█ 110Ge BIOS書き換え上の注意
110Geの、BIOS書き換え上の注意事項です。
- BIOSの書き換えには、必ずNECのサイトからダウンロードした (1.0.)0035/0037、
または、それをベースとした改造BIOSを使用する事。
- 次の場合に、オンボードNICを認識しなくなる現象が報告されています。
- 実機からダンプした BIOS、または、それをベースとした改造BIOSでの書き換え。
- GIGABYTE市販品の GA-5YASV-RH (1.0) 用 BIOS での書き換え。
- オンボードNICを認識しなくなった場合の現象
- BIOS の Server メニューで、MAC Address が ALL-0となる。
- OS (DOS/Windows) から、NICが見えなくなる。
- Phlash16.exe の強制書換オプション (/mode=3) 使用の有無とは関係無い。
- NECのサイトに公開された BIOS がベースの物での書き換えでは発生しない。
- 0032 → 0035、0035 → 0035K では発生しない。
- GIGABYTE市販品の GA-5YASV-RH (1.0) のBIOSに書き換えてしまった場合の注意事項。
- こちらのBIOS F1/F2を入れても動作はするが、メリットは無い。
- NEC製BIOSへの復旧時に、オンボードNICを認識しなくなる。
- FANの初期設定がSmartGuardian無効、Temp1/3のDiode/Thermistorが逆、(共にSpeedFanでの設定変更可能)等。
- LSI RAID である。(Intel RAID ではない)
- 注意: BIOSをF1/F2に入替えた場合、ジャンパ設定のMODEL_0/1/2 を 1-2/2-3/2-3 にしないと起動しない。(1-3-3-1 ビープ)
復旧時には、Mainメニュー → Advanced Processors Options の Processor Retest = [Yes] をしないとCPUを正しく認識しない。