█ NEC Express5800/S70 タイプFL
目次 †
始めに †
NEC Express5800/S70 タイプFL まとめページ
NEC Express5800/S70 タイプ FL に関する技術情報、及びユーザーによる稼動報告のまとめWikiサイトです。
基本的な技術情報から、数々の裏技まで網羅しています。
公式サイト †
NEC 8番街 Express5800/S70 タイプFL
公式ドキュメント・リンク
2chスレッド †
Express5800 2chスレッド
テンプレート
情報 †
History †
- S70 タイプFL (G45 / ICH10R, LGA775, Max FSB=1333MHz, DDR2-800)
- 販売開始: 2009年4月10日 (NEC 得選街での販売開始)
- 当初価格:
Celeron 440、1GBメモリ、ディスクレス ¥34,650- (税込、NEC 得選街での販売価格。)
Celeron 440、1GBメモリ、160GB HDD搭載 ¥47,250- (税込、NEC 得選街での販売価格。)
Celeron 440、4GBメモリ、3TB HDD搭載 ¥180,600- (税込、NEC 得選街での販売価格。)
Core 2 Duo E7400、1GBメモリ、ディスクレス ¥60,900- (税込、NEC 得選街での販売価格。)
Core 2 Duo E7400、1GBメモリ、160GB HDD搭載 ¥73,500- (税込、NEC 得選街での販売価格。)
Core 2 Duo E7400、4GBメモリ、3TB HDD搭載 ¥206,850- (税込、NEC 得選街での販売価格。)
ハードウェア †
仕様 †
| NEC S70 タイプFL |
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フォームファクタ | Micro ATX タワー |
電源 | 250W |
CPUソケット | LGA775 |
対応CPU(非公式) | 1333MHz Core 2 Quad まで対応 |
BIOS | 461S0800 (2009/02/09) AMI BIOS MXIC 25L8005(8M bit ROM) |
チップセット | インテル G45 / ICH10R |
IDEコントローラ | 無し |
Super I/O | SMSC SCH5617C-NS |
PLLチップ | IDT CV184-2APAG |
内蔵RAID機能 | |
内蔵HDD | SATA接続:3TB (750GBx4) |
メインメモリ(最大) | 4GB (非公式 16GB) |
メモリタイプ | PC2-6400 SDRAM (4slot) |
nonECCメモリ使用 | 公式 nonECC対応 |
オンボードVGA | インテル GMA X4500HD (チップセット内蔵) (最大1422MB, UMA) |
PCI-Expressスロット | x16 (1slot) x1 (1slot) |
PCI Express x16 ビデオカード増設 | そのまま取付けOK
|
PCIスロット | 2 |
PCIスロット仕様 | PCI 2.3 (32bit/33MHz/5V) |
SATAポート | 6 |
IDEポート | 0 |
FDDポート | 0 |
シリアルポート | 0 |
パラレルポート | 0 |
USBポート数 | 背面2.0 x 6 前面2.0 x 2 |
ネットワーク コントローラ | Broadcom 5784M |
内蔵サウンド | Realtek ALC262VD |
5.25inchベイ数 | 2(ベイ増設用ネジ付属) |
3.5inchベイ数 | 1 |
3.5inch HDD内蔵ベイ数 | 4 |
HDD内蔵用 | S-ATAケーブル:1本 電源コネクタ:4 増設用のネジは無い |
キーボード&マウス インターフェイス | USB キーボード用PS/2コネクタ有 |
外形寸法(H×W×D mm) | 369×175×409 |
全般 †
- 消費電力
- Celeron 440、1GBメモリ、160GB HDD搭載モデルにおけるidle時消費電力は約44W
(WindowsXP SP3に全ドライバインストール・ギガイーサリンクアップ時)
- 同モデル、Windows7 Enterprise 64bit版インストール直後のアイドル時消費電力は41W
- 参考までに、Core2Duo E8400、RAM2GB(1GBx2)、HDD500GBにアップグレードし、Win7 Enterprise(x64)インストール後のアイドル時消費電力は46W(EIST有効)。
Windowsエクスペリエンスインデックス †
条件 | ノーマル | アップグレード例1 | アップグレード例2 |
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CPU | Celeron 440 | 4.2 | Core2Duo E8400 | 6.5 | Core2Quad Q6600 | 7.1 |
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メモリ | 1GB(DDR2-800)シングルCh. | 4.5 | 4GB(DDR2-800 1GBx4)デュアルCh. | 6.5 | 8GB(DDR2-800 2GBx4)デュアルCh. | 7.1 |
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グラフィックス | GMA4500XHD(G45) | 3.2 | GMA4500XHD(G45) | 4.5 | GMA4500XHD(G45) | 4.6 |
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ゲームグラフィックス | 3.5 | 4.6 | 4.7 |
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HDD | 160GB 7200rpm | 5.7 | HGST HDP725050GLA360 | 5.9 | Seagate ST3160815AS | 5.9 |
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測定中の消費電力 | 約55W(ピーク時68W) | 約75W(ピーク時88W) | 約79W(ピーク時103W) |
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いずれもWindows7 Enterprise(x64)で測定。Win7ではOS標準ドライバでS70FLのデバイスすべてを認識できるが、ここではチップセットドライバ、グラフィックドライバ、AHCIドライバを2010/3/31時点で最新のものに変更。特にグラフィックドライバは更新によりインデックス数値が若干向上した。
Core2Duo/Quad搭載時はEISTが働くためか、Celeronの時に比べて消費電力がめまぐるしく上下する。平均値はアテにならないかも。
ケース/電源/ファン †
ケース
- VALUESTAR G タイプM(2009年1月発表商品)シリーズのマイクロタワーと同一のフレームと推測される。
- フロントパネルは、VALUESTARのベースをライトグレーに塗装し、別の化粧パネルを取り付けた物。
- バックパネルは取り外しが可能で MicroATX のマザーボードなら換装可能。
- オープンベイ
- 5インチx2+3.5インチx1 で、取り外しは不可。
- 3.5インチ・シャドウベイ
- フロントUSBコネクタ (F_USB1) の配列は、インテル標準。
- POWER/SLEEP、DISKアクセスランプは、共に青色LED。
電源
- AcBel製 250W、モデル名:220G。(NEC Express5800/S70 タイプSDと同型)
- 出力容量
DC VOLTS | MAX. A | |
+5V | 15.0A | ┐ |
+3.3V | 10.0A | ┘Total 108W MAX. |
+12V | 14.0A | |
-12V | 0.3A | |
+5Vsb | 2.0A | |
- コネクタ
コネクタ | 個数 |
ATX 24pin | 1個 |
ATX 12V 4pin | 1個 |
MOLEX 4pin | 2個 (2個 x 1系統) |
SATA 15pin | 6個 (2個 x 3系統) |
- 電源ファンは80mm角25mm厚で、マザーボード上3pinコネクタによる電圧制御。
ファン
- ケースファンは92mm角25mm厚で後x1。3pin接続電圧制御。
- CPUクーラー
- COOLER MASTER製。トップファンで、3pin接続電圧制御。
- CPUクーラー取り外し方
- CPUクーラーを換装する場合、高さ150mmでぎりぎり。
- 大型ヒートシンクの場合、電源部分を外すと装着がしやすい。
- CPUクーラー換装報告
- Scythe 忍者 弐 SCNJ-2000: 478用クリップで標準ブラケットに装着。
ただし、CPU周囲上側のコンデンサ2個の頭と若干干渉。
標準ブラケットを外して775用ブッシュピンで固定をすれば干渉は回避可能。
ブラケットの差で温度差は無い(Q6600@3.0Ghz@定格電圧)ので、ブラケットはどちらを利用しても可。
頭部のヒートパイプのキャップは外さないと側板に干渉することがある。。(外さなくても干渉しない場合もあり)
- 岡谷エレクトロニクス NCU-2005: 478(標準ブラケット)/775(専用バックプレート)両方装着可。
ファンレスでの冷却能力は標準5V駆動(ケースファンはマザー電圧制御)と同程度。
- Scythe 刀2クーラー SCKTN-2000: 478用クリップで標準ブラケットに装着。
ただし、装着時に電源部が干渉するので外してから作業のこと。
その他干渉など無し。高さがぎりぎりだが大丈夫。
- Scythe 刀3クーラー SCKTN-3000: 478用クリップで標準ブラケットに装着して問題なしとの報告有。
- PROLiMA Samuel 17: 775用クリップで問題なし。
- Scythe 兜クーラー SCKBT-1000: 478用クリップで標準ブラケットに装着可。
ただし、取説どおりでは組み付け時CPUソケット脇のコンデンサと干渉して不可。クリップを180°逆にして電源ユニットを外して取り付け。作業は比較的容易。取り付け後はコンデンサと1mm程度のクリアランス確保。付属のファン(1300rpm)では回転数が低すぎるのか全開(12V)。
- CPUファン・背面ファン・電源ファンは通常のファン・コンで制御可能。
- 電源ファンは12V → 5Vにすることで静音化。電圧を下げすぎるとファン全開になるので注意(無通電状態と同じ)。
- 電源ファンを5V以下にできるファン・コントローラ
- システムテクノロジー ST-24/25/35シリーズ
- 電源ファンを制御不可能なファン・コントローラ
- SpeedFanは未対応。
マザーボード †
- MicroATXマザーボードで、MSI社製 MS-7428 のOEMカスタマイズ品。(ボード写真)
- BIOSは、NEC専用にカスタマイズされている。
- 出荷時のBIOSは、461S0800 (2009/02/09)
- BIOSベンダーは、AMI。
- BIOSツールはAFUWIN, AFUDOSが使用可能。バージョンを下げる場合には、AFUDOS211を使用する事。
- BIOS復旧は、Boot Blockが破壊されてなければ、ブート可能なUSBメモリに[amiboot.rom]という名前でBIOSイメージを入れ、起動時にCTRL+HOME連打で可能。詳細はこちら
- POST画面でF7を押すと起動デバイスを選択できる。
- BIOS データはVALUESTAR Gシリーズの物が利用できる。
- VALUESTAR GシリーズのBIOSデータを利用することによりSLICテーブルが現れる。
VALUESTARのBIOSを利用するとIDE ModeがRAIDのみとなるので注意が必要(XP インストール時)
- VALUESTAR GシリーズのBIOSにS70FLのBIOS内から抽出した1BテーブルをReplaceすることによりIDE MODEをIDE/AHCI/RAIDから選択可能
CPU †
CPUの選択
- 対応CPU (LGA775)
- Core 2 Quad
- Core 2 Duo
- Pentium Dual-Core
- Celeron Dual-Core
- Celeron 400
BIOS関連
- C1E
- 強制ON、BIOSでの設定項目無し。電圧表示(VID)は一定に見えるが、内部的にちゃんと変化している。
- EIST
- 対応CPUに換装すればBIOSに設定項目が出現。
「Advanced」→「Advanced BIOS Setup」→「Intel SpeedStep tech」
- VT
- 対応したCPUに換装してもBIOSには設定項目は出現しない。
「CrystalCPUID」、「VirtualChecker」等で確認。
- VT対応のCPUに換装すれば、Windows 7 RCでXP modeの動作OK。Windows Server2008でも確認.Hyper-Vが動作する.
S70(FL) ユーザーによるCPU動作報告はこちら
S70(FL) BIOS解析によるバージョン毎CPU対応一覧はこちら
オーバークロック †
【注意】オーバークロックは、あくまで自己責任で。焼損時等には、保証は効きません。【注意】
- ソフトウェアによるオーバークロック
- 「SetFSB」を使用。CV184-2APAGを選択。(Ver.2.2.120.89からFLに正式対応)
メモリがついてこれない場合は、「MemSET」併用を推奨。
- ソフトウェアによる電圧変更
S70(FL) BSEL modによる動作報告はこちら
110Gd/Ge/S70/S70(SD)/S70(FL)共通の、オーバークロックの情報はこちら
メモリ †
- 出荷時最小構成は 1GB DDR2 PC2-6400 (DDR2-800) メモリ1枚 (non-ECC)。
- Hynix製またはSAMSUNG製またはMicron Technology製の1GB片面実装で、レイテンシは6-6-6-18 (CL=6)。
- DDR2-800(PC2-6400)、DDR2-667(PC2-5300)に対応。
- デュアルチャンネル対応。
- DDR2-533(PC2-4200)は使用不可。
- DDR2-1066(PC2-8500)以上のメモリは、DDR2-800として動作。
- 通常のnon-ECCメモリのみ公式サポート。
- メモリ換装時には、MEMTEST86+ による動作確認を推奨
- NEC公式には最大 4GB(1GB x 4)まで対応。
HDD・3.5インチベイ †
- SATAケーブルは1本(片Lラッチ付 x 1)付属 (HDD搭載品の場合は実装済) しているがネジはないので、増設の際は別途用意する事
- フロントパネルを外した筐体前面の予備ネジ5本は、オープンベイへの増設用ミリネジ。
- 取付デバイスの正面から向かって右側面に取り付ける、ガイドレールへの固定サポート用ネジ。
- シャドウベイにはHDDを4台搭載可能。
- SATAケーブルは、片側L字型の物を使用する事。HDDが水平横置きの為、ストレート型だとサイドパネルが閉まらない。
光学ドライブ・5インチベイ †
- 標準搭載はSATAの DVD-ROM (DVD:最大16倍速、CD:最大40倍速)
- 5インチベイにデバイスを増設する場合には、フロントパネルを外した筐体前面にある、ガイドレール用予備ネジを、正面から向かって右側面に取り付ける。
- HDDリムーバブルケースを選択する際は筐体色のライトグレーに近似した色の製品が市場にほとんど存在しないため、色を合わせた物が欲しいという場合は妥協が必要です。
VGA †
オンボードグラフィックス
- オンボードグラフィックスはインテル G45 チップセット内蔵 GMA X4500HD。
- GMA X4500HD 仕様
| GMA X4500HD |
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コアクロック | 400MHz |
RAMDAC | 350MHz |
実行ユニット数 | 10 |
対応API | DirectX 10、OpenGL 2.1、ShaderModel4.0 |
最大解像度
| アナログ | 2048 x 1536 @75Hz |
DVI | 2048 x 1536 @60Hz |
HDMI | 1400 x 1050 @85Hz |
動画再生支援機能 | Intel Clear Video Technology |
- ビデオメモリは、メインメモリから割当(UMA、DVMT)。
- メインメモリ1GBの場合:最大270MB
- メインメモリ2GBの場合:最大782MB
- メインメモリ4GBの場合:最大1422MB
- ゆめりあベンチ
- ノーマル(Cel 440、1GB):3500
- デュアルチャンネル(Cel 440、2GBx2):5500 (※CL=5につき参考)CL=6 x 2 の報告募集
解像度:1024x768 画質:最高
- マザーボード上の映像出力はアナログVGAのみだが、ADD2カードをPCI Express x16スロットに増設する事により、DVI/HDMI出力が可能。
但し、HDMI出力使用時には、ADD2カードに接続すべき音声用S/PDIF出力端子がマザーボード上に無い。
- 他社製ADD2カード
- ASUS製「S-ADD2+/HDMI/SI」 ← S70(SD) にて定番のADD2+だがFLでは動作不可の報告有り。
- DELLのLP専用Sil 1364A ADD2-N Card(ブラケットを外して付け)では動作報告有り
- Lenovo 73P2516 Windows2008R2 RCで動作確認、但しBIOSは表示できず。チップはConexant
- Silicon Image Orion ADD2-Nカードでの動作報告有り。
- 最大解像度
- NEC公式仕様
- 640×480(最大1,677万色)、800×600(最大1,677万色)、1,024×768(最大1,677万色)、1,280×1,024(最大1,677万色)、1,600×1,200(最大1,677万色)
- アナログ出力時の最高解像度(非公式):1920x1200(32bit color)でも表示確認(使用モニターはMITSUBISHI RDT261WH)
- 液晶FullHDTVへのアナログRGB接続(非公式):1920x1080(32bit color)Dot by Dot表示確認(使用モニターはSONY BRAVIA KDL-40X5000)
- ADD2カード使用時の最高解像度(非公式):増設DVI端子および純正Dsub端子の同時使用でデュアルディスプレイ可能、ともに1920x1080(使用モニターはLG W2253V)での表示を確認(Silicon Image Orion ADD2-Nカード使用)
- Nvdia Quadro K2000(2000)で1920x1080FHDモニタ2画面出力可能、
電源交換なしの場合補助電源不要なグラフィックカードのみだがカード性能に依存。
Qudro2000あたりやGTX1650OK ただしディスプレイポートは2カ所のうち1カ所のみ
後はDVI出力になる。
グラフィック・カード増設
- PCI Express x16カードの増設が可能。
- 但し、電源にはPCI Expressビデオカード用6ピン/8ピン電源コネクタは無い。
- 6ピンへの電源変換ケーブルには、Ainex PX-001A、ValueWave PCS-46 等が使用可能。
但し、これらを使用する場合には、電源側の MOLEX 4ピンコネクタは別系統のケーブルから使用するのが前提なので、容量不足か。
- 電源の容量不足に注意。3DMark05以降のベンチマークで動作確認すること。
- 標準電源仕様でスペックを求める場合、Geforce 9500GT、Radeon HD4670辺りまでが無難か
その他の増設にもよるが、4670までいくと不安かもしれない。(1個下はHD4650)
標準電源で一応9600GTを載せて動作している報告もある(9600GTは65nmと55nm混合となっていて、65nm版では負荷がかかると不具合が出る報告有り)
9600GTGE(省電力版)はE8400との使用で負荷時も安定する報告があるが
決して余裕がある構成とは言え無いのでおすすめはできない。
- 電源を交換する前提だとリファレンスの9600GTが報告にあるギリギリのカード長228mmですが、
カードが短いタイプの9800GTX+が物理的に搭載できた報告もあります。Geforceだと9800GT以上、Radeonだと4830(リファレンスカード長230mm)以上は長さ確認推奨。
- 長尺のカードは、メモリ・スロットとの干渉に注意。
裏面に部品が無ければぎりぎりOK。部品がある場合にはラッチ・ノブと干渉して取付不可。
メモリ・スロットを回避しても、カード長228mm、トータル240mm(電源コネクタ装着後)が限界。(VGAカード動作報告 参照)
- RADEON(の一部?)で、増設するとオンボードRAIDの設定画面(BIOS)が出てこなくなる症状が報告されている。
どうもRADEONもオプションROMを展開するので、RAIDのオプションROMが展開できなくなってるみたい?
対処方法は、「Network Boot Agent」をDisabledにする。
STAT Modeを「RAID」に設定しかつNetwork Boot Agent [Enabled]に設定した場合には増設ビデオカードは使えません。Network Boot Agent [Disabled]に設定して下さい。
S70(FL) ユーザーによるVGAカード動作報告はこちら
キーボード †
- USB接続。109(112)キーボード。NEC型番:PK-KB010。キーボード内部写真
- USBバスパワードハブを2ポート搭載。
- USB Keyboard Hub チップは、Alcor Micro社製 AU9432H08-UAL:USB 1.1対応。
- キーボードを未接続の状態でのブート可否について
- S70(SD)とは違いBIOS設定&CMOSクリアの手順を行わなくてもブート可能。
- PS/2コネクタ有り。
- SMSC 社のSuperI/Oチップ SCH5617C 経由で接続されている。
- PS/2コネクタに接続すると、IRQ1を占有。
マウス †
- USB接続。スクロール機能付き3ボタン光センサー マウス。分解能:400dpi。NEC型番:PC-VP-KB12。
USB †
- USB2.0の High Speed をサポート
- 外部
- 内部
- マザーボード上にピンヘッダ2セット(4ポート)
1セットがフロントパネル用に使用済、1セットが未使用状態
- ピン間のピッチが2mmの為、一般的な2.54mmピッチ用コネクタを使用する場合にはJPS-USBCHANの様な変換ケーブルが必要
FR-USBC225でも動作を確認。但し8ピン出ているため不要なピンを折る必要有り
サウンド †
- オンボードサウンドは、Realtek ALC262-VD。
- スピーカーは無い。
- バックパネル以外への出力端子(フロント オーディオ、S/PDIF 等)は無い。
- 背面入出力: ライン出力端子(ヘッドフォン端子兼用) x1、マイク入力端子 x1、ライン入力端子 x1
LAN †
- Broadcom NetLink Ethernet 5784M
- 動作確認LANカード
- 玄人志向 GbE-PCIe (Marvell 88E8053)
PCI-E x16 slot (#1) †
- PCI-Express x16 スロット x1 (最小構成時は空き1つ)
PCI-E x1 slot (#2) †
- PCI-Express x1 スロット x1 (最小構成時は空き1つ)
S70(FL) PCIe x1 slot 動作報告はこちら
PCI slots (#3, #4) †
110Gd/Ge/S70/S70(SD)/S70(FL)共通の、PCIスロットの情報はこちら
S70(FL) PCIカード動作報告はこちら
割込み (IRQ) †
省電力設定 (ACPI) †
- スタンバイは、S3 (Suspend-To-RAM) ステートのみ使用可能。
- S4 (Suspend-To-Disk) ステート(Windowsの休止状態)に対応。
- S5 (Power Off) ステートからの Wake On LAN は不可。
- S3 (Suspend-To-RAM) / S4 (Suspend-To-Disk) ステートからの復帰は可能。
ソフトウェア (OS, ドライバ) , ドキュメント †
OS †
- S70(FL) にて動作が報告されているOS(サポートは無い)
- Windows 2000 SP4
- Windows XP Professional SP3 (x86)
- Windows XP Home Edition SP3 (x86)
- Windows XP Media Center Edition SP3 (x86)
- Windows Vista Business SP1 (x86)
- Windows Server 2008 Standard x86 SP2 (32bit) ※60日試用版
- Windows Server 2008 R2 Standard (x64)
- Windows 7 Ultimate RC (x86、x64)
- Windows 7 Ultimate RTM (x64)
- Windows 7 Professional SP1 (x64)
- Windows 7 HomePremium (x64)
- Windows Home Server PP3
- Windows 10 Pro (x64)(7からのアップグレード)
- BIOSのデフォルトがSATA=RAIDとなっている
AHCI、IDE互換にしたい場合は変更すること。
- RAIDを構成せずにXPをインストールして使用したい場合は、
RAID設定のままでも問題は無いが、AHCIに設定変更を推奨
ドライバ、BIOS †
- Windows 2000用ドライバー
- Broadcom Ethernet NIC NetLink 5784 Driver 11.18c Windows 2000 (Broadcom社のサポート終了。opendrivers.comのBackup Download Serverからダウンロードのこと。自己責任)
- Windows XP用ドライバー
- AHCIインテル® マトリクス・ストレージ・マネージャー 32 ビット・フロッピー設定ユーティリティー
(F6+FDDやnLite若しくはF6回避ツールを使ってWindowsインストール時にドライバを入れる)
- LAN Broadcom Corporation - Download NetLink Drivers
- グラフィックス Intel® G45 Express Chipset Intel® Graphics Media Accelerator Driver for Windows* XP
- チップセット インテル® チップセット・ソフトウェア・インストール・ユーティリティー INF アップデート・ユーティリティー - 主としてインテル® 4, 3, 900 シリーズ・チップセット
- サウンド Realtek
- Windows Server 2008用ドライバー
- LAN Broadcom Corporation - Download NetLink Drivers
- グラフィックス Windows Vista* 32 用インテル® グラフィックス・メディア・アクセラレーター・ドライバー (exe 実行形式) ※vista版で代用
- チップセット インテル® チップセット・ソフトウェア・インストール・ユーティリティー INF アップデート・ユーティリティー - 主としてインテル® 4, 3, 900 シリーズ・チップセット
ドキュメント †
各種トラブル情報 †
その他 †
FAQ †
S70(FL) FAQはこちら
- S70(FL)についてのよくある質問とその回答です。
掲示板等で質問する前に、一度お読みください。
リンク †
Wiki内のサブ・ページ †
当Wiki内
110Gd/110Ge/S70/S70(SD)/S70(FL) 共通ページ
コメント †
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