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Vintage Technics 愛好会/スピーカー/SB-RX50 の変更点


 [[Vintage Technics 愛好会/スピーカー]]
 
 **Technics SB-RX50 仕様 [#gef758a8]
 |型番|SB-RX50|
 |発売年 (発表年)|1983年(S58)(※要確認)|
 |価格|64,800円 (標準価格/一本)|
 |形式|同軸2ウェイスピーカー バスレフ型 防磁設計 (L,R対象型)|
 |使用ユニット|2ウェイ同軸型|
 |ツイーター部|2.8cm, 平面マイカエポキシハニカムディスク, SASS3PH05-T|
 |ウーハー部|24cm, 平面ピュアクロスカーボンハニカムディスク, SASS22PL06-T|
 |再生周波数帯域|30Hz〜48kHz(-16dB)|
 |クロスオーバー周波数|2.2kHz|
 |出力音圧レベル|89dB/W (1.0m)|
 |耐入力|160W(MUSIC), 80W(DIN)|
 |インピーダンス|6Ω|
 |寸法|W:300, H:480, D:282 (mm) (ネット付・一本)|
 |重量|16.5Kg(W) (ネット付・一本)|
  
 ※カタログデータとユーザー提供データです。 
 ※カタログデータとユーザー提供データです。  
  
 **オーナー、元オーナーコメント [#k60fcd67]
 #ref(SB-RX50_C01.jpg,nolink,center)
 
 ''記者コメント(by 平面蛙 2007.05.11)''
 平面振動板で音源発生中心をマルチウェイで一本の垂直線にしたTechnics。
 今度は点音源だ!!とばかりに投入されたSB-Rシリーズでしたが、全体として
 微妙な商品コンセプトだった所為か、一ユーザーとしてはあまり好ましい
 物ではなかったような気がします。そしてしばらくの空白を置いてRXシリーズ
 が投入されました。青と白の某ロボットではありませんでしたが、テクニクス
 平面スピーカーに対して期待を胸に新作を待ちわびる中堅ユーザーにとって
 「これは聴けるぞっ!!」と思わせる出し惜しみのない平面同軸型スピーカーの
 登場、それがRXシリーズでした。その初期フラッグシップモデルがSB-RX50。
 
 2.8cmと今までの平面マルチウェイスピーカーと変わらない口径でありながら
 マイカ樹脂スキン材を投入、材質音速を高速化して再生帯域上限を48kHzまで
 押し上げ、ウーファーのスキン材もピュアクロスカーボン(※カーボングラファイトと
 似たもの)を採用、低音下限を上げずにピストンモーション領域上限をアップ
 背面バスレフキャビネットも合わせて下限30Hzから2.2kHzのクロス領域まで
 フラットな周波数特性でウーファーに受け持たせる、2ウェイ構成としては
 異色とも言える広帯域再生を可能とし、コアキシャル+リニアフェイズによる
 究極の「点音源」を目指していました。キャビネットも今までの角張ったただの
 箱ではなく、バッフル面での音波反射を拡散させるためラウンドバッフル化
 スピーカーマウント部分からの振動をバッフル面に伝えないようにするために
 切り込みが入っていたり、まぁ本当に「これでもかっ!!」というぐらい、赤字覚悟
 の全力投入と消費者に思わせるような贅沢な作りでした。
 ただひとつ、エッジにただのウレタンを使用したことを除けば・・・
 
 え〜、同口径クラスのコアキシャルスピーカーで他社の物、3種類聴き比べ
 した結果、私の所に現存しているのがこのRX50です。
 これを購入するまでTANNOYのIMPULSEを使っており、過去にVICTORのS-777
 (広義の点音源で言うならGB-1Dもだが)を所持していたこともありましたが
 直接比較でIMPULSE vs SB-RX50となり、音の新しさでRX50に残存して頂いて
 おります。平面スピーカーとしての音場特性を維持しつつ、まぁなんとも文句の
 つけようの無い音像定位を見せつけてくれます。音の広がりと言う面ではやはり
 他の同社製平面スピーカーに劣るかもしれませんが、定位のすばらしさは格別です。
 IMPULSEが負けたのは、まぁ、使ってるアンプの所為かもしれませんが、そう言った
 面でも、まだTANNOYよりかは融通が効くスピーカーだと思います。
 
 ただ、ウレタンエッジの悲しさで現在まともな中古はほぼ存在しません。
 私もショップ依頼で貼り変えましたがウーファー内周と外周が存在する為、後に
 発売されたRX70(ゴムエッジ)を購入検討されたほうが結果的に安く上がる可能性
 があります。ご注意あれ。RX50のアドバンテージは平面振動板の傷付き易さを
 克服していることと、RX70以降にはないアッテネーターが付いていることです。
 カーボンファイバーの振動板は滅多なことではへこみません。モビルスーツ並ですwww
 ※だからといって無理にへこませたい、破りたいなどとは思わないように。(^^;
 
 
 
 - 同軸2wayなので,定位が良いSPなのですが,ウレタンエッジが・・・。でも,何とか直して,復活。RX70共々,愛用中。 -- [[すみくん]] &new{2007-05-05 (土) 17:24:38};
 - エッジは本当に泣き所ですねー。4本、ショップ依頼してセーム皮に貼り変えました。張替え一本約35000円なり〜(泣 -- [[平面蛙]] &new{2007-05-05 (土) 23:59:25};
 - 設置は背面の壁との距離が胆です。 -- [[平面蛙]] &new{2007-05-11 (金) 06:08:58};
 - すごいSPねんですね!(^^) -- [[柴山 繁]] &new{2010-09-22 (水) 21:32:19};
 - 私は15、6年前にスタンドも含めて、2万円でニフティの「売ります・買います」で、何と2万円で購入しました!ウレタンエッジをセームで自分で修理し(修理費総額1500円程度)現在も素晴らしい音を出してくれてます。 -- [[柴山 繁]] &new{2010-09-22 (水) 21:35:49};
 - 私のスヒーカーもエッジがいかれてます、どっかショップ教えてください -- [[くんくん]] &new{2011-07-08 (金) 16:26:02};
 
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