█ WMbiff
あ。 WindowMaker のソレとは違います。すみません紛らわしい名称つけちゃって...
WMbiff for W-ZERO3 †
以前のバージョンをご利用の方へ(2007/12/12) |
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2007年12月11日に行われた WILLCOM のメールサーバのメンテナンス以降、WMbiffを有効にしているとメール送信が行えなくなる不具合が発生します。 (「メールアドレスが間違っているか送信サーバの認証設定が間違っているため、送信できませんでした。」というエラーメッセージが表示されます。) この問題を修正した更新版を用意しましたので、お手数ですが上書きインストールを行ってください。(設定はそのまま引き継がれます) |
ダウンロードはこちら:
2006-12-12: updated
- WILLCOMサーバIP変更に伴いメールの送受信ができなくなっていた不具合を修正
- サーバIPの更新に追従できていなかった不具合を修正
WS003SH/WS004SH以外での利用に関する補足 †
W-ZERO3[es](WS007SH) および Advanced/W-ZERO3[es](WS011SH) で WMbiff を利用する場合は、設定→個人用→電話→データ通信より通信中着信を OFF にする必要があります。(つまり、 WMbiff を用いることで「メール着信に伴う通信切断」を回避することはできますが、代わりに通信中の通話着信・ライトメール着信を受けることができなくなります。)
WMbiffとは †
W-ZERO3 で暇なときにWeb見てたりすると、ついつい友達からのメールを受け損ねたりしますね。そういうのを防ぐためのツールというか workaround. ネット接続中でもメール着てないかどうか確認して、着てたらいつも通りに受信させます。割としょうもない。
てかそのぐらい標準機能にしてくれよ頼むよ!
とりあえず書いてみたので晒し。とりあえずなのでまだテスト版。気を紛らわせるためともいう。
2006-06-09 に W-ZERO3 総合73【WS003SH WILLCOM】スレで晒しました
主な機能
- CLUB AIR-EDGE を利用したパケット通信中 (Web中など) でもメールを自動受信します
- 通信中のみ自動起動して常駐させることが可能です
- 無線 LAN 接続中でもメールを受信できるようになんとか手助けします
掲載履歴
解説 †
以下、 読んで.txt より。
インストールとアンインストール †
- インストールは、同梱の CAB ファイルを W-ZERO3 へコピーし、実行することで行えます。
- インストール先はデバイスを選択してください。
- 初回インストール時は POPID とパスワードの設定 を行ってください。
- また, ネットワーク接続時に自動起動する設定 を同設定ツールで行ってください
- アンインストールは、「スタート→設定→システム→プログラムの削除」より "nothing.sh WMbiff" を削除してください。
設定について †
WMbiff を使用する前に、サーバへのログインに必要な ID とパスワードを手動で設定する必要があります。
「スタート→プログラム→ WMbiff Setting 」を起動し、設定を行ってください。
POPID欄に入力できない場合: 確認してみたんですが、どうもSIPだと「かな」or「カナ」なら入力できて「半角・英数」で入力できないという状況になるようです。キーボード入力は問題ありません。よく分かんないんですが次でなんとかします。
- POPIDとパスワードは、
"オンラインサインアップ → 詳細設定 → 1. 現在の設定の確認"
の、下の方にある、
◆パソコンやPDAの設定
POPID:
xxxxxxxxxxxx
パスワード:
xxxxxxxxxxxx
がそれです。
チェック間隔の設定(2006-06-10から)
- 標準では 60 秒に 1 回チェックを行うようにしていますが、任意の時間 (30〜600秒) を設定することもできます。
自動起動の設定 (推奨設定)
- ネットワーク接続時に自動的に WMbiff が起動するように設定することをおすすめします。設定ボタンを押すことで設定できます。
やってること †
約60秒(変更可能)に1回ぐらいのペースで以下を繰り返します
- ネット接続してないかなー、とチェック(CLUB AIR-EDGE のみ対象)
- 接続してたら bpop3.pdx.ne.jp にメール無いか問い合わせ
- メールがあったらレジストリ設定 (Status15 = 1) して受信を促す
基本的にCPUもメモリもできるだけ食わない方向で作ってます。ので常に常駐させても問題ないはず。
workaround for Wireless LAN (2006-06-13) †
WMbiff を起動中は、無線LAN接続 + CLUB AIR-EDGE 接続での pdx メール受信が可能になります。
一応、事前に無線 LAN と CLUB AIR-EDGE に接続した状態から送受信を行う場合は、問題なく行えると思います。
で、ここからがだいぶ怪しいのですが。
※かなり人柱実装なので動かなかったらごめんね
無線 LAN のみ接続中でも、 W-ZERO3 が「メール受信」動作に入ったとき WMbiff は CLUB AIR-EDGE へ自動接続します。
このとき、標準のメール (tmail.exe) が起動していなければうまくいくのですが、既に tmail.exe が起動している場合、うまくいきません。(既に受信動作に入っているところに割り込みできないので)
どうも受信されない、という場合は、メールソフトのメニューから、一度送受信を中止した後、再度送受信してみてください。
なお、このとき、受信が完了すると自動的に CLUB AIR-EDGE から切断します。
このメールの送受信動作部分に関しては、どうしたもんか。うーん。
※この workaround は現在人柱向けの「とりあえず動く」段階です
PPP接続を検知すると、名前解決のためのレジストリエントリ追加と、
この IP へのアクセスを W-SIM 接続へ向けるルートの追加を行っています
現時点で、以下の前提制約があります
・ {bpop3,bsmtp}.pdx.ne.jp が同一 IP であること
注意 †
- W-ZERO3 以外だと意味がないです
- W-SIM 接続のみ有効です
- "CLUB AIR-EDGE" 接続しか見ません。他の設定は out of 眼中
- 無通信切断ツール使ってる時は、閾値を256バイト/秒程度にすれば大丈夫だと思います
- Pocket PC のアプリとか書くの初めてです
参考にしたもの †
・SendNow (ももそふと。さん)
・disconnect (ホーミンさん)
・Windows Mobile Version 5.0 SDK Documentation
更新履歴 †
- 2006-06-09 alpha
- 2006-06-10 alpha
- エラーダイアログ表示の抑止
- 接続失敗後、チェックが停止してしまう不具合の修正
- チェック間隔を指定可能に(標準:60秒)
- 2006-06-13 alpha
- メールチェック機構の改変 (ちょっと安定)
- 各種イベント受信機構の追加
- 接続時自動起動機構の追加 (常に常駐する必要がなくなりました)
- 無線LAN接続時も受信できるようにする workaround (不完全)
- 認証エラーメッセージは初回だけ出すようにしました
- 2006-06-25 alpha
- メールをサーバに溜め込む設定でもちゃんと検知できるように
- 自動起動設定時、無線LAN切断で終了しなかったのを修正
- 2006-07-02 beta
- 希にメールがないのに受信動作を繰り返してしまうバグを修正
- 設定GUIとインストーラがつきました
- 大きな不具合はなくなったのでとりあえず beta に昇格
今後 †
- 無線LAN中の workaround は、なんだかとっても不毛なので微妙にやる気がないです。
- 実装のブラッシュアップ
リソースでアイコン含んでるので EXE サイズ自体はこれ以上減らないと思います。
- ActiveSync中の受信はいろんな事情から難しいと思います
ちなみに、ライトメール・電話着信は全然別世界のお話なので無理です
作った人 †
http://nothing.sh の中の人
コメント †