[[Vintage Technics 愛好会/スピーカー]]
**Technics SB-F75 仕様 [#u6be3c8d]
|型番|SB-F75|
|発売年 (発表年)|1984(S59) (※要確認)|
|価格|50,000円 (標準価格/2本1梱包/一本25,000円)|
|形式|3ウェイ3スピーカー バスレフ型 (L,R対象型)|
|使用ユニット||
|ツイーター|2.8cm, ハニカムディスク, SASS3PH04-T|
|ミッドレンジ|5.2cm, ハニカムディスク, SASS5PM02-T|
|ウーハー|22cm, ハニカムディスク, SASS22PL02-T|
|再生周波数帯域|40Hz〜30kHz(-16dB),48Hz〜25kHz(-10dB)|
|クロスオーバー周波数|2kHz, 4kHz|
|出力音圧レベル|88dB/W(1.0m)|
|耐入力|100W(MUSIC), 50W(DIN)|
|インピーダンス|6Ω|
|寸法|W:261, H:440, D:218 (mm) (ネット付・一本)|
|重量|5.2Kg(ネット付・一本)|
※ユーザー提供データです。
**オーナー、元オーナーコメント [#xaf0e18b]
#ref(SB-F75_C01.jpg,nolink,center)
''記者コメント(by 平面蛙 2007.05.26)''
・・・今回なぜこのスピーカーを入手してみようなどと冒険したかと申しますと
SB-F88のような事例(過去の高評価スピーカーと同一ユニット構成)があった上で
ウーファー口径が22cmということもあり、ひょっとしてSB-3かSB-M6系列のユニット
を採用してるなら微妙に期待できる・・・というかFシリーズの評価を詳細に調べねば
「ちまたのうわさ」を鵜呑みにしてはいかん、などと思い立って、かつ2ちゃんねる
でM5、M6との比較は?などと書き込みがあったので「おそらく違うユニット」と予想
しながらも手を出してしまいました。
まず、到着して荷物を受け取って思ったこと。「か、軽いっ!!」
うちには筐体サイズがほぼ同じなSB-3があるので、この軽さが衝撃でした。
で、試聴前にバラしてユニット確認・・・ええ、軽いはずですわ。
初期、2代目、3代目まであれほど自慢していた大直径マグネットはいずこへ?
SB-3の不要振動を絶対に産みそうに無いごっついアルミ鋳造フレーム、そして
これでもかと言わんばかりの分厚いハニカム振動板・・・
・・・見る影もありませんでした。
スピーカーユニットの頭文字はR,RXシリーズで確認していたSASS。たぶん設計、製造
ラインが違うからだとは思うんですが、そのR,RXの先代型番よりハニカムのコア高さ
(振動板の厚さになります)が2.1mmほどしかなく、今までのユニットを見慣れている
目には「これで鋼性保てるの???」という不安がつのります・・・
良く言えばハニカム平面ユニットも「普通のOEMユニットみたい」になったんだなぁ・・・
などと思いつつ、安そうなエンクロージャーにユニットを戻し、特にこの筐体用に
再設計してもいないような取り付けバスレフポートを確認しながら、F88の前例からも
微妙に期待(すでに萎え気味)しながらいざ試聴・・・
・・・当時の定価って・・・
セットコンポーネント用スピーカーです。平面らしさが感じられるかというところは
非常に微妙。今回の入手価格は一応秘密ですが、改めて購入・・・という価値があるか
と言われれば「価格なり」でした。正直、どこにでもある音です。
SB-Fシリーズのうわさを再確認したような気がしました。
他のオーナーの人、このスピーカーが気に入っているなら、ほんとうに申し訳ない
レポートになってしまった。少なくとも私には合わない音でした。
- SB-F88はなんだったんだろうねぇ・・・ユニット番号で察して下さる方はコメントしにくいスピーカーであることをわかってくれるだろうか? -- [[平面蛙]] &new{2007-05-26 (土) 17:04:29};
- mcs 8322 -- &new{2016-12-18 (日) 17:13:00};
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