█ NEC Express5800/S70
目次 †
始めに †
NEC Express5800/S70 まとめページ
NEC Express5800/S70 に関する技術情報、及びユーザーによる稼動報告のまとめWikiサイトです。
基本的な技術情報から、数々の裏技まで網羅しています。
公式サイト †
NEC 8番街 Express5800/S70
公式ドキュメント・リンク
2chスレッド †
Express5800 2chスレッド
情報 †
History †
- S70 (X38 / ICH9R, LGA775, Max FSB=1333MHz, DDR2-800)
- 販売開始: 2008年7月23日 (NEC 得選街での販売開始)
- 当初価格: ¥73,290- (税込、NEC 得選街での販売価格)
- キャンペーン価格(08/7/23〜08/10/31): ¥36,540- (税込、NEC 得選街での販売価格)
- 数量限定価格(08/11/22〜、限定20台): ¥29,400- (税込、NEC 得選街での販売価格)
- 販売終了: 2008年 12月 8日 (NEC 得選街にて完売)
- 最終価格: ¥73,290- (税込、NEC 得選街での販売価格)
Hardware †
仕様 †
| NEC S70 |
---|
フォームファクタ | ATX タワー |
電源 | 380W TG-6380 |
CPUソケット | LGA775 |
対応CPU(非公式) | 1333MHz Core 2 Quad まで対応 |
チップセット | インテル X38 / ICH9R |
IDEコントローラ | JMicron JMB368 |
Super I/O | SMSC SCH5017-NW |
PLLチップ | ICS 9LPRS910BKL (ボード毎に要確認) |
内蔵RAID機能 | SATA接続:RAID 0/1/10 (非公式) |
内蔵HDD | SATA接続:1.5TB (500GB×3) SATA接続:5TB (1TB×5 非公式) |
メインメモリ(最大) | 8GB |
メモリタイプ | PC2-6400 ECC-SDRAM |
nonECCメモリ使用(非公式) | 可 ECC混在不可 |
オンボードVGA | 無し |
PCI-Expressスロット | x16 x2 |
PCI Express x16 ビデオカード増設 | そのまま取付けOK nVIDIA GF8400GS (256MB) 標準搭載 換装/増設が可能 |
PCIスロット | 2 |
PCIスロット仕様 | PCI 2.3 (5V) |
SATAポート | 5 |
IDEポート | 1 |
FDDポート | 1 |
シリアルポート | 背面 2 |
パラレルポート | 背面 1 |
USBポート数 | 背面2.0 x 4 前面2.0 x 2 |
ネットワーク コントローラ | Intel PRO/1000 PL |
LAN | Intel 82566DM-2 Gigabit |
内蔵サウンド | Realtek ALC888 HD-Audio |
5.25inchベイ数 | 2 |
3.5inchベイ数 | 2 |
3.5inch HDD内蔵ベイ数 | 3 |
HDD内蔵用 | S-ATAケーブル:1本 (両I x 1) 電源コネクタ:4 増設用のネジは無い |
キーボード&マウス インターフェイス | PS/2 |
外形寸法(H×W×D mm) | 448×173×453 |
全般 †
Case/電源/FAN †
- 電源について、仕様上は1次側の最大消費電力の記載で 510VA/495W (力率=97%) となっているが、110Gd/110Ge と同一モデルであり、2次側の最大供給可能電力は 380W (変換効率=77%) である。
110Gd/Ge,S70 共通のCase/電源/FANの情報はこちら
Mother Board †
- MicroATXマザーボードで、MSI社製 MS-9657 のOEMカスタマイズ品。
- プリント基板の中央のFCC表示部に「MICRO-STAR」、最上部に「MS-9657 VER:1.0」のシルク印刷有り。
- 「COMPUTEX TAIPEI 2007」の展示品から、PLL周り変更、一部電解コンが固体コン/一部裸コイルがBOX品に部品変更されている。
- メーカー向けOEM品であり、市販はされていない。
- Express 5800/53Xe, 54Xf, 54Cc 等のワークステーションと同一のボードと推測される。
- BIOSは、NEC専用にカスタマイズされている。
- 現在報告の有る最新BIOSリビジョンは、6.0.0021。
- NECのサイトに公開されている最新BIOSリビジョンは、6.0.0019 (45nm品対応)。
- TPM (Trusted Platform Module) 対応。
- VID電圧は、4相PWM制御。
- 温度モニタ機能有り。
- Temp1/2/3は、SCH5017+外付けダイオードによる計測値2つと、SCH5017内蔵の温度センサによる計測値1つを示している。
- Temp1 ???: SCH5017内蔵の温度センサの温度。そこそこ正確。
- Temp2 ???: ??? 付近に設置されたサーマル・ダイオードの温度。そこそこ正確。
- Temp3 ???: CPU内蔵のサーマル・ダイオードの温度。
- 65nmテクノロジ品CPUの場合、誤差は最大で20度近くありそう。
- 45nmテクノロジ品CPUには、サーマル・ダイオードは内蔵されていない。
- Core0(/1/2/3)の値は、CPU内蔵のDTS (Digital Thermal Sensors) の値で、工場出荷時にキャリブレーションされている。
- 65nmテクノロジ品の値はそこそこ正確だが、45nmテクノロジ品の値は誤差が大きく相対値のみ意味を持つ。
- 但し、計測ソフトウエアがCPU内の補正値を読み出して計算しないと、正しい値は表示されない。
- 注意: SpeedFanでは、4.34以降でないと正しい値が表示されない。
110Gd/Ge,S70共通の、BIOS書換え/バックアップ・ツール、BIOS破損時の復旧方法はこちら
ジャンパ・スイッチ設定
CPU †
CPUの選択
- 出荷時構成で選択可能なCPUは、Intel Pentium DualCore E2160(1.8GHz) のみ。
- LGA775を採用したFSB=800MHz/1066MHz/1333MHzのCPUであれば換装可能。
- 45nm品に対応。
- Core Micro Architecture のみ対応。NetBurst Micro Architecture には非対応。
- FSB=533MHzのCPUには非対応。
- FSB 800/1066MHzのCPUに対し、BSEL modでFSB 1066/1333MHz動作が可能(CPUが追従すれば)。当wiki内オーバークロックの項参照。
- EIST には非対応(仕様上に非対応の記載有り、BIOS には設定項目が無い)。
- X38 チップセットには、EIST の不具合が有ると言われている。
- VT については、仕様上は非対応の記載だが、BIOS上には設定項目が有るので、対応しているCPUに換装すれば使用可能と思われる。
110Gd/Ge,S70共通の、BIOSでのCPU設定項目/マイクロコード関連情報/CPU換装時のTipsはこちら
S70 ユーザーによるBIOSバージョン毎のCPU動作報告はこちら
S70 BIOS解析によるバージョン毎CPU対応一覧はこちら
オーバークロック †
110Gd/Ge/S70/S70(SD)共通の、オーバークロックの情報はこちら
S70 BSEL modによる動作報告はこちら
Memory †
- 出荷時最小構成は 512MB DDR2 PC2-6400 (DDR2-800) ECC Unbuffered メモリ1枚。
- ECCメモリのみ公式サポート。しかしユーザよりnon-ECCが使用可能という報告多数。
- ECC有無混載は不可。
- しかし世の中には、ECCメモリの SPD EEPROMを(Dell SC420で)書き換えてnon-ECC化し、混載している猛者も居る。(SPDTool)
- メモリを換装した直後には、一旦BIOSのメモリ設定をクリアをしないと正しく認識されない。
- Advancedメニューの「Reset Configuration Data」= [Yes]
- メモリ換装時には、MEMTEST86+ による動作確認を推奨。
- X38が公式サポートするメモリは、PC2-6400 (DDR2-800), PC2-5300 (DDR2-667) だが、PC2-6400を使用した方が高周波数動作。
- PC2-4200 (DDR2-533) は使用不可。
- PC2-6400 (DDR2-800) 以上のメモリは、どれを使用しても動作周波数に変わりは無い。CLは機種次第。
- X38が公式サポートするDIMMの容量とチップのビット幅×個数は次の通り。
- 2GB: 両面 8bit 16pcs (8pcs x2) / 18pcs (9pcs x2)
- 1GB: 両面 8bit 16pcs (8pcs x2) / 18pcs (9pcs x2)、片面 8bit 8pcs / 9pcs
- 512MB: 片面 8bit 8pcs / 9pcs、片面 16bit 4pcs
- 256MB: 片面 16bit 4pcs
- 4GB以上のメモリを搭載すると、一部のメモリで、Radeon HD 4550/4670 等搭載のVGAカードと相性問題が出る場合が有る。
- 4-2-3-3 ビープ (Extended Block Move) で起動しない。
- MSI製 GeForce 7900GS/8400GS 搭載のVGAカードでは問題無し。
- 110Gd/Ge,S70共通の、メモリ・ホール補完機能 (Memory Reclaim機能) (HW-DEP) の情報はこちら
S70 Memory動作報告はこちら
HDD・3.5インチベイ †
FDD・3.5インチベイ †
- 標準搭載の内蔵FDDは、仕様上は2モード(720KB/1.44MB)対応。
- 「ALPS DF354N120N」(3モード対応)などのOEM品。
光学ドライブ・5インチベイ †
- 標準搭載はATAPIの DVD Super MULTI (DVD:6倍速以上,最大16倍速、CD:17倍速以上,最大40倍速)
- ICH9RのPCI Express x1 経由で、JMicron製 JMB368 PATA Host Controller 接続
- パナソニック コミュニケーションズ製の Super MULTI ドライブ SW-9590-C のOEM品搭載報告多数。
- Firmware見えは「MATSHITA DVD-RAM SW-9590A」として表示される。
- 現在報告の有る Firmware Revision は、X100。
- OEM品なので、フロント・ベゼルの外観やFirmware等が標準品とは異なる。
- 仕様上は DVD Super MULTI と記載されているが、110Ge 搭載の DVD-RAM と同一モデルである。
- ライティングソフト未添付。
- DVD-RAM ドライバーは、パナソニック コミュニケーションズのサイトからダウンロード可能。
VGA †
- PCI Express x16 slot #1 に、nVIDIA GeForce 8400GS 搭載VGAカードを標準実装。
- MSI製 NX8400GS-TD256E (MSI Part No: MS-V074-170) の改版品で、N8400GS-TD256 (MSI Part No: MS-V116-170)
- ヒートシンク・ファンの中央にMSIのロゴ有り。
- プリント基板の最上部に「V116 VER:2.1」のシルク印刷有り。(「V074 VER:1.1」ではない。)
- 市販品だが、日本では未発売。 (市販品ズーム写真サイト)
- コア周波数: 450MHz
- ビデオRAM: 256MB GDDR2 800MHz
- RAMDAC: 400MHz
- 最大グラフィック解像度(公式): 1,600 x 1,200 (1,677万色)
- 最大グラフィック解像度(非公式): 2,048 x 1,536 (85Hz)
- 出力ポート: アナログRGBポート(ミニD-Sub15ピン) x1 (フラットケーブル接続) 、DVI-Iポート x1、TV-Outポート x1
- 付属品: DVI-to-アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)変換アダプタ x1
- S/PDIF 入力用ピンヘッダ (SPDIF_I) 有り。
- HDTV Support 有り (DVI-to-HDMI アダプタと、VGAカード上のピンヘッダへ音源からの S/PDIF 入力が必要)。
- 背面パネルが準備出来れば、ロープロファイル化が可能。
- PCI Express x16カードの換装 (Slot #1) /増設 (Slot #3) が可能。
- 但し、電源にはPCI Expressビデオカード用6ピン/8ピン電源コネクタは無い。
- 6ピンへの電源変換ケーブルには、Ainex PX-001A、ValueWave PCS-46 等が使用可能。
これらを使用する場合、電源側の MOLEX 4ピンコネクタは、別系統のケーブルから使用するのが良い。
- ATI製チップ搭載カードへの換装による、CrossFireX (2枚) での動作が可能。
- グラボが動かないとき
NEC Express5800 110Gd/110Ge/S70/GT110a・b 27鯖目
325 :不明なデバイスさん:2010/06/06(日) 20:59:25 ID:b/qecCE8
S70でグラボが動かないと言ってる奴のために、おいらも書いておこう。
もしデフォのゲフォ8は動いているのなら、下記の手順を踏めばたいがい動作させられる。
①ゲフォ8装備のままECCメモリ512MBを1枚だけ刺して起動→BIOSでメモリ確認してSAVE→4秒押しで電源断→ACをいっぺん引っこ抜く。
②新グラボを装備して起動すれば絵が出る→BIOS確認→4秒押しで電源断
③ECCメモリ512MBを取り外して本番メモリを1枚だけ追加して起動→BIOS確認→4秒押しで電源断
④本番メモリを1枚づつ追加しては再起動を繰り返す
⑤オワリ
S70 ユーザーによるVGAカード動作報告はこちら
キーボード †
- PS/2接続。109(112)キーボード。Chicony社OEM、型番:KB-3920。(NEC型番:N8052-FS07)
- SMSC 社のSuperI/Oチップ SCH5017 経由で接続されている。
- BIOSでの無効化は不可能で、IRQ1を占有。(ICH9Rの仕様の為)
- PS/2の代替にUSBキーボードを使用しても、ブート/BIOSの起動/F8キーによるセーフモードの起動は、可能。
- 但し、USBキーボードの機種によっては、F8キーによるセーフモード起動が出来ない物も有り。
S70 ユーザーによるPC切替器 (CPU切替器,KVM) 動作報告はこちら
マウス †
- PS/2接続。スクロール機能付き2ボタンボールマウス。Logitech社OEM、型番:M-SBJ96。(NEC型番:N8052-FS05A)
- SMSC 社のSuperI/Oチップ SCH5017 経由で接続されている。
USB †
- USB2.0の High Speed をサポート。BIOSでUSB1.1の Full Speed にダウン可能。
- 6ポート共全てICH9R接続であり、基本的には同機能。
- 違いが有るとすれば、基板上の引き回し、コネクタ部でのインピーダンス(差動90Ω)不整合、ケーブルでの反射等。
- USB接続デバイスで動作不良が発生した場合、挿すポートを変更したり、ケーブルを変更(一般的には、短い物が良い)したりすると動作する場合がある。
Sound †
- オンボードサウンドは、Realtek ALC888。
- インテル® High Definition Audio 準拠。
- フロントファンの上部にモノラルスピーカーを内蔵。
- 背面入出力: ライン出力端子(ヘッドフォン端子兼用) x1、マイク入力端子 x1、ライン入力端子 x1
- マザーボード上にフロントパネル用オーディオ・ピンヘッダ (JAUD2) 有り。
Pin No. | Signal Name | Pin No. | Signal Name |
1 | | 2 | |
3 | | 4 | |
5 | | 6 | |
7 | | 8 | |
9 | | 10 | |
11 | | 12 | Key (No Pin) |
- マザーボード上に、前面に接続されたスピーカー端子とは別に、スピーカー用ピンヘッダ (JSPKR1) 有り。
LAN †
- Intel 82566DM-2 (Intel PRO/1000 PL) を搭載(内部ICH9R経由PCI Express x1接続)、GigabitEther対応。
- Device IDは、10BDh (82566DM-2, ICH9_IGP_AMT) である。104Ah (82566DM, ICH8_IGP_AMT) ではない。
- Linux用ドライバは、e1000e。
- Wake On LAN / PXEブート対応。
PCI-E x16 slot (#1, #3) †
- PCI-Express x16 スロット x2 (最小構成時は空き1つ)
- PCI Express 2.0 (Gen 2) 対応。
- 2スロットとも、MCH (X38) に接続されている。
- 動作中の任意のカードが、何レーン使用しているかは、次の様なソフトで観測可能。
- 動作中のビデオカードが、何レーン使用しているかは、次の様なソフトで観測可能。
- Slot #1 の Device ID は 29E1h、Slot #3 の Device IDは 29E9h。
S70 PCIe x16 slot (#1, #3) 動作報告はこちら
PCI slots (#2, #4) †
110Gd/Ge/S70/S70(SD)共通の、PCIスロットの情報はこちら
S70 PCIカード動作報告はこちら
割込み (IRQ) †
- IRQの割当は、BIOS 6.0.0019 で「Load Setup Defaults」を実施した直後に確認すると次の通り。
- ユーザーズガイドの95頁の記載とは若干異なっている。
IRQ | 周辺機器(コントローラ) | 予約 | 入替可能 | BIOSでの開放可否 |
0 | システムタイマ | | | 不可(固定) |
1 | PS/2キーボード | | | 不可(固定) |
2 | カスケード接続(ICH9Rの仕様) | | | 不可(固定) |
3 | COM B シリアルポート | | COM A シリアルポート | 可 |
4 | COM A シリアルポート | | COM B シリアルポート | 可 |
5 | − | | (パラレルポート) | |
6 | フロッピーディスク | | | 可 |
7 | (パラレルポート) | | | 可 |
8 | リアルタイムクロック | | | 不可(固定) |
9 | − | Microsoft ACPI-Compliant System | | |
10 | Intel® 82801I (ICH9 Family) SMBus Controller - 2930 | | | 不可 |
11 | − | | | |
12 | PS/2マウス | | | 可 |
13 | 数値演算プロセッサ | | | 不可(固定) |
14 | − | プライマリSATA (PATA互換モード) | | 15と連動 |
15 | − | セカンダリSATA (PATA互換モード) | | 14と連動 |
- PCIスロットにカードを増設して割込みが競合する場合には、上表を参考に、カード側の設定を変更するか、BIOS設定を変更する。
- パラレルポートは、BIOS上で有効に設定しても、Windows Vista上で見るとIRQがアサインされていない。
- ACPIについては、当wiki内ACPIの項を参照。
- BIOSでの、各周辺機器のIRQ割当/開放設定は、次の項目にて行う。
各機器の有効/無効設定が、そのままIRQの割当/開放設定となる。
- フロッピーディスク: Mainメニューの「Legacy Floppy A」
- COM Aシリアルポート: Advancedメニューの「Peripheral Configuration」 → 「Serial Port A」
- COM Bシリアルポート: Advancedメニューの「Peripheral Configuration」 → 「Serial Port B」
- パラレルポート: Advancedメニューの「Peripheral Configuration」 → 「Parallel Port」
- PS/2マウス: Advancedメニューの「Peripheral Configuration」 → 「PS/2 Mouse」
- プライマリSATA/セカンダリSATA: Advancedメニューの「Peripheral Configuration」 → 「Serial ATA」 → 「Native Mode Operation」
省電力設定 (ACPI) †
- スタンバイは、S1 (Sleep) ステートを使用するか S3 (Suspend-To-RAM) ステートを使用するかを BIOS で選択する。
- BIOSでの設定は、Advanceメニューの「ACPI Suspend Type」
- S4 (Suspend-To-Disk) ステート(Windowsの休止状態)に対応。
- Windows XPでは、標準インストール+添付CD内ドライバ使用で、インストール直後より使用可能。
- Windows Vistaでは、インストール後に、管理者として実行したコマンドプロンプトから「powercfg /hibernate on」実行で使用可能となる。
- S5 (Power Off) ステートからの Wake On LAN / Wake On Ring が可能。Wake On RTC Alarmはメニューに無い。
- BIOSでの設定は、Advancedメニューの「Advanced Chipset Control」
- Windows Vista上では、IRQ9に「Microsoft ACPI-Compliant System」の割込みが割り当てられていないが、動作している。
Software (Operating System, Driver) , Document †
Operating System †
- S70にてNECが動作を確認しているOS(サポートは無い)
- Red Hat Enterprise Linux 5.2 (x86): Kernel 2.6.18-92.el5
- Red Hat Enterprise Linux ES 4.6 (x86): Kernel 2.6.9-67.EL
- CentOS 5.2 (i386): Kernel 2.6.18-92.el5
- CentOS 4.6 (i386): Kernel 2.6.9-67.EL
- Fedora 9 (x86): Kernel 2.6.25-14.fc9
- Fedora 8 (x86): Kernel 2.6.23.1-42.fc8
- SUSE Linux Enterprise Server 10 SP2 (x86): Kernel 2.6.16.60-0.21
- Debian 4.0r3 (i386): Kernel 2.6.18-6-686
- Ubuntu 8.04 LTS Server Edition (32bit): Kernel 2.6.24-16-server
- (参考)5800/53XeにてNECが公式サポートするOS
- Windows Vista Business (x86)
- Windows Vista Business (X64)
- Windows XP Professional (x86): SLP-String = 'NEC_Product'
- Windows XP Professional (X64): SLP-String = 'NEC_Product'
S70 Userによる稼動報告があるOSはこちら
Software , Document †
- Drivers
チップ・ソフトウェア製造元ドライバへのリンク
- BIOS
更新内容、方法等はリンク先で確認の上自己責任でどうぞ。
各種トラブル情報 †
その他 †
- NEC得選街で購入する時の注意事項
- 個人でも購入可能だが、元が法人向けサイトの為、個人の購入者は次の3点を了解すること。
(1) クーリング・オフ制度が無い。
(2) 入金後のオーダー変更は、オプション含め、対応不可。
(3) 価格にはリサイクル料を含まない。廃棄時に購入者が要負担。
- ク-プンを利用すると、5%引きとなる。(IEで利用すること。FireFoxでは利用不可。)
- 割引後の価格は、タウンパスポートの「見積り書発行」画面まで辿り着くと初めてご確認いただけます。
- NECのサポート窓口 (無償) はこちら
- 上記リンクより、「Express5800シリーズ(Gモデル、600シリーズ除く)サポート内容」へ。
- NEC Express 5800/S70 FL Model NB8-S728DMZC2 シリアル番号 9Z004621A
CPU Core 2 Duo 7400です.このCore2Duoは2種類あります.1つはVT有効なSLGW3.
このモデルはVT有効なものでした. Windows 2008 ServerであっさりHyper Vが有効になったようです.
Link †
Wiki内のサブ・ページ †
当Wiki内
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コメント †
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