整しています。又、テー
 プヘッド端子のプレイバックカーブは、NABの特
 性に合わせてありますがヘッド個々の特性にも合せる
 ことが可能です。
 
 5)便利な取扱い構造
 入力の切換にプッシュスイッチを採用していますの
 で、入力の切換が簡単で、しかも半固定部は前面よ
 り容易に調整出来ます。
 
 (カタログ記述より、誤植、改行位置までそのまま記載。)
 
 - 1966年のカタログにて確認。Technicsブランドのプリアンプ初号機。 -- [[平面蛙]] &new{2007-06-24 (日) 14:10:36};
 - Technicsのメーカーサイトのアンプの歩みの写真と上部カバーの差異を発見。おそらく開発中の物と量産品の差異か前期-後期があると思われる。次のTechnics30Aが1967年と一年ほどしか寿命が無かったはずだが・・・ -- [[平面蛙]] &new{2007-06-25 (月) 01:20:00};
 
 #comment

(HTML conversion costs 0.011 sec.)