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Vintage Technics 愛好会/Technicsカタログを紐解く用語集/全周検出形 FG の変更点


 [[Vintage Technics 愛好会/Technicsカタログを紐解く用語集]]
 
 *全周検出形 FG [#gbfa2f50]
 ~サーボモータのセンサとして用いられる FG (周波数発生器)の構造分類の1つ。均等な角度ずれた複数箇所で同時に発生する変化を合成して位置検出信号に用いるもの。たとえば歯数の同じ内歯歯車と外歯歯車を同軸に(機械的には噛み合わさずに)配置し、歯車間の静電容量の変化を検出する方法など。
 ~サーボモータのセンサとして用いられる FG (周波数発生器)の構造分類の1つ。均等な角度ずれた複数の箇所で同時に発生する変化を合成して位置検出信号に用いるもの。たとえば歯数の同じ内歯歯車と外歯歯車を同軸に(機械的には噛み合わさずに)配置し、歯車間の静電容量の変化を検出する方法など。
 ~テクニクスは全周検出形 FG を好んだ。対照的に1箇所で検出する例としては、デンオン(現デノン)が使い続けた磁気パルスと磁気ヘッドによる方法や、スリットとフォトインタラプタによる方法などがある。
 ~1箇所で検出する方法ではその信号の精度がそのまま FG 精度となるので、製造や保守に細心の注意が必要となる。 FG 機構が偏心していたり均等であるべきものが不均等になっていると FG 出力が揺らぎ、ワウ・フラッタの原因となる。また、ひどい傷や埃などが付くと、その部分を検出する間 FG 出力が影響を受け、これもワウ・フラッタの原因となる。
 ~しかし全周検出形でたとえば 100 箇所で検出すると、 100 箇所の変化が平均化され、ランダムな誤差に対しては理論上 10 倍の FG 精度が得られる。またひどい傷や埃などに対しても、それが付いていない部分がカバーするので影響が少ない、安定性に優れる方法である。
 ~1箇所で検出する方法ではその部分の精度がそのまま FG 出力の精度に影響するので、製造や保守に細心の注意が必要となる。 FG 機構が偏心していたり均等であるべきものが不均等にできていると FG 出力のタイミングが揺らぎ、ワウ・フラッタの原因となる。また、ひどい傷や埃などが付くと、その部分が検出に関わる期間 FG 出力が影響を受け、当然これもワウ・フラッタの原因となる。
 ~しかし全周検出形でたとえば 100 箇所の変化を合成すると平均化され、ランダムな誤差に対しては理論上 10 倍の FG 精度が得られる。またひどい傷や埃などに対しても無事な部分がカバーするので影響が少ない、安定性に優れる方法である。
 
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