█ シリアルコンバータ
目次
始めに †
ここでは、TTLレベルから、PC端末のシリアル相当へ変換する機器について扱う。
RS-232Cレベルへのコンバートを介さず、USBからシリアルとしてソフトウェアから見えるような変換もありえるので、タイトルは、シリアルレベルコンバータとはしていない。
当Wiki内では、I-O Hack、BUFFALO Hack等の端末から、シリアルコンソールを扱うのに利用できるが、内容はターゲットに依存しないため、別の項目として設けた。
コスト、方法論共に、既に先達の行った手法や、回路、製品によって必要充分と思われるが、選択肢として、手元にあるパーツで作る場合なども鑑み、取り上げてみる事にする。
別項目とのマージ、構成を考えているので、本文部分の構造は変化する可能性があります。
本文部分が用意できていませんが、何処かから飛んできたのなら場所は間違ってないと思います。
一発で書き起こすのは断念したので、適当なところで適当に分割予定です。
作った本人は回路に詳しくないので、積極的な追記は出来ませんが、必要と思われる内容、当然と思っていても、基礎的な知識や、回路の開設など、知っていたほうが良いような内容や、理解の助けになる情報が有れば、見る人の知識はまちまちですので、適宜編集していただいて結構ですし、是非そうしてください。
関連リンク †
情報 †
ピンアサインの解っている汎用に近い製品。 †
挑戦者の純正オプションは本体基板側にマックエイト社製のコンスルーコネクタを利用し、コンソール用のランドに対し、ケーブルの着脱を可能にした製品である。
元の対象となるメイン基板ではデバッグ用のパターンであったと思われるが、以後、親ブランドの製品も含め、同社製品のシリアルコンソールではこのキットが利用できるようなパターンが使われる。
製品としては本体基板側のVCC 3.3Vにより、コネクタ内に実装された表面実装のMAX232互換のレベル変換ICを使用し、TTLレベルから、EIA-232レベルの信号に変換している。
当初はMAX232互換のICが200円程度であることから、ぼったくりという陰口もきかれたが、コンスルーコネクタ自身も高価であり、コンパクトにきちんとレベル変換回路を実装したこの製品は、出荷数を考えれば、いい値段であったとも言える。
コネクタ部分の雌雄が逆の方が良かったという声は有るものの、そのコンパクトさから、汎用レベルコンバータとしての需要もあったようだが、早々に在庫切れになった後、生産を休んでいたところを見ると、バカ売れというわけでもなく、ニッチな商品であったことは変わりなかったようだ。
本体側から出ている信号から解るとおり、9ピンへの信号はTXDとRXDのみの出力である。また、通常、シリアルポートは、オスコネクタであるが、当製品は、直結できるようメスコネクタになっている。
コンスルーコネクタ自身は着脱する事を前提に作られているため、固定には向かない。
繋ぎっぱなしにする場合は、半田付けをするなど固定される形で接続する方が望ましい。
9-KE †
携帯電話接続ケーブルのカモン社製9-KEが、玄箱、LinkStationなどで利用されているので、参考の資料として掲載する。
但し、レベルコンバータが入っていないため信号を内部でプルアップしてやらないと、GLAN Tankでは使用できない。
確認されている信号とケーブル色の対応は下記の通り。
TypeA | TypeB | 信号 |
黒 | 黄 | RxD |
橙 | 赤 | TxD |
茶 | 緑 | GND |
赤 | 黒 | GND(作成例ではNCとされることが多い) |
UP-12C †
携帯電話をUSB経由で接続するケーブルである。シリアルポートを持たない本体と接続する際にはこちらの方が便利かもしれない。
こちらやこちらのページによると、確認したロットでは、
色 | 内部接続 | 信号 |
黒 | 1,2 | GND |
緑 | 3 | RxD |
白 | 4 | TxD |
赤 | 5 | +5v |
となっていたようである。
分解は容易なようなので、電源も出ているため、内部の接続も確認した方が良い。
ドライバは、こちらやこちら,こちらが使える。
まとめ †
一応の経緯と現状です。
- この項目について。
- 元々、他のサイトのシリアルコンバータの項からの派生です。
- その場所に項目を設ける事も考えましたが、そのサイトの設置目的とは合致しないため、話し足りない方のために、こちらへ(場所を間借りし)用意しました。
- 基本的に、作成者は、場所を作成したに過ぎません。また、項目にも、Wikiにも造詣が深いわけでは有りません。
- しかし、編集権限は誰にも等しく存在しますので、各々が出来る事をすればいいと考えています。誤っている事に気が付いた場合、直接編集、コメントなどの方法を誰でもとることが出来ます。知っていること、教えられる事、提供できる情報があるが編集は苦手ならコメントで発言されれば結構です。
- 少なくとも、項目の作成者は、回路を正当に評価、レビュー出来る知識は無いものと思ってください。
- 参加者についても、レベルは様々と考えられます。知識や、技術をお持ちの方にはあきれるような記述が出る可能性はありますが、その場合は、明示的に誤りを指摘するか、本文の場合は、修正を入れてください。必ずしも、読み手が意図を汲み取れるとは限りません。
- 何か有りましたら、コメント等で書いていただければ可能な範囲で対処はするつもりです。
- なお、Wikiのコメントでは個を特定する事が出来ませんので、必ず、便宜上の名前を記入してください。これは、個人を特定するためのものではなく、誰が誰に対する返事であるかなど、流れを把握するための便宜的なものです。出来れば、紛らわしくないものを利用していただけるとありがたいです。逆に言えば、ユニークな記号であれば、なんでも構いません。
- 現状について。
- 既製品で、繋げば動作するもの、動作実績が有るものは、上であがっているものになります。
- しかし、9-KEについては、GLAN Tankでは動作しないと考えられています。
- 玄箱では、繋いで普通に使われているようですので、一応実績の有るものとします。
- ポケコンのレベルコンバータ
- 転送レートが低いので、通信速度を上げた場合は不明。
- 未検証。机上では使えそうという話。
- USBへの変換。
- prolific PL-2303
- prolific PL-2313
レベルコンバート回路ならびに、レベルコンバータICを利用したもの。 †
- MAX232互換携帯電話シリアル接続ケーブルを使うのが最も簡単確実だと思います。◎ケータイ・エディ シリアル版 私はグラタンでケータイ・エディを動作確認(ログイン)しましたが持ってないVerも含め3種類存在するようです。(もっとあるかも) 注意するなり特攻するなりwして下さい。
1998年製でケーブルの途中にボックスがある:ADM232AARW
1998年製でボックスがなく、コネクタ内に仕込んである:ADM202EARW
1999年製でコネクタが分解できないモールド???(未確認) PDCピン; p1(9):GND、p6:TxD(PC→グラタン)、p7:RxD(PC←グラタン)、 p12:VCC:DTR?→DSR?(PC→グラタン:CT1) ○1つ目 GND:Serial(p1:茶・p9:緑)・Audio(p3:赤) RxD:PC→(p6:橙) TxD:PC←(p7:黄) VCC:PC→(p12:青) ○2つ目 GND:Serial(p1・p9:黒) RxD:PC→(p6:白) TxD:PC←(p7:赤) VCC:PC→(p12:緑) 引き出し線やPDCメスコネクタ等使っているのでVCCも結線しないと文字化けしました。直結ならVCCは結線しなくてもいいかもしれません。 -- 樺白?
USB-TTL変換を行うのもの。 †
添付ドライバが仮想COMポートかモデムかどうかの目安 †
(2006-11-24 (金) 23:44:01)
http://www.ktlink.jp/hlp/SupportCable.htm
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