█ BIOS改造によるCPU換装時の爆音対策
爆音対策 †
使用するツール †
手順 †
BIOSの改造は、自己責任でお願いします。
- BIOSイメージの保存
- AFUWIN で「Save」を押して BIOSイメージを amiboot.rom というファイル名で、起動可能なUSBメモリに保存(または AFUDOSを使用)。
- 更新失敗時のリカバリ用として保存しておく事。
- BIOSイメージには、機種名や個体毎のシリアル番号等が含まれているので、改造には該当個体からダンプした物を使用する事。
- AFUDOSなら「AFUDOS /oamiboot.rom」
- BIOSイメージの編集
- MMTOOLで「Load ROM」を押して読み込む。
- 「Extract」タブでModule ID:1B を 「In uncompressed form」 にチェックして適当な名前のファイルへ「Extract」を押して書き出す。
- 書き出したファイルをバイナリ・エディタで開き、「<Q><9><4><5><0>」 (0x49487) の文字列を 「<SP><C><P><U><SP>」 に、
または、「<SP><4><3><0>」 (0x49459) の文字列を 「<SP><C><P><U>」 に書き換える。
- CPU個別のプロセッサブランドストリングは、CPU-Zの「CPU」タブ「Specification」欄で確認可能。
先頭から「@」の直前までの48バイト。ここに「_CPU_」 (_はスペース) の文字列があれば適用可能。
- 他の方法として、「<E><7><2><0><0>」 (0x49493) の文字列をプロセッサブランドストリング中のCPU名に書き換える
(初期Core2系の場合、「<SP><4><3><0>」 (0x49459) の文字列を同中の英字無しCPU番号に書き換える) という方法も有る。
- Module 1B ファイルのバイト数を増減させない方が無難。
- 2つ目のCPUリストで、アドレス 0x49423 以降の部分の他の文字列を使用しても良いが、認識されない場合が有る。
- 編集したファイルを、MMTOOLの「Replace」タブで Module ID:1B として「Replace」を押して読み込む。
- 「Save ROM as」 を押して別のファイル名で保存する。
- BIOSイメージの書込み
- 別名で保存したROMファイルを AFUWIN または AFUDOS で書き換える。
- Boot Blockは書き換えない事を推奨。
NVRAM のプログラム、Destroy CMOS Checksumは忘れずに。
- AFUWINでは、「Setup」タブの「Block Option」で、「Boot Block」のチェックを外す。
「Main BIOS Image」と「NVRAM」のみにチェックを入れる。
「Setup」タブの「CMOS Option」で、「Destroy CMOS Checksum」にチェックを入れる。
- AFUDOSでは、「AFUDOS ROMFILE /P /N /C」
- 再起動
- BIOSの再設定を忘れずに。特にRAIDモードの変更。
更新失敗時のリカバリ †
- ブート可能なUSBメモリに amiboot.rom というファイル名でBIOSイメージを入れ、起動時に「CTRL + HOME」を連打する。
CPUマイクロコードの入れ替え †
- MMTOOLは使用せず、直接バイナリ・ファイルを編集し、マイクロコード部分を置き換える。
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